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彼の支えは延命措置で、大好きなバンドのライブは救急箱なのだ。

クソ。。。

また休職させてきた上司の愚痴というか話と、給与が入らない(休職してるから)というイライラでヒステリックというかパニックを起こしてしまい、彼が止めてくれた。

自分を傷つけようとしたら、刑事ドラマでよくある凶器の取り合いみたいになってしまってお互い、傷つけてしまった。彼は「いった!!!!あかんって!!止めてえーのか分からんけど!」と叫んでいた。

私は親指と人差し指を傷つけた。
濃い血が身体の端っこの部位だというのにたっぷり出てきた。悲しみの塊の如く。
手首より痛かった。狂気的でもそれだけは感じてしまい、大泣きしながら「ごめんなさい」と言った。

本当に痛かった。

彼も指から血が出ているのに「止血せな、止血!」と言って私の指をぎゅっと圧迫した。
そして、「痛かったやろ」と優しく寄り添ってくれた。彼は血が大の苦手だというのに。

彼はボソっと「これ(自傷)を止めるのが良いのか分からないけど・・・」と再度呟いていた。

私も止めてほしいのか、止めて欲しくないのか未だに分からない。考えるだけで苦しくて涙が出てくる。

ヒステリックも起こしたくないし、こうなるトリガーがアイツだし、もうアイツの事(休職させた上司)を殺したいぐらい憎い。

まず、アイツに給与が入っているのがおかしいと何度も頭の中で色々なチクチクを責めている。
でもそれは対人じゃないので、結局は自分を傷つけているのである。

国が設定した固定費を支払っていかないといけないから、私も働きたいのにドクターストップ。

収入もなければ、憎悪が込み上げてくる日常。
不甲斐なさに悲しみが込み上げてくる時、抑えても溢れてくる時が狂ってしまうのである。

そんな中でも好きな人は寄り添ってくれるし、大好きなバンドはライブをしてくれる。

私の心の支えは延命措置で、ライブは救急箱なのだ。彼がいないと恐らく死を選んでいただろう。

このブログを電車の中で執筆しているのだが、隣のばばあが手だけで踊っている。すごい。
手だけで何かを表現しようとしている。
でもなんか視界の邪魔になるからやめて欲しいナ・・・。

でも、このばばあも手を動かして生きてるんだなって。

もうすぐ大好きなバンドのライブ!!
私の心の救急箱で叫び散らして、感情剥き出して殺してくれるって思ってる。

でも好きに舞ってほしい。
待ってるよ。

彼はその後、たこさんウインナーのサラダを作ってくれた。

理由は「気分が上がるかなって思って」と。

とっても不細工で頑張ったらたこさんに見えるぐらいだった。

こんなにも延命してくれようとしている。

私も不器用なたこさんウインナーみたいに生きてみよっか。

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