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ただのワーママが地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯⑥

お稽古事業のほうで、このコロナ禍であきらめていたダンスクラスのキッズ発表会が急きょIMSホールにて開催できることになり、準備に追われています。

noteの更新が滞っており、気になりつつも…ゆったり更新。
致し方ない。。

さてさて。


ただのワーママが
地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯⑤

の続き!!

育児の悩み

結婚→一人目妊娠・出産→二人目妊娠・出産…という中、走り続けて今日この日まで来ている私ですが、仕事よりも先行きがわからず、ずっと責任が重い「育児」というものに悩み続けています。

特に息子は赤ちゃんの頃から声も感情表現も大きく、癇癪君の面が大きい。

上の娘のときはイヤイヤ期も短く、半年くらいで終了…という感じでしたが、息子はずっとイヤイヤ期。笑

「魔の2歳児」が「悪魔の3歳児」になり、そのまま大きくなり続けております;; なんでなのか、、、機嫌が悪いと、目があったとか、ちょっとぶつかったとかでイチャモンつけてきます。小3の現在は「極道の児童期」ですよ・・・。

寝起きは常に悪く、朝起きると「世界が明るい」ことにキレ、寒いから今日は長袖にしたら?と声をかけると半袖をぶん投げて怒っております。おねえちゃんと同等の扱いでは我慢ならないらしく、母からの愛は150%くらいで自分に割り振ってくれないと納得しません。笑

とくに4~5歳ごろからパワーアップしていて、毎日ギャーギャーいうたびに近所迷惑が気になって窓を閉める。叫ぶ声がまるでデスメタル。そんなフルスロットルで叫んで、よく喉を傷めないなと感心するくらいに…。

保育園や小学校では出来る子を演じているのか、大した問題は起こしてません。かわりに家で思いっきり発散するタイプですね。

あまりに上の子と違うので、困り果ててたくさん育児本も読みました。アンガーマネジメントのインストラクターも取得しました。(わが子には通用しないってあとで気が付きました。これについては別記事で書こうと思います)

「こういう言い方をするといいらしい」と聞けば試します。あまりにも機嫌が悪いときは気分転換をさせようと試みるも、「話をそらすなぁぁぁ!!」と叫ばれる始末。

相手によって態度を使い分けているところもあり、発達の検査にひっかかることもないけれど、この感情の爆発のさせかたは、もしかしたら凸凹はあるのかも?と思っています。

とにかく、一筋縄ではいかない息子との毎日に精神的にキてました。もうこれは、自分ちだけでは無理だ…!閉鎖的な育児をしていたら、わたしが発狂する。ほかの人の助言が欲しい。エネルギー過多な息子が発散できる、走り回ってOKな場所が欲しい。怒ったりほめたり、自分以外の大人にもしてもらったほうがいい。

それって、たぶん自分以外のお母さんも悩んでいる内容だと思いました。

■必要なのは公園・児童館じゃなかった

9-18時で保育園にお世話になっていた我が家。たまに公園や児童館にも行ってみましたが、独特の雰囲気がどうしてもなじめませんでした。

いわゆる強烈なママ友グループがいて遊びにくかった、疎外感があった、というわけでもありません。でも何かが違うと感じていました。

「ママサー」と呼ばれる子持ちお母さんたちのサークルも、仕事の合間の休日を地味に過ごしたい私にとっては、活動が多すぎるし、なんだかキラキラしてまぶしすぎました。

もっと緩く、入るのも出るのもお気楽に!という仕組みがあるといいな。

ちょっと家で煮詰まっていたり、育児に悩んでいるお母さんたちが安心して立ち寄れる場所が欲しいな。

学童のお迎え問題もゆるめに解決してくれると助かるな。

そんなときに出会ったのが、あの物件でした。

■来るもの拒まず、去る者追わず

しおらぼは、高い入会金などがありません。

会員制などで、決まったメンバーのみが利用できるという施設でもありません。

転勤や育児休業中などで、数か月から1年くらいで次の新天地へ向かうため、しおらぼを離れていくお母さん方も多いです。

OPENして3年が経過しましたが、転勤で引っ越していったお母さんたちが、Instagramでフォローしてくれたり、「あの頃、家に引きこもっていたときにしおらぼを発見して、大人と会話できて安らぎました」とか、「子供のイヤイヤ期を一緒に笑いに変えながら、見守ってくれて助かりました」とか、メッセージをいただくことがあります。

しおらぼは大したことをしていないけど、“場所”がそこに開かれているだけで、辛い時期を孤独に過ごさずに済むのかもしれない。

私自身の育児の悩みも、年齢に応じて変化していっています。そういった悩みも、先輩お母さん方から参考になるお話を聞けるかもしれない。

きっと自分のためにも有益な場所になる!

それが、「学び舎しおらぼ」を作った一番大きな理由です。


皆さんも、ゆるく開かれたこの場所で、いろんな話をして過ごしてもらいたいと思います。

「この辺でいい耳鼻科知らない?」

「上の子と下の子、いつまで部屋一緒にする?」

「こういうイベントをママさんたちでするんだけど、チラシを小ロットで印刷してるとこ知らない?」

・・・毎日、いろんな情報が飛び交います。

本当に、ここを作ってよかったと思う瞬間です。

お母さんたちのアイデアで、新しいワークショップが生まれることもあります。ご希望があれば、講師を探して来るのも楽しい!

次は何をしよう。

大人が楽しんでいるのを、子供たちに見せる。
お母さんが笑顔でいられる。


しおらぼの理念の根っこは、そういったことなんです。

ようやく活動も認められてきて、思いがけないお誘いを受けることや、メディア取材をしていただけるところまできました。

”予想以上”が起こるから、面白い。

これからもどうしたら自分たちがより良い人生を拓けるのか、それを軸に運営を進めていこうと思います!


▽現在のお仕事▽
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