シオンの社員研修、こんなことをやってます！

こんにちは、シオン人事部の千葉です！
今日はシオンの社員研修についてお話ししたいと思います。

シオンの研修制度について

シオンでは、全社員が年に2回研修を受講しています。制作業務で多忙なメンバーも、スケジュールを調整して研修に参加します。
講師は外部の専門家に依頼しますが、テーマの選定・内容の検討は社長、人事部、講師が一緒に練り上げていきます。その時のニュース、社員の成長に役立つであろうスキル、「こんな研修を受けたい」という社員のアンケート調査などをもとに、ベストなものを提供できるよう検討を重ねています。業務スキルは現場で習得していくOJTが中心となるので、社員研修では制作の実務面とはまた別の部分で個人の成長を促すトリガーになるような内容を意識しています。

また、「年次や階層が違うと本音で話すのにちょっと遠慮してしまう…」ということにならないよう、受講者を階層毎に分け、同世代のメンバーと率直に意見交換をしてもらえるようにしています。
そして、受講スタイルは座学だけではなく体験型・参加型の研修を取り入れることで、参加する社員がワクワクしながら楽しく取り組めるように工夫しています！

ではここからは、これまで実際に研修で扱ったテーマの中で、社員の皆さんから好評だったものをいくつかご紹介していきます。

Case１：ワールドカフェ（ってなに？）

ワールドカフェとは、「カフェでくつろいでいるかのようなリラックスした雰囲気で行われるミーティング」等のこと。この手法を取り入れ、１つのテーマについて議論する研修を実施しました。テーブルにはお菓子を置き、参加者はカフェのコーヒーを飲みながらのディスカッション。しっかりと時間を取ったこともあり、「深く掘り下げて、本音で話せた」「仕事にもこのスタイルを取り入れてみたい」といった声を頂きました。

Case２：ストレッチ×朝食に〇〇を食べれば＝アイデアが生まれる！？

「健康を保つためには、栄養のある食事をして十分な睡眠をとりましょう」
だがしかし、現場は時として、戦場。
この回ではトレーニング指導経験が豊富な講師に、ちょっとした工夫で効果的にエネルギーを摂取できる方法や、質の良い睡眠のとり方、アイデアを出すために有効なストレッチ方法などを、実際に身体を動かしながら教えて頂きました。（私もやりましたが、ストレッチの前後でバキバキだった身体が曲がるようになって腰痛がほぼなくなったので、とてもびっくりしました）

Case３：「会社があなたに期待していること」の答え合わせをしました

部下「会社が私に求めていることって、なんでしょう？」
上司「こんな風に成長してほしい！という想いって、伝わっているのかな？」
そんな話から、ある回では「会社からあなたへのミッション」について取り上げました。
研修では社員の皆さまに、会社が自分に何を求めているかを想像して考えてもらったのですが、実は事前に社長とそれぞれの上司にあたる社員にお願いして一人ずつに向けたメッセージを書いてもらっており、当日サプライズで受講者の皆さまにお配りしました。

思っていた通りだったと言う方、意外にそんなことを期待されていたんだ！と気付きを得た方等さまざまでしたが、一人ひとりにメッセージを贈ったこの研修はとても反響がありました。

Case４：自宅からでも学べるように。オンライン研修の導入

この春コロナウイルスが流行し、シオンはすぐにテレワークに切り替えました。そんな中研修の時期が到来。これまでの研修は、会社に集合して実施してきました。「このご時世、研修は見合わせた方がいいのかも…」という案もあった中、社長より「こういう時だからこそ学ぼう。また、オンラインで実施し社員の安全は守ろう。」とのメッセージが。こうして初のオンライン研修を実施することになりました。オンラインであってもいつものように一方的な配信ではなく、グループセッションなどを入れて参加者が発言し意見交換ができる時間を設けました。またせっかくなので今後オンライン会議が増えることを想定し、オンライン会議の際のマナーや、ホストとして会議ツールを活用するテクニックを研修に追加し、即・仕事に活かせる内容を盛り込みました。

今後のシオンの研修への取り組み

私が入社してから10年ほど、社員研修は毎年必ず行われてきました。
テレビ業界に特化したコンプライアンス事例や、時事ネタを取り入れたハラスメント研修。
SNS利用の線引きの確認、チームビルディング強化のためのワークショップ。
研修トレンドと社員の声を取り入れながらブラッシュアップしてきました。
個人の成長は必ず会社の成長にも繋がっていく。
そんな想いから、シオンの社員研修は続いていきます。

おまけ

ちなみに私の「最も心に残っている研修」は、『「裸の男」の動画から学ぶリーダーシップのあり方』のお話です。

裸で踊りだす男性に続いた最初のフォロワーこそが彼をリーダーにした、というのが私にとっては目から鱗で、私もそうありたいと思いました！

株式会社シオン
人事部　
千葉　芽実