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【毎日投稿】共通テストレビュー:数学ⅡB編

 おはろん。最近ぼーっとすることが多いしらすです。

 今回は共通テストレビュー。数学ⅡB編。

 数学と英語に関してはこれから時間があるときに解いてレビューをしていきたいと思う。個別指導の先生視点で。

 あくまで私はプロではないので、参考にするだけにしてくださいね。あと、数学ⅡBの標本調査については、過去問を解いた経験がないので、今回は省略。

 それでは、最後までご覧あれ...。

大問1:難易度★★★☆☆

 大まかな形式に変化なし。〔1〕の三角関数に関しては基本的な操作ができるかが問われる。三角関数の合成は完璧でない人が一定数いるので、そこでの多少の差はつくかも。

 〔2〕は指数対数のお話。しかし、関数そのもののお話も登場して、関数が苦手な学生には強く刺さる問題だったと思われる。それでも、一般的な範囲の難易度で収まっている。焦るとg(x) = -2となるxがなかなか出せない。時間との勝負なので、切り捨ててもよっかった問題の一つ。

 〔3〕も丁寧に式変形する力が問われる問題。ただ、これに時間をかけすぎると後々苦しい。

 総合的には、難易度は少し高め程度。

大問2:難易度★★☆☆☆

 おなじみ微積の問題。それぞれの小問の前半に具体例を出した後、文字を使い一般的な話に持っていくという形式だ。具体例があるおかげでやるべきことが理解しやすいし、理解すれば定式化しやすい。

 概形の問題も最後の最大値の問題も、式やグラフの性質をその場で理解できればあとは手を動かすだけ。そのため、比較的難易度は低かったのではないかと思われる。

大問4:難易度★☆☆☆☆

 見た目こそめんどくさそうなものの、やるべきことが比較的わかりやすいため、問題の難易度が低い。出てきた式を、前の解答を元に代入、変形してその式をじっと見るだけ。誘導にしっかりのろう。それができるかできないかだけ。

 簡単めです。

大問5:難易度★★☆☆☆

 勘がイイ人は問題を見た瞬間、「あ、黄金比の話してる」と思えたのではないだろうか。

 問題全体で出てくる記号が多いため、問題を丁寧に追う力、正しい計算をする力が問われるものの、聞かれていること自体はベクトルの基本。最後の問題は見た瞬間にわからないと時間的にキツイ。

総合評価:難易度★★☆☆☆

 全体的に基本的な操作ができるかどうか、各分野における基礎的な知識を持っているかが問われる。具体的な計算ではなく、根気よく文字を使った式変形を追うことができるほど解ける問題だった。

 センター試験のころはとにかく暗算ができると時間的に強かったが、今回の共通テストは問題に丁寧に向き合える人が強い問題だった。暗算ができる人がそこまで多くないことを考えると、平均点が上がったのも時間的余裕ができたからであろうと思われる。

まとめ

 実をいうと、時間を計って解いた結果、難易度の低下なのか現役の点数を上回ってしまった...。三角関数の合成の知識が抜けていた中での点数なので、現役のころの低さがばれてしまう...。計算量が多いと頭パンクしちゃうんだもん!

 今回の問題は初めての共通テスト施行ということもあり、様子見している感じが見られた。それもあり難易度は少し低下傾向。大問1で焦らなかったかがポイントかもしれない。

 今回やったレビューは数学ⅠA、英語でもやるのでお楽しみに。

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