【受験前日】1/9diary【準備】

 おはろん。風呂を沸かす15分で筋トレやプランクして、あたかも運動しているかのように過ごしてます。しらすです。

 さて、来週の今日、明日は大学入試の一回戦である大学入学共通テスト。コロナの影響で学校が機能停止したり、入試改革の過渡期であるとあり、今まで感じた不安とは別ベクトルの不安が受験生にはあるのではないだろうか。

 これでも個別指導の講師の一人。私なりに受験前日にやってきたこと、そしてメッセージを送ろうと思う。読者に受験生がいるかはわからない。

 それでも届け!この想い!最後まで見てくれ!

1.受験前日、そんなに特別か?

 確かに緊張はする。もし不合格の文字列が見えたらどうしよう。もったいない計算ミスしたらどうしよう。自分だけ解けない問題が出てきたらどうしよう。当日お腹を下したらどうしよう。色々な不安がある。

 特に今年はコロナ禍中にあったため、テスト範囲が変わったり、難易度帯が読めなかったり、今まで感じたことのない不安もあるだろう。

 だが、受験前日を特別にしないほうが良い、というのが私の意見だ。今までたくさん勉強してきた。毎日毎日、時に勉強の意味について考えることもありながら読み書きしてきた。

 その頑張りを、前日で崩さないほうがよい。今まで毎日やってきた勉強を最後までやり通した方が、結果的に不安が減る。実際私は、前日だから何か特別なことはしなかった(カツどん食べただけ)。

 私は、受験前日まで完璧とは言えない状況だった。だからこそ毎日1点でも上げるぞ、と思って勉強してきた。世界史が苦手だったので、世界史を試験1週間前から狂ったようにやって、残った時間は化学、物理、数学に費やした。

 それを変えない。それで合格した。

 ただ、これは普段から勉強計画を立てるタイプの人には合わないかもしれない。その日に勉強する内容を決めるからこそできた勉強法かもしれない。

2.最低限のリスクヘッジだけはする

 とはいえ、当日には、そういった不安からか何が起こるかわからないという運の部分がどうしても存在する。

 そのため、考えられうるミスや不測の事態には対処法を軽くでも持っておいた方がいい

 例えば、シャーペンの芯が問題を解いている途中でなくなる。試験の緊張で気持ち悪くなる。昨日覚えたことをド忘れしてしまう。試験会場の暖房で頭がぼーっとしてしまう。こんなことはありえなくもない。

 だからこれらに対しては、ある程度の対策をしてから挑もう。

 受験はもう4年前だが、私が実際に持って行ったものを紹介する(必死に思い出しing...)。

・最後まで使っていた単語帳
・余分なほどのシャー芯と替えのシャーペンと消しゴム
・世界史のノート(受験1週間前の時点で36/100だったという不安はぬぐい切れなかったため)
・チョコ(間食用)
・受験票、昼食(自明)
・腕時計(意外に忘れがち)
・カイロ(いらなかった)
・北野天満宮で購入したお守り(かわいい)

 腹痛対策をしなかったのは、そういうタイプじゃないと知っていたからだ。

 ほかにも、トイレの場所の把握や脱ぎ着できるような服装にするなど、意外に大事なことはある。チェックリストを予め作っておくとなおよい。

3.最強の武器、自己暗示

 私が北大に合格した理由は何かと聞かれると、2割の努力と8割の自己暗示だと答える。

 とにかく本番は不安が不安を呼ぶ、負の連鎖がどうしても起きてしまう。だから、まずはそれに対して手を打たなければならない。

 私は受験の時も模試を受けるときも、必ず問題用紙、解答用紙が配布されてからの待ち時間、目を閉じてこう唱えていた。

 「俺ならできる。俺は賢いからできる。俺は今までたくさん勉強したからできる。俺が解けない問題はみんな解けない。だから気にするな!」

 以下同文。

 実際、本番になって解けない問題に出会っても天性のひらめきで解ける!なーんてことが起こる確率はゼロに近い。それに賭けるぐらいなら、他の取れる問題に集中した方がよい

 実際、上記のことを唱えることで、ある意味落ち着いて「わかんなかったら飛ばしていいんだ」と思えたとおもう。自分自身は心配症で優柔不断なところがあるからこそ、背中を押す自分というのが絶対必要だったと言えよう。

 それの関連で、例えば解けなさそうな問題に出会った時のマニュアルも用意しておこう。以下のように。

 「数学は3分考えてわからなかったら次に行く。」
 「国語では、15分経過するごとに次の大問へ進む。」
 「英語は、配点の高い長文からやって、残り〇〇分になったら文法問題に着手する」

  などなど。

4.寝ろ

 本番、体調万全の状態で挑むために、体力勝負である受験前は、絶対に寝たほうが良い。

 勿論本番の緊張で夜眠れない人もいる。そういう人は、試験と試験の間、昼食時間、とにかく寝ろ。

 実は、寝れなくても目をつぶって深呼吸をするだけでも十分に意味がある。特に受験は目を使う競技なので、目を定期的に休めるのは大事だ。

5.まとめ

 今まで色々書いてきたので、やることリストのようにまとめてみる。

 <受験前日やること>
 ・まずはいつも通り勉強する。
 ・受験当日起こりそうなリスクに対処できるように準備する
 ・いつでもどこでも「賢い」と自己暗示
 ・いっぱい寝る

 6.メッセージ


 受験に向かって頑張ってきた諸君。人生はあと70年強ある。

 そのうちの18年くらいが経過しただけだ。

 今なら失敗できる。まだ守るものがないから。

 だからこそ。

 後悔だけないように、全力でぶつかってこい!

 失敗しても路頭に迷うことはない。浪人という選択をしたって悪いことではない。それが最良だと自分が言えればいい。

 頑張ろうな。

 P.S

 受験するわけじゃないけど、私も共通テスト解いてみます。春休み入ってから(2月以降)になるかと思いますが、4年もたつとこれだけ覚えてないもんだよ、と思って笑ってやってください。


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