ゴールデンカムイ 290話感想と考察

いよいよ開戦 鯉登少尉の初陣ルート突入?

鯉登少尉の初陣早々に兵士が鯉登少尉庇って…

月島の青筋…怒りがすぐ顔に出るなとしみじみ。

尾形も勇作さんの時、内心はこんな感じだったのだろうかと思ったり…

勇作さんとは逆で、刀を抜くのも人殺すのも躊躇わないけれども、無防備過ぎる…

鯉登少尉のせいで鶴見隊の兵士、何人亡くなるのかをやるとは…

日露戦争の時は尾形がずっと見てたから、勇作さんの部下が不要に死ぬことはなかったけれども。

これ以上進ませたら『部下が死ぬ』と言う所で尾形がその元凶を断った。

もし尾形が戦況傍観してるなら、戦場で尾形に撃たれるのは鯉登少尉…

訓練されてる兵士より役に立たない。

なんだかんだで鶴見隊のメンバーは、日露戦争から帰還してるメンバーなのだし。

巻頭カラーいちばん大きな字が『戦友』まさに。

鶴見隊の兵士から見ても、鯉登少尉は戦友ではないのだよなとしみじみ。

目標に向かって一直線に兵走らせることができる勇作さんのほうがマシだよ…

だって鶴見隊の兵士は、鯉登少尉を無能だと思っても守らねばならないのキツイ。

そもそも鯉登少尉はなぜ戦場に立つ?

勇作さんも鯉登少尉も親が軍人だから選択肢がないだけで、義務感とか使命感が薄い。

鶴見中尉への忠誠も揺らいで、父に褒められたいだけの人で長期的目標なんてない。

宇佐美は自分の覚悟の甘さに、自ら身を引いた。

任命されたからには使命果たそうとした、勇作さんとは命張る価値が違いすぎる…

勇作さんは何だかんだで師団長の子息。

無策で統率力無くとも、出世目当ての兵士が勝手に担ぎ上げてくれる。

指揮官として部下の命顧み無いのは…
だけど偶像としては本当に有能だった。

尾形が勇作さんトラウマになってる部分って、優先順位が違うだけで勇作さんが間違ってるとは言い切れないところ。

いや、でも勇作さんは、人命預かってるっていう自覚がないからできる。

ソフィアもただ攻撃しろ→やられたらやり返す前に、やられない方法考えろっていう…

何だろう先週のアオリが孫子兵法だったので訳全文読んだら、当たり前のことしか書いてなかった。

家永ちゃん嫌いになれないのは、殺してる人数より救ってる人数のほうが圧倒的に多いし、犠牲を活かしてる部分。

網走監獄囚人殲滅は、監獄の財政難から仕組まれたこと。

戦場で活き活きしてる鶴見中尉、ほんと尾形と同じ顔してる。

鶴見中尉のあの顔、17巻カバー絵の尾形の顔だよなと…

そして尾形逃走時を思い起こさせる。

「よーし、頭ぶち抜いてよーし」

その時、月島は撃たなかったですけど…


それにしても、個々のエピソードが最初から終わり(退場)まで一本道なの凄いなと。

鯉登少尉初陣ルートはどうなる


にしても牛山センセが銃持つの新鮮。
旗持ってたら、素人でも弾当てられるってことなのだよなと…

アシリパさんと白石だけとりあえず退避したようで…アシリパさん矢出して準備したってことは毒削って対人用の矢にしたんだろうなと。

鶴見隊がやられるのより、ソフィア隊がやられるのはキツイ。

武器は持ってるけど、戦争しに来たわけじゃないだろうに…

いや、そもそも武装してる時点で道間違えてるので、そこは…

ソフィア皇帝暗殺から、何人殺せば気が済むのだろう…犠牲者しか出さない。

少なくともソフィアのせいでほぼ全滅だろうなと思うと、無能な指揮官は大量虐殺者や殺人鬼と何一つ変わらない。

マンスールさんおっさんズモブ組にちゃっかり仲間入りなので、ソフィア死んでも生き残り確定?

勇作さんは尾形がいたから高潔でいられた。ということは勇作さんの部下は怪我はしても戦死はしてないということに。

まぁ…勇作さんが人殺しじゃない方の童貞かどうかは置いといて…

尾形は…まだだよなと…鯉登少尉も…

公式通り…男はカウントに入らない二次女子に優しい仕様。

ソフィア以前にも書いたような気がしますが、銃撃つのにトラウマ無いんだなと…

普通なら長谷川さんの件トラウマになって、二度と銃持とうなんて思わない。
だって何の関係もない一般人の母子、誤射で殺して、なおかつ鶴見中尉が長谷川さんだと分かった後…

後の祭りの祭りで、引くわけにはいかないのは分かるけれども。


フラグ立ってた観音様の裏には…


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