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2本の道と不安 〜僕はバンドで生きていく〜

どーもです。

最近あまり発信できない気がするのと、最近この日記を覗いてくれるようになった人や僕が何してるのか気にしてくれる稀有な人向けに音楽以外のことも交えながら僕の普段を書こうと思う。

僕はバンドマンとして生きているけど、バンドはめちゃくちゃ人気だったり売れているわけではないのでご飯を食う仕事を別でやっている。
あなたがこの日記に目を通してくれているのは奇跡的にあなたがデュフこんを知ってくれたからだ。
インターネットとあなたとの縁に感謝!
元々は世間で言うブラック企業で2年間勤めさせてもらって心がぶっ壊れてしまったもので、成果が比較的強く反映してもらえる外資系の会社に1年勤めて、その後外資系の時と近い仕事でフリーになることを決めて今日に至る。
僕のやりたい音楽を追求するには音楽とは別に稼ぎ口を持たないと難しいもんでね。
ご飯を食べるために音楽をした時点で僕にとってそれは音楽じゃなくて仕事になってしまうんだ。
めんどくさい性格でごめんね。
だから音楽で飯を食えたら最高と思ってるのだけど、飯を食うための音楽は音楽じゃなくて仕事だから結局稼ぎ口を作る必要があった。
サラリーマンは別に死ぬほど嫌なわけではなかった。決められた時間働かなきゃいけないのは大変だけど、病気で休んだりしてもお金くれるし、ブラックの時は本当にいつも体力1のギリギリでずっと心臓がバクバク言うものだからたまに出先でこっそり公園でちょっと休んだりしてもお金くれた。(内緒ですよ。)
けど、自分の音楽や考えを磨いていく時間や作り込んでいく時間がサラリーマンだとどうしても合わないなぁって思って一度フリーになることにした。
これは僕がただ社会的な生き方に適性がないだけなんだけどね笑

だから現在フリーの仕事しながらバンドマンをしているんだけど、どっちもある種収入が不安定だからこれまでの人生になかった不安に一気に苛まれることになったんだ。
胸の内側の隅っこに留めておくぐらいだったんだけど、先日ツアーが飛んでしまった7月の後半がとんでもなかった。
ツアーに行けないくらいだから、仕事も何も出来なくて仕事の予定を全部飛ばしてしまった。
その影響で収入もからっきしで隅っこの不安が表に出てきてしまったよ。
8月の後半はデュフこんがちょっと夏休みモードに入ったからその間狂ったように仕事をした。
ブラック時代の僕顔負けなくらいの気分。
まあ時間でみるとブラック時代の半分も行かなかったけどね!
そう思うとブラック企業って怖いな…笑

そしてその不安と向き合う時に一周まわった。
不安ってすごく自然なことなんだって。
生き物が生きていて不安を感じないことがあるのだろうか?
明日生きている保障がないこと、明日ご飯食べられる保障がないこと。
これが至って自然なことなんだって思うようになったんだ。
もちろん死にたいわけじゃないし、ご飯を食べたくないわけじゃないから誤解しないでね。

人として良くなったか分からないけど、生き物として成長できたような気がする。
不老不死になってやりたいこと全部やりきりたい自分ととっととくたばって早く楽になりたい自分が葛藤しているように。
色々なごちゃごちゃぐちゃぐちゃした感情を抱えながら僕達は今日も生きている。

ちょっと最近思ったことをまとめてみたb

ここ最近たまに誤解されているから念のため最後に書くね。
僕は自分が仕事と呼んでいる音楽を悪く言いたいわけではない。
商業音楽の中にも好きな曲は結構あるし。
何より僕自身もプロデュースや楽曲の依頼は仕事として取り組んでいるからね。
仕事には仕事の面白さや体験があると思っている。
ただデュフこんはそう言う意味では仕事としてはやっておらず表現や創作を重点に置いて取り組んでいるので、こう言う書き方をしている。
僕の初期衝動としてやりたいと思ったものは音楽の方で、仕事は仕事で音楽のために必要でそれはそれで面白いと感じている。
そしてこれが2本の道を行くと言うこと!

この2本の道を不安と一緒に楽しく歩いていこうb

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