秋本番の10月にモヤる。盛大に。

Ciao!
すっかり秋本番でスポーツの秋、食欲の秋など楽しいことが多かった反面、
同じくらいに鬱になったり(゚Д゚)ノハァ?って憤ることも多々あった10月。
そんなモヤった10月のニュースを抜粋したいと思います。


埼玉県議員自民党連が子育て世代いじめ条例案発議。逃げろ埼玉なんて言われても、内容間違ってないと撤退後も嘯く。現実との大きなズレに異論反論相次ぐ。

10月の頭に飛び込んできたのがこれ。
我がふるさとである埼玉が瞬く間に燃えて行ったニュースですね。
発端は、埼玉県議会にて自民党連が議会に条例案提出したところから。
その名も“埼玉県虐待禁止条例改正案”。
名前“だけ”は賛成を多く得られそうなものでしたね。ホントに名前“だけ”は。
 
その中身を見て唖然ですよ。
 
内容は小3以下の子供の
・       1人での留守番禁止。
・       子供だけでの登下校禁止。
・       子供同士での公園で遊ぶの禁止。
・       未成年に預けて買い物など外出するの禁止。
・       子供だけ残してゴミ捨てに行くの禁止。
・       子供にお使い頼むの禁止。
 
┐(´∀`)┌ヤレヤレ  馬鹿なの?
 
今の日本は離婚率が上がり、1人親世帯が父母合わせて130万世帯あるわけですよ。
その人らはどう生活したら良いんですかね?
保育園は入れれば良いですけど、放課後学童があれば良いですけど、そんな簡単にはいかないのが現状ですよね。
どうあっても家で子供だけの留守番をさせなければいけない家庭に自民党埼玉支部は児童虐待している家庭だとレッテルを貼りたいらしいです。
しかも、それを目撃した近隣住民は通報しなくちゃいけないらしいです。
 
通報受けた警察や児相は大変でしょうね。
だって、事件性が無かったとしても親に話を聞かなきゃいけないわけでしょ?
そして、通報された家庭は周囲から後ろ指さされて生活することになるわけじゃないですか?
 
当然、これが提出されると全国各地から批判が集中しましたよ。
国会からも苦言が出る始末。
特に埼玉選挙区から当選している自民党議員は泡食って反対を表明してるのがあまりにも滑稽でした。
県議会選挙よりも絶対に先に来るであろう衆院選へのアピールかと思う程です。
 
結局、10月6日に発覚したこの横暴は世間からの大反発を受け、10月10日に審議取り下げが決定しました。
しかし、この取り下げに関する会見で理由を説明した田村 琢実埼玉県議団長の発言がまたも物議を呼んでます。
今回の取り下げは内容ではなく、自身の説明不足であることを一番に挙げており、記者の子供に留守を任せている状況に関しての質問に対して決して今回の修正案の内容に問題はないと主張してました。
「まさにその点がこの条例で目指してたところです。実は社会全体で子どもたちを育てていく、見守っていく、そういう環境作りを目指して、今不足している部分を 強化していくということを我々は最終目標として、政策効果として考えておりました」「この条例を制定することによって支援をしていく、県がバックアップしていくという姿勢を示したつもりだったのですが、私共が考えていない方向に世論が動いてしまったこともあり、それについては今後の課題とさせていただきたいと思っております」
 
何でこんなに批判されたか=説明が足りてなかったから、理解してもらえなかったってことは何の反省もしてない証拠ですし、そもそもが条例制定➡バックアップをしていく姿勢を示すって考え方自体が全くの逆だって理解していないんですかね。
 
保育園や放課後学童が公的サービスとして万全に受けられる状況で、1人親世帯が定時で帰っても何ら不自由なく暮らせるレベルの経済的なゆとりがある住環境であれば、公園で子供が遊ぶにあたっても公園に監視員がしっかりと安全を確保できる状況が出来る状況であれば、この人の言っていることって良いことだと思うんです。
でも、実際は真逆ですよね。
認可保育園足りてません。
そもそも保育士の給料問題が解決できてないので必要数の確保もできてません。
学童は逆に終了していってますし、こちらもただでさえ教師不足の現状ですから学童になんか手が回らなくても当然
第一に教師の業務量軽減が急務であり先決ですよね。
公園に監視員?
誰がどれくらい、どうやって、いくらでやるのかすら決めてないのに良くもまぁ、こんな話持ち出したねって感じですよ。
1人親世帯、特に母子家庭120万世帯の50%が年収200万以下ですよ。
そこにきて円安、物価高と先行き真っ暗な状況でゆとりどころか、困窮しているとさえ言えますよね。
 
