ゴールデンカムイ 281話感想と考察

函館の女…歌詞

函館山の頂で、七つの星も呼んでいる…

星=尾形?

七つの子の歌詞のほうがしっくりくる。

からすなぜ泣くの からすは山に かわいい七つの子があるからよ かわいかわいと泣くんだよ 山の古巣に行ってみてごらん
丸い目をしたいい子だよ


ねんねん泣かない、いい子な尾形…と、26巻収録分の宇佐美に丸いお目ポ~ンで泣く尾形で宇佐美ショックの精神的ダメージ倍増…

山の古巣が…ロシアだもんな…


ロシア領事館…明治40年の大火で燃えて翌年建替えになってしまってるので、もしや鶴見隊VS土方組激突で炎上する?と思いきや、まだ作中6月下旬か7月くらいだもんなと…炎上しない。

その辺りの歴史は多分歴史通りかと。

1890年〜日露戦争までの年表が細かくなってきたのでまとめが必要に。

ウィルクたちは、地下で何を見たのだろう?


私の従兄弟の父(伯父)が川で釣りをしている時に、大きな金銅鉱見つけたという写真を見せてもらったことがあるのですが、濃いめの金色で確かに金と間違えるような色してます。

酸化すると岩顔料に…

鶴見中尉がウィルクたちの造った金貨は、金の含有量が少ないから混ざり合わないと言っていたので、純金自体は少なくて金塊の価値自体は全体で見たら低いのは、すでに鶴見中尉が説明済み。

実際に中央の人間が金塊の一部を目にしているから、遺産としての価値があってそれを引き継ぐ鶴見中尉と尾形、アシリパさんが命狙われているわけですが…

尾形の「一生遊んで暮らせるだけの金なんていらない。金塊の所有者になったら争いの火種になるだけだ」の話の前半通り、一生遊んで暮らせるだけの金額にはなりえないかも知れない。

そもそも選別だけで、骨の折れるものになっていて、金として使えなくなっているのかも。

賽の河原の石積みみたいな話…

そんなんで、命狙われたらたまったものではないですが、そうなってるから戦っている。
一個人の築いた財産を国(国家権力)が法を捻じ曲げ奪っていいのか?は最初からのメインだと思うので。

だから、楽して儲けようとする登場人物たちが次々と…

そして、鶴見中尉がアシリパさんを地下に閉じ込め暗号解かせるって言ってた地下室とは、ここの事では?

1年365日あるのに、たった数日の音之進誘拐事件の合間に、ロシア領事館にウィルクたちまでが集まるなんて偶然なわけないなと…

ただでさえ、音之進誘拐は茶番だったのですし。
というか、鯉登父子の役目の大半は、アイヌたちにロシア領事館から金塊を運び出させるためのものだったのか〜と。

そして「音之進には死んでもらうしかない」っていうセリフのタイミングのチョイス…

いま杉元より死亡フラグ立ってるのは、26巻カバー絵に決まったヴァシリと、樺太編で鯉登父が駆逐艦動かすまでが、使いみちな鯉登少尉だもんなと…

花沢父子のお家の恥になるくらいなら死んだほうがマシだと、月島の鶴見中尉は死なせない宣言あった後なので余計に…鯉登父子の後始末が気になるところ。

勇作さん尾形がやらなくとも、指揮官デビューが散々だったら、父に殺されたかもなも相まって…

鯉登父が軍人の素質ない愚かな息子をどうするのか…庇ったらそれはそれで…まぁ…

息子戦死しているからっていう盛大な前フリがあるので息子可愛さに…とか?

今の鯉登少尉は、指揮官デビューすらままならない…
陸軍で「なぜお前に従わねばならん」っていうポジションですし。

最初から使い捨てポジション…入ってから徐々に成長では遅い。

尾形は確実に、土方組で色々と成長してますけど。

尾形は腐ってても花沢師団長の子息で、鶴見中尉のお気に入りですし。

鯉登少尉より従うのに値するうま味がある。


この時ロシア領事館に侵入した後のアイヌは惨殺事件で全員亡くなって、キムシプ以外誰も知るはずのなかったロシア領事館の話は誰が房太郎に?

やっぱり、この時のメンバーに生き残りがいるか、メンバーの誰かが家に帰った後、親戚に漏らしたとしか思えない。
ふつう家族に危険が及ぶはずなので、家族に漏らしたりはしないはずですが、鶴見中尉の「有古の家族脅すぞ」っていう口ぶりからも、ここはやっぱり有古父だろうなと。

中央に金塊の情報流してたのも有古父…


色々と思うところの多い回 


 

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