「清志郎」に近づくために

1. 昨日、YouTubeでタイマーズの「偽善者」を聴いた。

ぶっとんでるなあ。やはり忌野清志郎はパンクであり真のロッカー。根本的に反骨精神そのもの。どこか高杉晋作に通じるものがあるというか。少なくとも反体制を気取って目の前のアメほしさに反対のための反対ばかりするフェイク達では絶対にかなわない。

そして清志郎ほどじゃないにせよどんな会社にも他にはない固有の強みはあるはず。

2.  そんな強みを探すツールの1つが3C分析と呼ばれるもの。

3C分析は顧客(Customer),自社(Company),競合(Competitor)の観点から企業を取り巻く環境を分析するツール。

主に業界内部や会社内部といった内部環境を対象としており、SWOT分析でいえば自社の強み、弱みにあたり、その部分をより詳しく分析するツールといったイメージ。

まず、市場の規模や成長性や顧客のニーズや消費行動といった顧客(Customer)の部分と競合の対象や特徴、参入・代替の脅威、業界ポジションといった競合(Competitor)の部分を分析した上で、自社の経営資源等における強み・弱みを分析して把握するという形をとる。

そして、この分析や5フォース分析による内部環境分析と前のべたPEST分析による外部環境分析を活用することにより、深いSWOT分析が可能となり、会社にとってのKFS(成功要因)が導きだされる流れとなる。

3.  ここでのポイントは特に自社のような中小企業では自らの強み立ち位置を知るための分析であって、顧客や競合にとらわれるためのものではないということ。

でも多くの会社が競合や顧客にとらわれるあまり、価格競争に持ち込み、ジリ貧の方向に進んでしまう。それではレッドオーシャンの道まっしぐら。

やはり、相手を知ることで自分固有の立ち位置を知り、その上でやるべきことをやることが大切。

これがブルーオーシャンの道であり、つまりは「清志郎」の道と言う事なんだろうと思う。




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