ここまで県民を追い込んでおいて、何でこんなことが言えるのか。
そして、自分たちは何も間違っていないという認識を持てるのか。
本当に理解が出来ません。
 
大野埼玉県知事が今回の取り下げに際して会見を行い、「県民の声が届いたと理解している。撤回は歓迎している。」とコメント。
更に今回の改正案に関して県執行部に対して意見を求めてくるなどのアクションは何も無かったとし、県に寄せられた1007件のパブリックコメントの1005件が今回の修正案に反対のものだったと発言。
しかも、自民党県議団は改正案作成のために実施したという意見公募を公表していないことも問題視していました。
 
要は0.2%という超偏った意見をもとに作られたということを隠したいわけですよね?
取り下げということで否決もされていないので、シレっと何かの折に本性を隠して提出してきそうで怖いですよ。
 
私見を述べれば、彼らはどういう意図でこれを提出したんですかね?
確かに児童虐待は許されないことですけど、抑止すべきはもっと別のことだと思うんですよ。
だって、これを守ったが故に余裕を更に失った家庭が家の中という外の目が及ばないところで虐待を行ってしまうというリスクが多分に生じ得るわけじゃないですか?
 
見えないところなら良いってことなのかな(・・?
 
先にも言いましたけど、ゆとりや余裕があればあるだけ、虐待ってリスクは減るんですよ。
もちろん、0になることは決してないですけど。
でも、追い込まれて手をあげてしまうって状況が減るのは間違いないですよね。
今回のこの悪法は間違いなく県民からそのゆとりや余裕を奪い取るものだと思いました。

もう5か月もたつのに未だに燃え続ける全仏ダブルスの失格事件。問題なのは相手ではないと思うんですけど・・・・。

今年の全仏オープンテニス。
女子ダブルス3回戦で起きた事件が10月になっても尾を引いています。
 
加藤 未唯選手がサービスプレーヤーに打ったボールがそちらを見ていなかったボールガールを直撃。
当初は警告だったものが、ボールガールが泣き止まなかったこと。
相手ペアであるマリエ ブズコワ、サラ ソリベストリモペアの抗議でオーバーコール。
失格になりました。
 
ブズコワ&ソリベストリモペアがその裁定が下った後で笑っていたこと。
そもそもの抗議が執拗であったことで2人のスポーツマンシップに反した姿が大炎上。
OGであるレジェンド達もこぞって彼女達を責めました。
 
そして、それは大会が終了した後、5か月後の10月を迎えた現在においてなお燃え続けているんです。
 
確かに、ブズコワ選手が事あるごとに“悪かったのは加藤選手であって自分ではないのに何で自分が叩かれるのか理解できない”と自分が何故批判されているかを理解できていないことが原因であり、メディアが意地の悪いインタビューでそんな言葉を意図的に引き出しているのが問題なんですけども。
 
10月8日に行われた北京での大会にペアで出場し、優勝した2人なんですけど、これに関してRONSPOっていうメディアが記事を書いていたんです。
別に書かれていることの大半がどうって言うことではないんですけど、結びの部分で、「ソリベストルモだけでなくブズコバも、テニス界を騒がせた“ボールガール事件”にいまだに公式には謝罪していない。それどころかブズコバは自分たちが被害者だと言わんばかりに振る舞ってきた。まだこの問題を全面解決するには根深い問題が残っているのかもしれない。」って言ってるんですよ。
 
なんで謝罪(・・?
 
