火の用心の神様から学んだ事
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観光地の山だからといって油断は禁物。
今日、火の用心で有名な愛宕神社の総本山のある京都の愛宕山に登山した。
雨の中の登山だったこと、観光地ということもあったのか、多少舐めていた事もあり、雨なのに火の神様の逆鱗にふれて、思いの他苦戦した。
しょっぱなから思ったより急斜面で思いの他、体力の消耗が激しい。あと事前のリサーチが不十分だったせいか、山頂を探すのに苦労した。
そうこうしているうちに雨が激しくなり、帰りの予定コースだった川の多い月輪寺コースで帰ることを断念せざるをえなくなった。
こういう時はあまりリスキーなことはしない方がいい。
でもその判断が難しい。
せっかく朝早く起きてここまできたのにいきたかったところを断念するつらさ。あそこにも行きたい。ここにも行きたい。でもいけない…。
でもそういうときこそ、目的に沿った優先順位の大切さが出てくるのだと思う。
今回の目的は2つ。山に登る事と愛宕神社でウチの隊員の防火業務の無事を祈る事。
一応目的は達成できた。それをもってよしとしなければいけない。
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こういった時に最低限の目的を達成できたことで良しとするメンタリティは何も登山だけに限らずあらゆることに言えると思う。
警備業務においても、いざという時、お客様の経済的な利益とお客様・ユーザー様の安全のどちらを優先すべきかと言う問題は当然でてくる。
そのときに全部守れるならそうするに越したことはないが、選択すべきときには当然お客様・ユーザー様の安全の方を優先すべき。
だって警備業者だから。
当たり前かもしれないが隊員の方には、そういった「火の用心」を大切にする気持ちで職務に励んでもらいたいと思う。
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