警備業セキュリティフェアを視察して感じたこと
1. 昨日、宮城県警備業協会主催の「2018 警備業セキュリティフェア」の視察のため仙台まで行った。
フェイスブックで知り合った宮城県警備業協会青年部の方の招待を受けてのものだった。
とはいえ、実態はフォーマルなものじゃなくフェイスブック友達がやってるイベントを見に行ったという軽い感じ。
そもそもその方とフェイスブック友達になったのも、ネットで面白そうな教育をしている警備会社を適当に検索していたところ、英会話や女子プロにシゴかれるような教育をしている会社を見つけ、その動画をシェアしたことがきっかけだった。
彼に限らず、あと1名の青年部の方ともフェイスブック友達になったが、その方も面白いアプローチの投稿だった。
2. こういった方々だったので、彼らが日本の警備業で初めての警備ファッションショーを行なっていると聞いた時、きっと面白いものなんだろうなあと思っていた。
そんな矢先、警備業セキュリティフェアの招待を受けることとなった。
このイベントの中のプログラムの一環として警備ファッションショーが行われる。
結果から言えば見に行ってよかった。
現役の警備員がモデルのファッションショーとは思えない程、みなさんはかっこよく、そして自信に溢れていた。
きっとこのファッションショーに参加された警備員のみなさんのモチベーションはものすごく上がるんだろうなあ。
この前、アルダファやマズローの欲求理論について述べたように、人はかならず承認欲求を持っている。
でもそれを満たすのが極めて困難な業種が警備業。
しかもタチが悪いのは、それが従業員である警備員のみならず、経営者にも多いということ。
だから締まりな悪い集団になり、それが個々の現場での外見やパフォーマンスにも反映される。
だからこういったカッコいいショーを仙台のど真ん中で行い、皆にカッコいいと思ってもらうことはやる方もやる気になるし、それを見る経営者も誇りが持てる。
自社でもこういった多くの人に見て、承認してもらう機会をなんとかして作れたらと思う。
3. あと、最後に宮城県警備業協会の千葉会長様とお話しする機会があったが、警備員に自分の意見を言ってもらうことが大切だという話が印象的だった。
つまり、警備員の待遇を上げたうえで、主体的な参加意識を持ってもらうことがいろんな意味の改善につながるのだと思う。
4. 今回の交流はフェイスブック上のやりとりから実現したもの。
でももっとこういった型に縛られない情報交換が生まれれば、本当の意味でのイノベーションにつながっていくのではないかと感じた昨日でした。
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