まぁ、いかにも日本人的な発想だとは思いますけど、この2人って別に何か謝らないといけないことしてるわけじゃないんですよね。
ただ、態度が炎上しただけ。
 
“世間の皆様に不快な思いをさせて申し訳ございません。”
 
良く炎上したYoutuberなんかが謝罪動画とかいって言っているあれが想像されますけど、あんな文化日本だけですよ。
国外の発想で言えば、何か間違いをしたから謝るんです。
そして、今回のことで一番謝らなくちゃいけないのってこの2人じゃないですよね。
 
もちろん、加藤選手でもないです。
だって、ボールガールの少女にまで個別に謝りに行っていて和解していますし、失格とポイントはく奪っていう罰も受けてますから。
 
私は今回のことでまだ謝るべき人間がいるとすれば、大会ダイレクターのモーレスモ含む全仏の関係者だと思うんですよね。
確かに警告が与えられた後で対戦相手の2人は文句たれてたかもしれないですけど、失格の判断をしたのは主審とトーナメント責任者ですよね?
しかも、加藤選手は失格の裁定の後で、“ボールガールがボールボーイだったら失格にはならなかった。”、“もっと早く泣き止んでいれば良かった。”、“運が悪かった。”などと正直、信じられない発言をしてるんです。
 
加藤選手の行為はお世辞にも褒められたことではないんですけど、選手協会やOBなどが言うようにペナルティというよりはマナー違反なわけなんですよ。
更に言って、意図的にボールガールを狙ったわけでもないのがVTRを見れば明らかなんです。
にもかかわらず、このご時世で文明の利器を使用した裁定は行わず、あくまでも主観的で非論理的な理由で失格、ポイントはく奪という極めて重大な決断をした人間たちこそ責められて然るべきではないんでしょうか。
プロ選手協会は今回の裁定こそが理不尽であると抗議の声を挙げている位であるのに、メディアのほとんどは対戦相手の2人の一挙手一投足ばかりあげつらい、燃料を投下し、炎上させようという意図が感じられて仕方ありません、
そして、その炎上の影に隠れて、まるで自分たちは何も間違っていないというようなスタンスをとる全仏関係者を糾弾する声は全く聞かれません。
 
テニスは対戦競技で、1試合1試合にとんでもないパワーと時間を費やすスポーツです。
相手に付け入るスキがあれば、そこを容赦なく突いていく姿勢は私はそこまで悪とは思えません。
確かにその後でインタビューで加藤選手への非難をしているブスコバ選手はプロスポーツ選手の振る舞いとして世間からどのように見られているかというのがいまいち欠けているのは間違いないでしょうし、現状を変えたいと思っているなら自分を省みた方が良いに決まってますけど、
5か月も経って、今なおくすぶり続けるこの粘着質な誘導はピントがズレているとしか思えませんし、深読みすれば大会側という権力サイドへの批判を軽くするために捻じ曲げた偏向報道をしているようにさえ感じてしまいますよね。

心身耗弱=有罪?心神喪失=無罪?。極刑避けるために用いる弁護側。しかし、彼らを生かしたとして今後どうする?


 
京アニ放火殺人事件で現在、青葉被告の裁判が行われていますが、その前に2017年に神戸市北区で起きた殺人事件で検察側は被告の上告を断念。
被告の無罪が確定しました。
事件は2017年に兵庫県神戸市北区で32歳の元被告が83歳の祖父母を金属バットで殴打、包丁で刺すなどして殺害。
その後、近所に住む79歳女性も同様に殺害し、その他2名の女性にも重傷を負わせた事件。
殺人など複数の罪名で逮捕、起訴されましたが、精神鑑定の結果、この犯行が「自分と元同級生の女性以外の人は、姿は人間だが自我や感情がない存在『哲学的ゾンビ』であり、女性と結婚するためには『哲学的ゾンビ』を倒さなければならない」という妄想、幻聴によるものだということが認定されました。
結果、裁判は精神耗弱=善悪を判断し行動を制御する能力が著しく低下していたが0ではない状態だったのか、心神喪失=そうした能力が完全になかったかが争点となっていました。
ちなみに日本の刑法は耗弱状態なら罪に問えますが、喪失状態と判断された場合は無罪になります。
 
結果として第1審も第2審も「妄想や幻聴の『圧倒的影響下』で、被害者らを哲学的ゾンビと確信して犯行に及んだ疑いを払拭できず、『心神喪失』だった合理的な疑いが残る」として心神喪失を支持。男性は無罪判決を受けました。
そして、上告の期限である10月10日を過ぎ、検察側は上告を断念。
無罪が確定という流れになったそうです。
要は1審、2審の判決理由を覆すものが検察には無かったってことですね。
 
理論的にとらえれば、刑法で定められたことであり、それに則った判決とそれを覆すものがない検察の判断というのであれば無罪も止む無しということは理解できないことは決して無いです。
 
ただ、現状として乱暴な言い方をすれば彼らを生かしたとして何か公共の益となるんでしょうか?
 
