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全ての好きが詰まっている君へ。
来世はあなたの心臓になりたいな。
ドクドク動かして、ハウルのカルシファーみたいに謎の信頼関係を築いたりして。
「好き」って言わなくてもドキドキさせたいんだよなぁ。
あ、でも野菜にもなりたいな。
あなた言わないと野菜摂ろうとしないしさ。
私が美味しそうな野菜になれば食べてくれたりするのかな?
その時は野菜記念日!って記念日増やしても、私が覚えられないや。ごめんね。
よく「猫みたい」って言うけど、猫になったことがないからどういう所が猫なのかな。
猫って生きてる喜びとか、好きな人に愛でられる感覚って記憶に残ったりするのかな。
あんたみたいに優しい人って、どうなって私と通じ合えたんだろうね。
いつも「私より良い人もいるんじゃない?」って意地悪言っちゃうけど、いない!!って若干怒るし、なんかごめんね(笑)
月日が経つにつれて、喧嘩とかもなく普遍的な日常が続いてるな。
私は地球が滅亡する時、戦争で殺される時は一緒に自殺して少しでも私達だけで死のうねって話す。
でもあなたは何にも言わない。
何でだろうね(笑)
全ての好きが詰まっている君はいつも優しくて、いつもずるい。
大人っぽいところもあるよねって言うけど、歳の差は埋めれなくて、私は子供になるんだ。
背伸びした私はちょっとだけ靴擦れをする時もある。
でも、あなたは絆創膏となりすぐに治してくれる。
痛い言葉しか出て来ないって思われるかもしれないけど、これが愛の形。
崩れる時は仕方ないよ。
崩れないけどね、
帰りを待とうか。
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