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自己流 オンチ改善法~正しい音を発声する~

よくオンチのことを「うまく音程が取れない~」といいますが、音程とは言葉の通り、音と音の程度(幅)のこと。しかし、オンチになってしるのは音程が正しくとれていない音そのものの高さを正しく認識できていなからです。

前回のオンチ改善noteでも述べた通り、私のnoteが対象にしているのは、正しい音の高さ・音程がある程度認識できるけど、その通りに発声できていない人を対象にしています。


今回のnoteでは、そんな「出したい音の高さ・音程を正しく出せない」という点を改善するためのトレーニングをご紹介します。
トレーニングの大まかな流れの後に細かく、ポイントとして詳しく説明します❗❗

⚠その前に、腹式呼吸が必須になるので、トレーニングに入る前に、腹式呼吸を安定してできるように準備しておきましょう!⚠

音当てトレーニング

正しく音を発声するには経験あるのみ。何度も正しい音に自分の声の音を近づけるということがこのトレーニングの根本にある考え方です。
※このトレーニングはピアノやチューナーを使って行います。アプリでも可

🟠大まかな手順🟠
1️⃣まずは、腹式呼吸を使って軽く発声をする。この時、音程のことは考えず、「喉を力ませない」ようにしっかり腹式呼吸を使うことに注意します。

2⃣ピアノ・チューナーで任意の音を出し、その音を聞きながら同じ高さの音で発声する。

3⃣ピアノ・チューナーから出す音を段階的に変えながら、2⃣のように発声を繰り返す。

大まかには以上のような手順ですが、いくつもポイントがあります。このポイントを押さえておかないと改善への道のりが遠回りになってしまいます。ポイントはたくさんありますので少しづつクリアしていきましょう❗


🟨ポイント🟨
🔶任意の音は、低いド~高いドまで(白鍵のみでOK)が理想ですが、まずは自分が発声しやすい音を重点的にやってみる。

🔶同じ高さの音を出すには、ピアノ・チューナーから出る音の響きを意識する。ピアノ・チューナーの音量を大きくすれば、響きがわかりやすくなる。

🔶突然発声だと難しいと感じる場合は、ハミング(鼻歌《のようなもの》)で口をつむりながら行う。この方法は、発声するより、音の響きを感じやすい。

🔶発声は、「はー」など、ア行でやると出しやすい。ある程度慣れてきたら、他の行でもおこなうとより精度が上がる。

🔶発声の際は、短い音で切らず、数秒音の高さをキープする。
※これ達成するには腹式呼吸がとても大事。安定して音を出せるようになるための練習になる。

🔶3⃣の「段階的に変える」とは、音をばらばらに移動するのではなく、音階に沿って変えていくということ。例) ❌ド→ソ→レ… ⭕ド→レ→ミ
こうすることで、音程が変化すると響き声の出し方がどう変わるかを意識しやすくなる。

🔶発声の際、大きく発声することを躊躇してはいけない。腹式呼吸上級者なら、音量をコントロールできますが、そうでない方は、声を小さく抑えようとすると、喉がしまりやすくなりますので注意。

🔶むしろ、勢いよく発声するべき。実際、歌うときは勢いよく発声しますよね!

🔶しかし、力んではいけない。リラックスして発声する。発声でのリラックスは先ほど挙げた腹式呼吸に関するnoteも参考に!

音当てトレーニング改

音当てトレーニングの難易度を上げたものご紹介します。やり方の概略は音当てトレーニングと同じですが、大きな違いは、正しい音を「聞きながらではない」ということです。

🟠手順🟠
1️⃣まずは、腹式呼吸を使って軽く発声をする。この時、音程のことは考えず、「喉を力ませない」ようにしっかり腹式呼吸を使うことに注意します。

2⃣ピアノ・チューナーで任意の音を出して耳でしっかりその音を聞く。

3⃣音をめたら、2⃣で出した音と同じ高さの音を発声する。ただし音か判断するためにチューナーで確かめる。※チューナーによっては、声の高さを認識できないものもあるので注意。

4⃣ピアノ・チューナーから出す音を段階的に変えながら、2⃣3⃣のように発声を繰り返す。

ポイントは音当てトレーニングと同様です。

おわりに

これらのトレーニングは一番骨が折れると言ってもいいものです。是非、少しづつ実践してください!
次回は、ようやく歌を歌う段階です!音当てトレーニングを乗り越えたなら、次回は難なくこなせるはず!お楽しみ!

では、また!

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