ゴールデンカムイ25巻感想考察

25巻感想考察タロットカードのテーマ

23巻から数えて3番目、タロットカードつまりは女帝　つまりは王の妃、妻

そして豊穣(農業)の女神。実りや計画性を表すカード。

2と5足すと7戦車、戦車＝キロランケなので、下半身馬並み性欲な牛山と…多産色欲の象徴な宇佐美(うさぎ)

男を惑わす山猫尾形。

カバー絵の房太郎については前記事で解説

疱瘡で拒絶されたトラウマから、女性とは触れ合えない。けれども子孫は欲しい。子孫繁栄できない象徴…

尾形も軍内では鶴見中尉にとって妾ポジションなので、そうなのですけど…

宇佐美が、月島軍曹に嫉妬しない理由が追加されていて納得。

鶴見中尉は性的対象で、もう友人にはなれないが強調されると…ガチで二次創作いらず…原作のほうがより濃くドロドロな関係…

月島→鶴見中尉にしたって、宇佐美と尾形の関係にしたって…鶴見中尉と宇佐美の関係も。

公式…追加たっぷりで、尾形と宇佐美BL巻…

……にしても尾形、房太郎、宇佐美と受ぽいのばかり…

尾形の「父に愛されるにはどうしたらいいだろう」の愛され方が、ちょっと直接的過ぎるだろと…宇佐美が計画通りというのだから計画通り…

にしても、空気読めすぎるが故の、宇佐美と尾形この二人でしか成り立たない会話のキャッチボール面白い。

この二人は喧嘩するほどなんちゃら…売り言葉に買い言葉。

尾形のセリフで「農民」が追加されてた。

宇佐美が月島軍曹や尾形ほど、生まれについて割り切って生きられないのは、両親に愛されて育った自信があるからだなと。

出世して、故郷や生まれについて言われるのに耐えられないから、出世しようとしない。だから自信を持ちたくて篤四郎さんには中央で活躍して欲しかったのに、自分のせいで左遷させてしまったから…

ホクロくん…宇佐美が刺青にしたのは自分への罰なのだよなと…故郷には帰らない決意。

愛されたいから智春くん殺したのより、篤四郎さんが自分のせいで左遷された罪悪感が大きいから。

何だろう…篤四郎さんが誘ったからもありますが、家族に顔向けできないもあるから罪滅ぼしで軍に入ったんだろうなと…

その辺り倫理観は置いといて常識はある。

なんかもう…宇佐美言ってることも、やってることも全部裏返し…人に本心言えない長男の性なのかもですが。

百之助可愛いは本音でしょうけど…

「杉元らしい理由」

アシﾘパさん杉元が金欲しい理由どんなの想像してたんだと。

その言い方だと、なんか別に理由があってなおかつ物凄く失礼な想像してた言い方…

「惚れた梅ちゃんのため」だったら、そんなことしない。みたいなの、やっぱりずっとアシﾘパさんの頭にあったんだなと。
杉元がしていることは、惚れた人のためであって欲しくないみたいな…

そんな答え聞きたかったわけじゃない。

本誌連動的には、建前と本音

梅ちゃんに金さえ渡せばいいだろ。

金を渡すじゃなくても、できることが色々あるだろ。みたいな？
その辺り、杉元が勝手に二人に裏切られたと思い込んでいるなんて、誰も知りやしないから…

本誌バレしてるので、あれやこれやの黒塗りが解除されてますが、26巻収録分のアレは解除されるのだろうか…

　
ということで、25巻テーマは、女帝なので、娼婦や女性、種付け話多め回…

谷垣の追加…赤い縦縞模様オシャレ…
ああ、宇佐美のは一応支給でも選べるオシャレ青縦縞シャツですが、尾形がムイムイした兵士の極太縦縞シャツは、赤縞だったんだ〜と…どうでもいい情報なようで、馬の伏線ねじ込んでくる…競馬でキロランケ妨害した人と同じ人…
何で脱いだら、派手シャツなんだとは思ってましたが。

杉元の「レタラの子孫繁栄したらいいな」の…爆弾発言で、近親婚(姦)に触れてくるとは思わなかった…　

少数民族や集落、位の高い一族が突き当たる壁だなと…血統や地位を重視するあまり、近親婚ばかりになってしまう。

尾形と勇作さん…はまだ腹違いなので…

私は、鶴見中尉と尾形派ですが。

7戦車の意味もあるので、キロランケ話。

近親じゃなくとも、キロランケとソフィアはソフィア視点になったときちょっと…と思う派。

ユルバルスが15歳くらいの時に出会って、10年後そういう雰囲気なったからって、そうなるかと言われると、ユルバルスをそういう対象には見れないので。

ユルバルスからしてみれば、出会った時は15歳くらいで、ソフィアが20代前半。
ソフィアは憧れだし、年齢的に性的対象ですけど、ソフィアから見たら、ソフィアが言ってる通り10年経っても「ぼうや」なわけで…

私的に20歳過ぎて、15歳前後の男子は性愛の対象にはならないなと。

なので15〜16歳の男という、絶妙に女性の性愛の対象になりにくい年齢を選んで来る辺りズルい。

これ出会いが17歳だと完璧に対象になるので。

あんこう鍋話も、夜な夜な母に抱かれる息子の匂わせ話なのだよなと…チカパシより少し上な11歳くらいな絶妙な年齢なのがまた。

そして聖母である鶴見さんに、愛でられる百之助…

まとめて読むと、公式が渋滞しまくり…