言い方を更に悪くすれば、この被告は無罪か極刑しかありえない状況でした。
なので、弁護側サイドも採れる公判戦略は心神喪失による無罪獲得以外にないんです。
結果として弁護側の主張が通り、無罪になったわけですけど、彼がしたことは変わらないですよね。
人3人を身勝手な理由で殺害・負傷させた凶悪犯な訳です。
これから彼は警察管轄の精神病院で余生を過ごすわけですが、当然、その補償は税金で行われます。
もちろん、極刑となっても即日執行なんてあり得ないので収監されて、執行までの日々は税金で賄われるんですけど、意味合いが違いますよね。
彼を生かすために使われるのか、罪を償わせるために使うのかで全く印象が変わるからです。
 
極刑にしろと言っているわけではありません。
心神喪失だから無罪なんだっていうのがおかしいと言ってるんです。
責任能力があるのかないのかっていうのが問題の本質ではないんです。
特に今回のような凶悪犯の場合は。
反省しない人間に説法を説いても無駄であるから罪を問うても無駄なのだっていうのはあまりにも被害者意識を蔑ろにしているとは思わないんでしょうか。
 
先に述べたように京都アニメーション放火殺人事件で起訴されている青葉被告。
この裁判も弁護側は減刑ではなく心神喪失による無罪を主張しています。
あれだけの被害を出した事件ですからそれ以外に極刑は免れる術はないと思ってのことでしょう。
印象だけで考えれば、極刑が相当。それ以外に是非は無いんですけど。
青葉被告が一貫して主張している“自分の小説のネタをパクられた”を改変することで、前述の神戸の事件のように「妄想・幻聴の支配下」っていう理論が成り立ってしまう可能性があるんです。
 
これはあくまでも私見です。
私は凶悪犯に関しての心神喪失=無罪は悪法であり、極刑以外にないと思います。
司法は独立して、客観と法においてのみ判決が下されるのは当然です。
ですが、明らかに現代の司法解釈には私見が多分に含まれます。
痴漢冤罪が認められにくいことなんかが最たる例です。
被害者・遺族感情を慮った判決が実に多い。
これは周防 正行監督の映画作品になるほどです。
どれだけ科学的に不可能であるという証拠を出したところで無罪にならない。
裁判官の私見というバイアスがかかっているからです。
確かに人1人の命を奪う極刑の判決が重いなど外野に分かるはずがないくらいのものであることは分かりますよ。
でも、心神喪失だから、責任能力がないからと罪にならないなんていうのは絶対におかしいです。
それは、心神喪失状態であるから青葉被告や神戸の元被告たちは反省する必要性がないということですよ。
だって、反省できるはずがないじゃないですか。
そもそもがその時のことを明確に把握できているはずがないんだから。
それで本当に良いの?
日本社会においてそれが本当にあるべき姿なの?
決して遺族や被害者が可哀想だからってことではなく、事件の規模や凶悪性、被害者の数を鑑みた時に責任能力の有無が果たして罪を帳消しにするだけのものなのかってことです。
刑法の改正なんて待っていられないんです。
心神喪失状態は無罪かもしれないけど、そもそもがそこを争点にしてはいけないって方に持ち込んで欲しい。
使ってはいけないものは例えルールであっても意味が無いですから。
 
ここで断っておきますけれど、私は死刑に関して賛成でも反対でもありません。
死刑廃止になって無期懲役が終身刑になったとすれば、終身刑になればいいだけなので。
とにかく心神喪失状態=責任能力が無いから無罪っていうルールを適応しないで欲しいと言うことです。
 
もちろん、責任能力が無い人間を罪に問うて何の意味があると言う方がいてもそれはそれで個人の意見なので頭ごなしに間違っていると思ったりもしませんけどね。

無断で訪ロ、比例なのに離党、それでも主張を曲げない鈴木 宗男参院議員に対しての政界の対応は正しかったのか?


