夏休みの日記10　初めての共同作業

夫からの提案で、新米（子猫）と兄貴（先住猫）の面会時間を延ばしてみることに。今までは、どちらか（主に兄貴）がシャーとかファーとか威嚇し始めたら速攻撤収していたけれど、意外とケンカしそうな気配はないし、もう少し猫ズに任せてみても良いのかなと思った次第。とはいえ油断してガチ喧嘩に発展したら困るので、手には猫じゃらしを握りしめ、新米と兄貴の動向を注意深く見守る。新米のケージがある洗面所の引き戸を全開にすると早速兄貴が駆け込んできた。突然ロックオンされた新米がフリーズしてしまったので、すかさず兄貴の顔を猫じゃらしですりすり。少し注意を逸らしつつ、匂いをつけることに成功したのでそれを新米にもすりすり。初めはどちらもそれどころじゃないといった感じでほぼ無視されたが、だんだん猫じゃらしが楽しくなってきた様子で、お互いが遊ぶところをじっと見つめるようになった。兄貴はいつもの威嚇を上手く発散できているみたい。
これはもしやと心躍らせ、猫ズのちょうど真ん中に猫じゃらしを置いてみる。まずは新米が食いついてちょこちょこ先っぽを揺らす。カチャカチャ音を立てて動く棒の部分を今度はてしてし揺らし返す兄貴。そしてまた穂に飛びつく新米。…え、これ、一緒に遊んでる…よね！？猫ズを驚かせないように気をつけつつ、でも喜びが隠しきれずそわそわしてしまう私。2つ仲良く並ぶ後頭部がたまらなくきゃわえええええ。でっかいモフモフと小さいフワフワが同じものを見て触って反応し合って楽しんでる。嬉しすぎて大声で騒ぎたい。これは、初めての共同作業記念日ですねっ☆これを機に兄貴と新米の距離はグッと縮んだ気がする。戸を開けっ放しにして同じ空間に居ることが苦じゃなさそう。明日からは少しずつ2人（匹）っきりの時間を増やしていって、いよいよケージを飛び出してご対面♡と早くも妄想が膨らむ。決定的瞬間を逃さないよういつでも動画を撮れるように準備しないと。ひたすら萌える。今夜は良い夢見よう。