ゴールデンカムイ 272話感想考察

鶴見中尉の元では本当に平等だなと。

テレビで、法の平等が話題になってメチャクチャタイムリーでビックリ…

しかも北海道の話。

表の粛正係は、本来月島…

有古これっぽっちも擁護しようがなくて、草も生えない…

スパイの意味分かってなかったようで…

命惜しいから、土方組売るとは思ってはいましたけど、鶴見中尉も裏切るとは開いた口が塞がらない。 

そもそも国家機密レベルの金塊を探しているのだから、造反したら殺されるに決まってる。囚人ですら皆殺し…


何のため鶴見中尉が、お前に皮持たせたと思ってんだと…
先に土方組とアシリパさんで金塊の暗号解読して動かせる為だろうが…と

そして、その進捗を菊田さんに報告するのが仕事だろうが…と。

谷垣とあやとりしてた、扉絵そのままの意味で回収したのは草ですけど。

あやとりは続けると、川に戻って無限ループ…


見事に一人で全員裏切る展開はいっそ清々しい。

菊田さんは有古が裏切ったせいで土方組との繋がり切れたし、土方さんとアシリパさんは杉元とだけは暗号解読したくない、鶴見隊も杉元にアシリパさん取られ、房太郎が命がけで杉元とアシリパさん引き離して、順調に事が進んでたのに全部ぶち壊した。

アシリパさん土方さんと門倉さんに、いつまでたってものっぺら坊のこと聞けない…


撃たれて当然なのが撃たれて、久しぶりにスッキリ…後の祭りですが…


誰でもいいからサッサと、杉元退場させてくれ頼むから……


月島良かった…鯉登少尉に丸め込まれかけて、鯉登少尉が再度図に乗りかけてたので、おかえりなさい。
尾形が、鯉登少尉にかけた「ボンボン」プレッシャー無駄にならなくて良かった。

にしても、冒頭のマキリ話、後の話と関連性薄いのは、よくやってくるので慣らされてます。

谷垣で見た。「ほら可哀想でしょー」ってやってから、全く関係ないところで、退場させる…それはそれ、これはこれ。

杉元の梅ちゃん話も、杉元が上官半殺しにして、軍脱走逃亡したのは梅ちゃんのせいじゃない…し、ましてや捕まりたくないから、第七師団の兵士ぶっ殺して奪った装備身につけて武装してるのも、それはそれ、これはこれ。

アシリパさん、ソフィアには個人的に聞きたいこと色々あるかもですが、逃げるのは菊田さんが許さないだろうなと。

キロランケの二の舞…


アニメ…アシリパさん言ってたじゃん…マキリはプロポーズの証にに貰うって…

あれはやっぱり菊花紋章だよなと…

元日生まれで、別名元日草な福寿草の意味にも取れますが、尾形あんこう鍋回で言ってた、天皇の近衛兵の父ってやっぱり鶴見さんなんだ…なと。鶴見さんが肋骨服に拘る辺りも。

そんなダブルミーニング使ってくるの、尾形くらいかと。天皇に携わる伝統菊花紋章と、アシリパさんの意の福寿草を半々で。
何週間か前公式ツイッターで今週の鶴見中尉は…で「聞く力」って持ってくる辺りそうだよなと。聞く=菊、力=尾形ですし。

話出てすぐ尾形登場で、尾形が送ったマキリだと最初から思ってましたが、アニメのっぺら坊の私が彫りました。

あの回想はホント何だったんだろうと…尾形の一人語りなのに、急に別人視点で入る尾形母の聖母子といい、ホント匂わせが雑すぎなのが謎過ぎるアニメ…

国境超えの手袋も台無し…


豆知識、第七師団がなぜ第七(しち)師団なのか、設団したばかりの時に、天皇が七(しち)と言ったからそのまま呼ぶのが慣習になったのです。


旭川市 北鎮記念館の説明より引用… 

軍の慣習では、シチ(七)と、イチ(一)聞き間違えたら困るので、ナナとイチなのです。

因みに、二百三高地は、ゴールデンカムイ内のセリフでは、ニーマルサン高地かと…
二百三高地だと、口頭で伝えられた文を、文字で表記するときいちいち数字に変換しなくてはならなくて面倒くさいから二○三高地かと。なので、読みもそのままニーマルサン高地。

そういうところが、めんどくさい所以。


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