見出し画像

お一人様でクイズ番組へ

お忙しいところ恐れ入ります。「くりぃむクイズミラクル9」の鶴田と申します。
今回、番組の○○というコーナーにて××の画像を使用したくご連絡いたしました。
企画の内容や画像の使用用途に関しましては、添付の企画書を・・・・・・・。

これは、先方から素材をお借りするときに送るメールの定型文です。
AD業務をやっている(やったことがある)人なら一度は送ったことがあるであろう「素材借用のお願いメール」。上記はあくまでも鶴田式なので、人によって色んな書き方があると思います。仮に自分がミラクル9の鶴田ではなく、“ぐるナイの鶴田”や“マツコ会議の鶴田”であったとしたら、また違った書き方の定型文になっていたかもしれません。
ストーリーテラーチックな書き出しはここまでにして、本題に入っていこうと思います。

自己紹介

シオン入社2年目の鶴田と申します。
テレビ朝日の「くりぃむクイズミラクル9」というクイズ番組に配属されています。
入社して、約1か月間の研修を経て、適性ごとに担当番組が振り分けられました。
同期入社の多くが日テレ常駐やシオン本社常駐の番組の担当につくなか、クイズ研究会に入っていたわけでもない私は、「クイズ番組への適性とは?」と思いながら、六本木に行ったのを覚えています。
しかし、今思えば昔からクイズや謎解きは好きな方だったと思います。フジテレビでやっていた「IQサプリ」は小学校低学年の頃から毎週欠かさず見ていましたし、先日惜しまれつつ終わってしまった「パネルクイズ アタック25」も4年生になったあたりから、よく見ていました。(この辺で、昔持っていた「実物のモヤッとボール」や「モヤッとボールのクッション」の画像が出せたら良かったのですが、残念ながら写真を持ち合わせていないので、モヤッとボール色の濃厚抹茶アイスの写真を載せさせていただきます。)

画像1

普段ミラクル9で一緒に働いている人たちは、そもそもあまりクイズに興味がない人や、クイズ番組を好んでは見てこなかった人が多いので、そういった意味では「クイズ番組への適性」があったのかもしれません。

お一人様でも楽しめた学生時代

大学の4年間は、これまでの人生でテレビの視聴時間がダントツで長かった4年間だったと思います。周りがサークルやゼミの飲み会に行っているなか、自宅でダウンタウンやさんまさんを見て笑っていました。寂しい学生生活のように見えるかもしれませんが、そもそも飲み会やその場しのぎの交流が好きではないので、それが最善の過ごし方でした。テレビばっかり見ていたおかげで、それまで存在さえ知らなかった番組に出会うこともできました。なかでも、千原ジュニアさんとケンドーコバヤシさんが2人で30分トークするだけの「にけつッ!!」は今でも深夜の放送をリアルタイムで見たあとに、録画したものを3回見返すほど大好きです。番組観覧に行ったときは、お二人が話している姿を前に、目を輝かせていたのが自分でもわかりました。
中学時代から好きだったプロレスは、住んでいた九州に巡業が来るたびに友人を誘って行っていましたし、友人が行けない時でも1人会場へ行ってサイン会の列に並んだりしていました。

画像2

我ながら「究極のお一人様かましたなー」と思うのは、大分から大阪までフェリーに乗って、ハイエストマウンテンというジャパニーズレゲエ界を代表するイベントに1人で参加したことです。
ちゃっかり一番いい席で楽しませてもらいました。

画像3

「くりぃむクイズミラクル9」に配属されて1年半

去年、ミラクル9に配属されてから1年半が経ち、思うこととしては最近担当についているクイズの裏取り資料の量が異常だということをお伝えしたいです。
テレビ朝日では放送前に、情報の整合性が取れているかや、素材の借用先は明確になっているか、クレジット文言は間違っていないかなどを番組のP陣が確認をする危機管理チェックというものがあります。その確認のための資料を各クイズの担当ADが準備するのですが、今年に入ってから担当をしているクイズ資料の分厚さが誇張無しで広辞苑くらいあります。
枚数にして500枚を超えることさえあります。しかしその異常とさえ思えるような作業も、全国に間違った情報を流さないためや、素材の借用先とのトラブルを未然に防ぐためには必須な作業であることは言わずもがなです。
これからもこの異常な作業は続けていこうと思います。いや、続けていかねばなりません!

最近気になったこと(余談)

最後にコロナ関連で最近気になったことを2つほど・・・
この間、編集所の共有スペースで、どうやら40~50代くらいの女性2人がリモート会議に参加されているようでした。そのお2人はテーブルの上に置いた1台のノートPCの前で、顔を寄せ合うようにして会議に参加しておられたのです。ソーシャルディスタンスが全くとられていませんでした。そもそもコロナ対策の一つとして、対面を控えてリモート会議が主流になってきたにもかかわらず、こんなに絵に描いたような本末転倒があるのかと愕然としました。
もう一つは、「鼻マスク」についてです。予防策としては推奨されていない、鼻を出して口だけを覆うあのマスクの付け方ですが、口だけ覆っているわけですから、「口マスク」じゃないですか?
広辞苑くらい分厚い裏取り資料を作り続けていると、日常生活でもこんなような細かいことがいちいち気になるようになりました。
これもまた、一種のクイズ番組病かもしれません。
コロナの終息を願って私の記事は終わらせて頂こうと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

株式会社シオン
アシスタントディレクター
鶴田 将志

★「社員マガジン」は毎週火曜12時更新!

画像4


この記事が参加している募集

自己紹介

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!