 
10月10日、日本維新の会が鈴木宗男参院議員の離党届受理を公表しました。
 
ん (・・?
 
言っていたことと大分違うアナウンスに誰もが(・・?となったはずです。
 
鈴木 宗男議員は10月1日から5日に訪ロしていたことが分かっており、それも党への届け出なし。
そこで“ロシアが勝つ”という趣旨の発言をしたなどが問題になっています。
 
私は確かに今回のロシアのウクライナ侵略に関して反ロシア的思考を持っていますけど、誰一人ロシアに行かず、ただでさえ窓口が無いと言われるロシア外交が完全に閉じられているのは問題だと思っています。
更に鈴木議員自身が言うように日本でも“ロシア圧倒的優位”,“勝負にならないんだから即時の停戦を”と声高に訴え続けているのも事実です。
なので、今回問題とされているのは“党に無断でロシアに行った”ってことだけなんですよね。
 
もちろん、党の方針無視な時点でダメなんですけど。
 
先に私見を述べれば、一国会議員として鈴木議員の言っていることが大幅に間違っているとは思えません。
鈴木議員は一言もロシア万歳、ロシアの攻撃こそ正義のような発言はしていません。
国会でのロシアを非難する決議にも賛成しています。
要はスタンス的にはロシアの武力行使に反対の人間なんですよ。
そして、自らはこれまでに築いてきたロシアとの太いパイプがある。
即時停戦させたいという個人の信念のもと行動を移したとして不思議なことはないですよね?
今までこんなスタンドプレーはよくあったことで、今の右へ倣えな情勢で珍しくなっただけな気がします。
なので、まず鈴木議員を親ロシアと決めつけること自体がまず浅慮です。
どこかのテレビのコメンテーターが執拗に鈴木議員からロシアによるウクライナ攻撃は正しかった旨を引き出そうとして躍起に攻撃していましたけど、一切ブレずに自分はそうではないと言い続けていました。
 
問題だったのは、やはり維新の対応だった気がしますよ。
別に党規に反する行為をしたわけで処分するのは処分するで良かった。
吉村大阪府知事が激昂して、重罰を科すべきと言ってました通り、除名にするなら除名で良かったんです。
なのに、いざ、その場面になった時に腰砕け。
鈴木議員のある種、なんの後ろ暗いこともないっていう姿勢に口悪く言えばビビったんでしょう。
まず10日に予定していた馬場代表、藤田幹事長との会談において鈴木議員が透明性を理由にマスコミと弁護士同伴でやろうと言えば、“党内の話し合い”を理由にマスコミを排除。
紛糾したとのことですが、始まった協議で鈴木議員はあっさりと離党届を提出。
馬場、藤田両氏もこれを簡単に受理してしまったとのこと。
 
完全に鈴木議員の掌の上で翻弄されてますよね。
しかも、問題なのが鈴木議員は比例当選。
要は維新という党への票で議員になれた身なんですよ。
 
以前から問題視されてきた比例当選者の離党は許されるのかという問題をまたしても繰り返してしまいました。
 
私は今回、維新がどうしても鈴木議員を排除するのであれば、やはり辞職勧告以外に無かったと思います。
衆院選が控える中で明らかに問題解決能力が問われる場面でしたから。
鈴木議員を除名、比例での当選であることを理由に議員の辞職勧告をして党として今回の鈴木議員への行為を強く抗議するってことですね。
まぁ、大阪の方でギャーギャー騒いでる部外者のせいで処分は厳重注意で済まして、鈴木議員のロシアで得たものを党運営に活かすなんて道が閉ざされていたので、道はそれしかなかったように思います。
ですが、結果として一番最悪なお茶を濁す離党。
またしても、野党による自殺点。
 
(# ゚Д゚) どいつもこいつも結局は面倒な政権を押し付け合ってるだけなんだよな!!
 
