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六甲山脈を縦走するGW②

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六甲山脈縦走路第2弾ということで、昨日、宝塚〜六甲ガーデンテラスまで縦走した。

阪急宝塚駅から南へ下り、甲子園大学脇の急な通路をへて塩尾寺横の東六甲縦走路登山口に到着。

通路としては岩倉山、大谷乗越、太平山、水無山をへて六甲山頂付近の一軒茶屋に至るまでの道路をひらすら歩き、山頂に到着。その後、摩耶山方面の六甲ガーデンテラスまで歩いて、バス、ケーブル等を乗り継いで阪急六甲駅に到着というルート。

ひたすら長く単調な山道を歩き続け、道路に出て山頂を目指すという感じ。

前日ジムでハッスルしすぎたせいか、足が重い。
トレイルランの兄ちゃんのみならず、おっちゃんにまで追い越された時は正直ヘコんだ(自分もまたおっちゃんなのだが笑)。

それでもあまり寄り道しなかったせいか、3時間20分程で六甲山頂に到着し、ガーデンテラスまでも4時間もかからなかった。

正直、六甲山頂についた時、今日の最低限の目的は達成されたということで、そのまま有馬温泉に行くかどうか迷った。
体も程よく疲れていたし、前回の金の湯に続いて今回は銀の湯に使った上で登山中に気づいたことをブログで書けばいい感じになりそうだったし笑。

しかし、他にもいくつかやることがある残りのGW中のことを考えると、いけるとこまで行こうということで縦走を継続。

とはいえ、本当は摩耶山の展望台まで行きたかったけど、ガーデンテラス内の塔から見る神戸の風景を見たとき、今日のところはまあいいか、って感じで終了笑。

無理して明日以降の縦走に支障が出たら、それこそ本末転倒だし。

しかし綺麗な景色を見ると心が洗われる。

目的が大事なのは当然だけど、その過程で観たり、聴いたりしるものが案外、人生を豊かにするのかもしれない。

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仕事もそれに同じ。

やはり、お客様からお金をいただく以上、あくまで本来の業務を遂行することに主眼を置くべき。

でも、例えば、業務に支障が生じない程度に道に迷っている高齢者に寄り添ってあげることは仕事の評価に直結しなくても、その隊員の心を磨くことに繋がると思う。

尾道の美術館での警備員のおっちゃんとネコとの攻防はまさにそんな感じ。

確かに不審者を施設内にいれないという意味で業務といえば業務だけど、どこかそのやり取りの中に警備員のぬくもりが感じられるのは、その猫とのふれあいを楽しんでいるからなのだろうと思う。


もしあれが警備員なり警備会社や美術館の計算でやっているとしたら、ここまで人の心を打つことはなかったと思う。

やっぱり、心のあり方は大切だと思う。
それなしの業務はサービス業失格だと思う。
(でもそれが簡単でいて難しいだよなあ)

ちなみに少し体力が残ったので阪急六甲駅からJR三ノ宮駅まで歩いた。
その途中に神輿を担いだ祭りの風景を見た。

当たり前だけど神戸にもこんな景色があったんだあ。そんなどうでもいいけど豊かな日常にふれた今日はいい日だと思った。

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