【心を豊かにする大人のぜいたく】ひとりパフェをトシヨロイヅカで。
ちょっとぜいたくな時間を過ごしたくて、ひとりでデザートを食べに行きました。
お店は、六本木ミッドタウンのトシ ヨロイヅカ(Toshi Yoroizuka Midtown)。こちらの「ライブデザート」は、カウンター席の眼の前でつくって提供してもらえます。
まずは芸術的なデザートを見てほしい
注文したのは「ミルフィーユ・ド・フィグ(いちじくのミルフィーユ)」。巨峰のパフェと迷ったけど、久しぶりにいちじくを食べたかったのでこちらに。
甘酸っぱいアイスクリームと、赤ワインが効いたジュレが上品な味わい。旬の生いちじくも、もちろんジューシー。ナイフとフォークでサクサクいただきました。
アミューズ的に出てきた「パイナップルとココナッツのアイスクリーム」も夏らしくて爽やかだったし、ホットコーヒー(別料金)も苦みがちょうどよくて、まさに「ちょっとぜいたく」な大人の時間を過ごせたのでした。
ひとり時間で「演じる」楽しみ
ひとり行動が好きな私ですが、「ひとりでお店に入って食事をする」のはとても苦手。どこを見ながら咀嚼すればいいのかわからないし、「変なことして目立ったらどうしよう……」と不安で落ち着かないのです。
でも、ときどき今回みたいに「やや敷居高めのおしゃれなお店」に行って、ひとりでコース料理を頼みます。なぜかというと、
内心ドキドキしてるけど、1時間くらいだったら余裕のあるフリができる。「日頃からこういうとこ来てますよ」的な顔ができる。自分が"ありたい姿"を演じることを楽しんでいるわけです。
ひとり旅も好きで、旅行中は普段とちょっと違うメイクや服装をしたり、少しだけキャラを変えて旅先の人と接したりします。
"ありたい姿"を思いきり演じることって、知り合いの前だと恥ずかしくてできないから、ひとり時間の醍醐味ですよね。
Fake it till you make it.
座右の銘です。「叶うまでは、叶ったフリをしろ」という感じの意味。
脳って意外とだまされやすいので、なりきって行動していると、それが本当になったりします。現実と理想のギャップに違和感を抱くようになって、理想に近づこうという想いが働くんです。だから背伸びして"ありたい姿"になる体験を、意識的に取り入れています。
というわけで、ミルフィーユを散らかさないようにハラハラしながら、平然とした顔でデザートを食べ終えたのでした。おいしかったです。