一番野心を感じていた党がまさかの腰砕け判断にそうとしか思えない一幕でしたね。

招集拒否はペナルティ。引退も認めず。選手は奴隷。赤紙強制招集を発表のバスケ界。
代表の意義を考えない輩たち


 
10/12 Bリーグの会見があったんですけど、その中で島田チェアマンからこういう発言がありました。
「代表招集に対する拒否権は基本的にはない」
「基本的にはそういう(代表引退の)概念はないと考えている」
男女日本代表への招集を辞退した選手に対して、理由の正当性の有無にかかわらず、代表活動期間中の所属クラブでの公式戦出場を認めない」
 
┐(´∀`)┌ヤレヤレ代表ってコンテンツの害悪性がバスケにも出ました。
 
これが私の感想です。
元々、フットボールのFIFAがクラブを優先して代表活動を蔑ろにする事態を防ぐために作ったルールで招集を拒否した場合は出場停止処分になるという馬鹿げた奴隷ルールなんですけど、そのせいで今フットボール界は金に目がくらんだFIFA、各大陸の組織によってとんでもない程の労働を強制されています。
前回の代表戦で親善試合に招集された久保 建英選手がキツイと言っても来なければいけない。
更に代表はケガをしても多くが治療費も払わずにクラブにつき返す状況なんです。
 
(# ゚Д゚) 代表ってコンテンツは奴隷が戦ってんのを楽しむコンテンツなんだよ!!
 
乱暴に言えばそういうことです。
もちろん、旨味が何も無いわけではないです。
代表戦で普段は試合に出てない選手(そんなのが早々呼ばれるはずもないですが・・・・。)が結果を出しました。
移籍金がウン倍になったとかそんな話は多いですよ。
所属クラブとしても利益になりますから、大声で批判はしません。
でも、明らかに間違った運用がされているのは事実です。
 
そんな悪法を島田チェアマンは何も悪びれることなく会見で発言したんです。
結果、現代表メンバーたちからすら疑問の声が挙がり、世間では大バッシングです。
《もはや「赤紙」じゃないですか。こんなの応援できない。断られない環境作るべきでしょう》
《やりたい人だけでやればいいじゃない。徴兵じゃないんだからさ》 《無理やり招集して何になるのか。今の時代に赤紙かな笑 日本バスケを強くしたいなら、選手の気持ちやモチベーションも考えてほしいものだ》
《代表の強化は重要事項やけど、罰則設けてまで強制する必要はない気が》
私も概ね上記のSNSと同じ意見です。
しかし、これに対しても島田氏は反論します。
《Bリーグ規約で日本代表に招集されたら、参加しなければならないということは履行義務として定められています》
《今は、日本代表参加に対して多くの選手たちはポジティブだと思います。しかし、選手だけでなく、送り出すクラブもそうならないことが幾度とありました。だからこそ、ルール通りに運用するということ、罰則がないと公平性の観点からも難しいという判断から明確化しています》
《日本代表で長年プレーをして自身の意思で代表引退を決意し、発表したら?》という質問があったとし、それに対しては《選手が自身の意思で決めて、発表することは自由ですし、否定するものではありません。しかし、ルール上はここの線引きではなく、Bリーグの選手ならば、招集があった場合には参加しなければならないという前提がある》。
これはnoteに書かれた原文そのままですけども、読んだまま彼は全く間違っていると認識していないんですよ。
そもそも代表なんてコンテンツは生活の次に来るもんでは無いんですかね。
そして、その生活を担っているのは所属しているチームのハズです。
そこに対して圧力ともいえるようなこの発言は立派な脅迫ではないでしょうか。
そして、チームだけでなくそれは選手にも波及します。
フィジカルのちょっとしたケガ。
プレーは出来なくはないけど、100%発揮できるとは限らない状況であれば選手は辞退を検討しますよ。
メンタルもそう。
とても厳しいプレッシャーの中で戦えるような状況ではないと自分自身ですら判断できる状態で代表なんて参加する意味が無いでしょう。
そういう時に話を聞いて回って、どうしても必要なら頭を下げてお願いする。
それが団体の在り方なのに、どうして統括してる団体がそこまでの強権を発動しようとするのか全く理解できないです。
活動が無い時なんかそういうチームや選手とコミュニケーションを密に取り合うのが仕事なんじゃないんですか?
基本、日本は統括している組織が無駄に力を持ちすぎている上に碌に頭が回っていない、世間からどう見られているかを意識しない傾向が強いと思います。
折角、W杯でオリンピック出場を自力で決める素晴らしい成果を見せたというのに、ご新規のファンを取り込んでBリーグを更に盛り上げていけるチャンスだったのに、完全に冷や水をぶっかけたことを全く理解していない様子でむしろ笑ってしまいますよ。
これはバスケに限らず、ラグビーもずーーーーっと続いています。
こっちはもう8年も変わってないです。
ブライトンで本当の奇跡を起こしたブレイブブロッサムズ。
その4年後に更なる成長を見せてくれた桜の戦士たちは今頃、野球とまではいかないまでもフットボールに次ぐ立ち位置になっていてもおかしくなかったんです。
でも、実際はW杯こそ勝手に盛り上がりますけど、自分たちの力を全く理解していないただのバカ騒ぎだけして、結果に勝手に落胆するただのお祭り扱い。
レギュラーシーズンのリーグワンは実業団時代と何が変わったのってレベルにしかなっていません。
これは完全に運営団体がミスっただけ。
時節を見る目に欠けて、波に乗り損ねたちょっと認知があるくらいのマイナー競技のままですよ。
本当にもったいない。
バスケもそうなりそうな匂いがプンプンですよ。
W杯初戦、ドイツとの戦いでベンチ前の席がガラガラだったとかとんでもない凡ミスをしている協会が統括しているわけですから。
7年前、W杯から帰ってきて満員の前でプレーできると話していた当時、パナソニックワイルドナイツスクラムハーフ田中史朗氏がガラガラであったことに激怒した姿が今回の事態で苦言を呈した渡辺雄太選手に重なりますもん。
やっぱり、リーグっていうものはチーム、そして、選手が主役であって彼らの頑張りがファン、Bリーグで言うブースター獲得に繋がるんですよ。
決して、代表“だけ”が全てではないんです。
 
