新宿シティの夜を背景に君と踊りたい【オヤスミの前にvol.11】

今日はバンドメンバーのちゅーると一緒にガールズ&パンツァーを観に行ってきました。
僕は3回目、ちゅーるは1回目
もちろんネタバレなんてナンセンスなことはしないで僕らは劇場に向かいました。

上映前にお花を摘みたくなったので僕はお手洗いに行きました。
お花を摘んでいる途中にふと思ってしまったなんで今年26歳になる男2人で平日の夕方から映画なんて観に来ているんだろうか？
どうせなら女の子と観に行きたいな、例えば黒髪ロングでちょっと蜂蜜みたいな色が混じった瞳の敬語を使うお姉さん。
真面目な性格で本当に可愛いんですよ。
映画を観た後に不思議そうな顔で映画の疑問点を質問してくれるんです、僕が教えてあげる時優しい微笑みでありがとうって言ってくれるんです。
これが恋だなぁ
なんて考えながらシアターに戻って、映画が始まるのを待つ。
このよく分からない待ち時間って映画館でしか味わえない体験ですよね。

そして始まったガルパン最終章3回目でもめちゃくちゃ面白い。
本当にどうなっているんだろうこの作品は観終わった後にまた観たくなってしまうのが本当に不思議です。
戦車の音でさっきまでしていた妄想は吹っ飛んでしまいました。

その後ちゅーるとご飯を食べながら色々話をしましたガルパンの話、最近思うモヤモヤの話、面白かった本の話そして最後にちゅーるが育てているウマ娘の話。
なんとなく話すと程良いテンション感になってくるこれが4年間ずっと一緒にいれた理由なのかも知れないですね。

モヤモヤを吐き出して妄想も吹き飛んだ僕は帰り道が違うちゅーると分かれて1人で新宿の街を歩く耳を澄ますと新入社員らしい女の子が、同期が同じ部署にいなくて辛いって言う話を新入社員っぽい女の子にしていた。
なんとなくシャットダウンしたくてイヤホンを付けると優しい歌声が流れてきました。
僕が今度出すCDもこんな風に誰かがシャットダウンした時に優しくイヤホンから流れると良いな　なんて思いながらまた新宿の街を見渡す。
悲しい世の中が嘘みたいに綺麗な光に溢れていました。
僕はやっぱり黒髪ロングでちょっと蜂蜜みたいな色が混じった瞳の敬語を使うお姉さんと映画を観たいな。
その後彼女の手を取ってこの新宿の街を背にダンスなんか出来たら最高にかっこいいじゃないか。
きっと柔らかい手なんだろうなって余韻に浸った後帰りの電車で日記を書いていました。

おやすみなさい。
今日も一日お疲れ様でした。
2021/4/2 シオ


【今日聴いたベストソング】
輝夜の城で踊りたい/園田海未ver