みんな特別なオンリー1

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昨夜、すき家で晩ご飯を食べていたらSMAPの「世界に一つだけの花」が流れていた。

ナンバー1にならなくていい。もともと特別なオンリー1🎶

僕はこの歌が嫌いだった。こんな競争社会でナンバー1の立場にあるSMAPがナンバー1にならなくていいって苦笑。

でも多分そういうことじゃないんだろうなあ。

要は比較する相手を他人から自分自身にしろってことなんだろう。

人と比較して勝とうとすると必要以上に自分を大きく見せようとして、いつしかそのためについたウソや虚像にしばられてしまう。

そのウソや虚像を守るために、失敗を失敗と認める事ができにくくなり、成長できなくなる。

のみならず、相手を出し抜くために彼の良い所を見ようとせず、否定から入ったり、揚げ足を取ったり、アラを探したり、また良い所を悪いと屁理屈でもって価値の転換を図るようになる。その結果、相手から愛想をつかされ孤立することになり、やはり成長の機会をなくすことになる。

なぜ、そんなマイナスを引き起こす他人との比較をするかといえば他人に勝つ事で安心したいから。なぜ、安心したいかというと、不安だから。なぜ不安かというと、自分に自信がないから。なぜ自分に自信がないかというと、自分を信じることができないから。なぜ自分を信じる事ができないかというと欠点だらけの自分自身を受け入れられないから。

完璧なだれかであらねばならないという強迫観念、そうなれない自己嫌悪。それが他人との比較の大きな原因。

でも神様でない限り、完璧なもの等存在しない。

所詮優劣なんて相対的なものにすぎないのだから、まずは情けない部分や弱い部分も含めて今の自分を受け入れることから始める。

ミスチルも歌うように誰の真似もすんな。君は君でいい。生きるためのレシピなんてないってやつだ。

その上で、昨日より今日、今日より明日、というように比較の対象を自分自身に持っていく。

そう考えると、相手に対するスタンスも変わる。

他人を蹴落とすことより自分の成長に目がいくから、無駄に自分をよくみせることがどうでもいいと思えるようになる。

そうなると成長のきっかけとなる失敗を受け入れられるようになり、自分を高めてくれる相手の良さを素直に認められるようになる。

そうなれば成長し、いい仲間にもめぐまれるようになる。

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会社組織上、立場が違うからある程度は上下関係はあれど職場から離れれば一人の個人。そんなそれぞれ自分の成長のための道がある。

職場はそれぞれの成長のための手段としての場だと思う。

ウチの隊員には各職場をそういう互いを高め合う場にしてもらいたいと思う。





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