バスケット関連っぽく言うとですね。
 
(-□д□-)✧ 代表の為にチームがあるんじゃねぇ。チームの協力があって代表があるんだ。
(ホワイトヘアードデビル版安西先生風)
 
ってことですね。
島田チェアマンだけでなく日本のスポーツを統括・運営している人たちは決して自分たちに権力があるなんて思わず、周りの人の協力あってこそだと心に刻み付けてほしいものです。

法務副大臣が公選法違反を勧める時代。江東区長選で起きた公選法違反はまさかの閣僚が発端!!山田 太郎文科政務官辞任に次ぐ不祥事連発。


 
10/24、4月に行われた江東区長選にて初当選した木村弥生区長が選挙期間中にYoutube上で有料広告を流していたとのことで東京地検特捜部が公職選挙法違反で家宅捜索をしたそうです。
 
改正した公職選挙法142条でネット上で“政党名のみ”広告を打つことが許されていますが、個人名はダメですし、そもそも有料広告はアウト。
違反した場合は2年以下の禁固または50万円以下の罰金となっています。
ようは犯罪ですね。
有権者である住民たちから告発があったそうです。
 
これだけなら、ただの汚職・・・・とも言えないかな。
新しい選挙戦略としてやったら、公職選挙法に抵触していた。
まぁ、選挙に立つ以上は何がOKで何がNGか位は陣営の誰かしらが把握していなければいけないっていうのは当然のことで、同情の余地は無いんですけど。
それでも、これだけならまだ初めての選挙戦を戦って初当選した区長っていう首長の問題で済んだんです。
これが調べが進むと、この木村区長、辞職したので元区長に有料広告を勧めた輩がいたそうな。
 
それが江東区含む選挙区から当選している法務副大臣 柿沢 未途(みと)議員だって言うんだから大問題ですよ。
 
公職選挙法が改正、施行されたのが令和2年ですから3年前。
SNS使った選挙戦が解禁されたわけですよ。
それからすっかり議員さん方のSNS上の見苦しい言い争い含めて大分定着したように思います。
すっかり気を抜いていらっしゃったんでしょう。
簡単な思い付きで、Youtubeとか動画サービスに入る広告で広報出来ないかなんて思っちゃったんじゃないかと思います。
この事態に関して、“不法行為に当たるとは思わなかった”なんていう全く自覚も責任も感じられない発言しちゃってますからね。
 
もちろんね。
これは4月の話であって、法務副大臣になる前の話ですから。
 
(# ゚Д゚)法に携わる人間としてあまりにも不適切じゃないか!!!
 
