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サカナクションよ永遠なれ(2021/11/30)

・こんにちは、sirasuです。


・さっき駅のホームでポケモンの対戦動画をノホホンと見ていたらいきなり女の人がトントンと肩を叩かれて「な、何ぃ?」とびっくりしたのだが、曰く、僕のリュックが全開だったらしく丁寧に教えてもらった。

・なんて優しい人なんだ。僕が綾波レイなら心がポカポカしてたところだった。いや、実際にあったかい気持ちになったのだが。

・世の中捨てたもんじゃねえよ...。なぁ?

・と思ったが、今日の朝はすれ違ったおじさんに「どけ!ったっくよぉ...!」と(不条理に)怒られたので、結局世の中なんて捨てたモンだぜ...。なぁ...?


・そういや、こないだ書いた漫画レビューの記事が結構伸びてて嬉しい。note公式がマガジンに入れてくれたおかげでかなり閲覧数が伸びてていい感じ。やっぱ多くの人に見られると嬉しいね。



・最近の僕の楽しみのひとつは、いい曲を探すことである。Spotifyのおすすめを自動で探してくれるradioという機能のおかげでいろんな曲が雪崩れ混んでくるので、幅広い曲を聴けるのは嬉しい。

・ただ、Spotifyのすこし嫌なところはゲームミュージックが少ないところか。アトリエシリーズとかカプコン系統のゲームの曲は多いのだけど、それ以外の曲は少ない。任天堂の曲は権利的には厳しいかも知れないけど、もうちょいオタクに優しいラインナップを増やして欲しいっすな。

・あとは昔の曲も少ない。山下達郎が無性に聴きたくなる時ってあるけど、Spotifyは山下達郎の曲が鬼少ない。その数一曲。おいおい。

・こういうのってなんか権利とか働いてるんだろうか。僕の好きなアーティストの「school  food  punishment」も曲が少ないんだけど、もう一線を退いたアーティストは収録されづらいみたいな感じなのか?だったら悲しいぜ。


・僕の好きなアーティストに「サカナクション」がいる。最近は寒くなってきて、彼らの音楽が身に染み渡る季節なので割と最近聴いている。

・僕が考えるいいアーティストというのは、「久しぶりに無性に聴きたくなるわ〜」と思える曲を作るということだろうか。特に僕は飽きっぽい性格をしているので、一曲ハマったらありえないほどリピートして、すぐ飽きるということが多々ある。だから、そこで踏ん張って「もっかい聞きてぇ」となるわけなので割と信憑性はあると思う。

・サカナクションはその点素晴らしい。何回聞いてもいい曲だと思える。特に落ち込んだりしてる時に僕は積極的に聞くようにしている。ダウナーな歌詞が悲しさに寄り添ってくれる感じがして勇気が出てくるから。



・僕が彼らのことが大好きなのは、もちろんいい曲を作るというのもあるんだけど、音楽に対するスタンスみたいなのがすごくカッコいいから大好きなんだと思う。

・彼らのいいところは常に過去を顧みているところだと僕は考える。

・過去を顧みるというのは、自分たちの原点を忘れていないと言い換えることもできる。彼らは何か新しいことをしたら絶対に自分たちの本音を確かめ合う。だからこそ、サカナクションというのは「変わっているのに変わらない」という不思議なバンドなのだ。


・どういうことかというと、彼らはマイノリティとマジョリティを理解しているのだ。つまり、「自分達のしたい音楽」と「売れる音楽」を完全に分けて考える。もちろんその二つが同一ならいいけど、そんなことは少ないと思うし、実際サカナクションはその2つが乖離していると明かしている。

・インディーズバンドとメジャーバンドの大きな違いは「売れるかどうか」というところにかかっている。サカナクションはメジャーデビューしたときに、「やりたいこと」と「世間が求めているもの」の違いに驚いたらしい。だから売れる曲を書き続けてきた。サカナクションで最も有名な歌といえば「新宝島」だと思うが、その歌もそういう経緯で書かれた歌だ。それでしっかり結果が出ているというのもすごいけど。


・サカナクションはそのギャップの中で揺れ動いた結果、「原点を忘れない」というスタンスになった。

・例えば、今んとこ最も新しいアルバムの「834.194」があるけど、タイトル名は「北海道のインディーズ時代でよく使っていたスタジオから東京でメジャーデビューして以来よく使うスタジオまでの距離」だったり、disc1は「売れるために書いた曲」でdisc2は「自分たちの好きな曲」という徹底ぶり。あとサカナクションはリミックスをよくするアーティストだが、それも曲自体に愛着があるとも考えられる。


・サカナクションのメンバーの裏話的なのをみると山口一郎さん(作詞兼ボーカルのリーダー)がすごく厳しい人だと語っている。一郎さんは普段はニコニコしているが、音楽に対するこだわりは半端ではなく、蕁麻疹ができるくらい作詞に向き合ったという話もある。

・そういったサカナクションの音楽に対するスタンスは他のアーティストには全くなく、新鮮でかつ熱い考え方なので、僕はサカナクションが大好きと自信を持って言えるのだ。

・サカナクションにはいい曲がすごく多いんだけど、それもサカナクションが一曲一曲に魂を込めて真剣に向き合っているからいい曲なんだなぁと思う。感情論だが。だから、サカナクションが他のジャンルの音楽をやっていたとしても彼らは成功すると僕は思う。



・前々から「サカナクションについて語りてェ〜」てことを散々言っていたのでやっと話せた感があって嬉しい。好きなことを語るとストレスが吹っ飛ぶわい。ガハハ。



・最後の方の文がなんか浮かばずモヤモヤしてたら気づいたら、寝ていた。急いで朝に投稿。


・では、また。

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