ゴールデンカムイ 286話感想と考察


ここに来て「誰?誰なの?」に吹き出す。

さも最初からいました風に人物出してくるの面白い。宇佐美や菊田有古ペアの時もですけど。

幸運の風を運ぶ門倉部長。

カドクラスイッチ…最新巻連動だと尾形は東風。

アプリでの一気読みとか、まとめ読み推奨しないのはそういうところ。
巻の区切りごとにテーマ切り替わってるし、カバー絵にも含みがある。


乾いた風を絡ませ あなたを連れて行くのさ〜

L'Arc~en~Ciel HONEYより

尾形東風なので乾いてないですけど。むしろ時化を起こす風。


前回カラー扉つきで「COLORS」でしたけど、今回サブタイトルの「タイムリミット」がそのまま

宇多田ヒカル タイムリミット

英語歌詞略

タイムリミットに怯えているようじゃ 守れないよ

※すでに樺太編の尾形とアシリパさんのやり取りでそのまんま尾形が「時間切れ(タイムリミット)かな」って言ってるので。


新しいものが大好きな私たちは 飽きやすいから そろそろ成果があらわれ始めなきゃ止めてしまう

※「私たちアイヌは新しいもの好きなんだ」もアシリパさんが最初のほうから言ってる。尾形も鶴見中尉も最新武器好き…


賞味期限を過ぎた後の恋の味は…

※ここで言う賞味期限ってアシリパさんが17歳になる前にという意味なのだよなと…

そしてもう一つのタイムリミット

駆け抜けてよ時間切れまで 生まれつきのスピード狂なのさ〜

L'Arc~en~CielのDriver's High

そのまま樺太編で「時間切れかな」言った尾形。

アシリパさんサイドがタイムリミットで尾形サイドがDriver's High

鶴見中尉も「おはようございます」って言ってるもんなと…

Driver's Highの英語歌詞部分意訳は

朝から飛び起こされクラッシュ

光の速さで駆け抜けハイになる


ですし。札幌ビール工場編の鶴見中尉の「祭りかな」は「長く短い祭」で「思えば遠くへ来たもんだ」からの白石の「はるばる来たぜ函館〜」も好き。

世代近いのか、好きな曲多いの楽しい。

永倉さんの話、どこまでが本当か?
鶴見中尉が嘘だとしたのは、白旗上げた部分と砲撃止めさせて、アンタが喧嘩したいだけだろと受け取ったわけですが…

「金塊は無い」をどう受け止めるか。
はるばる来たからには部下の手前、金塊探さないとならないの分かってて、永倉さんは言ったわけですが。  

煽りスキルは喧嘩慣れしてる永倉さんのほうが上だなと。煽り耐性は低めですけど。
喧嘩したい図星つかれて、先週どうなるんだ?と思ったら「アンタが戦いたいだけだろ」で引っ込んだ。
 
鶴見中尉は口悪い言い方しても。育ち良すぎが抜けない感じ尾形と同じだなと。


改めて宇佐美といい、房太郎といい明らかに喧嘩慣れしてない感。
見てるだけで喧嘩慣れしてないって分かるセリフ回しと動き。

喧嘩慣れしてる杉元とか永倉さんとか、相手に攻撃するの躊躇しないもんなと。

永倉さんが鶴見隊をソフィアのところまで誘導、門倉さんがソフィアたちを鶴見隊相手に応戦させる。こんな感じに?  

永倉さんが茨戸の時と同じく、尾形の誘導係に。
尾形がどの位置につくのか楽しみ。

唯一全員を撃てるポジションなおかつ、鶴見、土方どっちの陣営にも損失を出さない。

尾形に「鶴見中尉とは戦うな」と釘刺されてる所で、鶴見中尉に喧嘩売って尾形の前を走り抜ける永倉さん。

建物内通り抜けるところ茨戸の再現になってワクワク。
尾形もやってたけど、永倉さんもかと。

ここまで来たら、土方組で鶴見中尉も杉元も出し抜く。  


杉元がアシリパさんと土地の権利書ダシに逃げる気満々な安定感。
アシリパさんと土地の権利書あったら鶴見中尉に命乞いできるもんなと…

尾形が引っかき回さないと、杉元に話進める能力皆無なのが良くわかる。
杉元に話振ったら、逃げるばかりで話進まない。白石いないと次どうするかすら決められないわけですし。


そして鶴見隊は駆逐艦で網走の再来。

もの足りねぇぞ…門倉部長…ってことで…


土方さんの父の真意を知るだろうって何のことだろう。
戦場にいたがり、戦いたがりのアシリパさんにとって本物の戦争を見せること?

だったらやっぱり、鶴見隊に為す術もなくやられるソフィア…

自分の無力さや足りない部分を知る機会。
無力さの部分はすでに樺太編でアシリパさん。 
言葉でも、矢でも杉元を止められないと思い知ったので。

土方さんが「我々の勝利」って言うと、どうしても鶴見隊含むに思えるので、日露戦争延長戦開幕。

鶴見中尉に協力して中央とロシア勢カタつけないと、自分たちに金回ってこない。


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