なんてことは言いませんよ。
でもね。
国会議員になるには当然、選挙が必要です。
それも小選挙区で当選しているんだったらさ。
 
(# ゚Д゚) てめーの選対はどういう倫理観で働いてんだ!!!
 
とは思いますね。
 
つい最近、山田太郎参議院議員が自身の不倫を理由に文科政務官を辞任しました。
ぶっちゃけ、不倫なんて週刊誌のパパラッチ連中相手に隠せるわけがないですよね。
だから、彼がこういうスキャンダルに晒されるのは時間の問題だったわけで。
記者連中としてみれば、政務官になんてお膳立てしてもらったら、黙ってられないですよね。
見事にすっぱ抜かれて評価はストップ安。
ネット界隈では今まで漫画やアニメの表現規制に毅然と反対してきた姿勢から評価が高かったことが逆に作用。
50代のオッサンが20代の美女との不倫という事態に大炎上を起こしております。
それも週刊誌では金品を支払って行為に及んだというパパ活=買春と銘打っているため、本人は否定していますけど事実であるという証拠が出てくれば議員人生すら終わる事態に発展しそうです。
 
┐(´∀`)┌ 別に不倫したからどうとは思わないけどね。
 
不倫したから仕事が出来ないかというわけではないので、脇が甘いな位にしか思わんですよ。
国会議員ってことは全国で顔が晒される存在ですよ。
日本全国にカメラを持っているパパラッチが存在している現代において、世間に叩かれる行為を外で隠し通せる可能性は極端に低いのが現代じゃないですか。
そんな状況であることなんて日本国民全員が知ってますよ。
であるのに、なんでこんなことしたの?って思いません(・・?
 
まぁ、どちらももう役職を辞しているわけですから、良いですよ。
恐らく、二度と彼らが浮上してくることも無いでしょうし。
問題なのはですね。
何で、こんなのを三役ポストに起用したのかってことなんですよね。
 
副大臣、政務官ポストって言うのは省庁に入れて顔を売って、パイプを作って後々に繋げることを期待されているいわば、未来の大臣候補ですよ。
内閣改造で支持率浮上を図りたかったのであれば、そして、それが思うようにいかなかったのであれば、せめてこれ以上下がらない様に配慮するべきなんじゃないでしょうかね?
その結果がこれですよ。
 
(゚Д゚)ノ 今の自民にはホントに碌なのがいねぇのか!!!
 
ほんとに怒りを通り越して、呆れも通り過ぎて悲しくなってきますよ。
馬鹿にしているとかそうとも思えないし、本気で選んだ結果がこれなんでしょう。
それにしたって、大臣も含めて選ぶ人間の前を洗う位しないんですかね?
不倫なんて芸能記者レベルですら察知できることなんです。
4月の区長選のことくらい把握しておかなきゃいけないんじゃないんでしょうか。
 
┐(―∀―)┌ こういうことを怠るからどんどん国民の目が厳しくなっていくって全く理解できないんですかね。
 
柿崎副大臣が罪に問われるかどうかは別にしても、こんな脳タリンを副大臣にしちゃう。
これは何度も言いますけど岸田さんだけのせいじゃないです。
自民党っていう組織自体に碌な人間が既にいないのに、党内の派閥から選ばなきゃいけないっていう意味わからないルールで選ぶ側を縛っているからいけないんです。
 
(。´・ω・)ノ゙ 党内からも誰も信頼されてないんだから好き勝手選べば良かったのに。
 
このまま自民の政権が続いても大臣を任せられる人間がまっったく育ってないことが分かってしまう今回の事態。
これでもまだ自民が勝ってしまうだろうという未来に絶望しかない今日この頃です。
 
以上が10月に感じたモヤモヤですね。
年末に向けて憂鬱になることも多いですが、外に吐き出して思いつめない様にしていきたいものです。
ではでは、また来月お会いいたしましょう。
それでは、皆さまごきげんよう。Arrivederci(。>ω<)ノ゙

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