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マニフェスト-宙を走る六等星という場所-【僕はバンドで生きていく】

僕の日記を読んでくれている人は僕のXも見ているだろうか?

先日ポストした内容がこちら

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人生で初めてマニフェストというものを出してみた。
当然僕は政治家ではないし、
選挙に出るわけでもない。
ロックバンド「宙を走る六等星」のリーダーをやっている28歳の独身男性だ。

そんな僕がこんなものを提示する理由は宣言である。
誰から頼まれているわけでもなく、誰からお金をもらっているわけでもなくロックバンドというものに取り組み続けているのだが、誰かに宣言しておかないとふとした時に逃げそうになるんだよな。
だからその時を見越して、事前に宣言をすることによって、自分が逃げられない仕組みを作ってしまおうという天才的なアイデアなのだ。

そもそも昨年の終わりから大きく考えが変わったことがある。
当然バンドで自分がやり遂げたいこと、やってみたいことを実現するために頑張る。
そんなことはかれこれ9年くらいずっとやり続けてきたことだ。
その途中結果が今だったりする。
27歳で死ぬことが出来なかったことで1つ大きく考えが変わったことがある。
それは自分が30代、40代、50代を過ごしていくことを考えるようになったことだ。
そしてそれはメンバーも同じだと言うことだ。
現在僕の父が56歳だから50代までをまずイメージしてみた。

僕の父の人生は僕の人生とは全然違っていて真面目にサラリーマンとして30年以上コツコツと頑張ってきた人生だ。
僕が2年で辞めてしまったことを30年もやりながら、僕が育ち学ぶための費用を提供してくれた。
この2つで尊敬かつ大感謝以外の言葉は出てこない。
それくらい僕の父は立派な人なんだ。
だからこそしっかりと30代、40代を超えて今50代を生きている。

27歳を超えた僕は僕なりにしっかりと30代、40代、50代を生きなければならない。
今の僕はとにかくがむしゃらにバンドをやりながら、個人事業主としてがむしゃらにバンドでやりたいことを実現する金と生きる金を稼いでいる状態だ。
両方ともがむしゃらだ。
9年もがむしゃらに戦い続けた自分を褒めたい気持ちはあるが、がむしゃらさだけで本当にやりたいことを叶えられるのか?
そしてメンバーはそれだけで着いてきてくれるのか?
そんなことを本当の意味で現実的に考えはじめた。

自分の人生も冷静に現状だけ見るとお金のことや、実は意外と結婚願望があったりするタイプだから冷静に考えれば考えるほど「バンドを辞めるべき理由」がどんどん出てくる。
それもそのはずだ。
だって食えてないんだし、何かを作るには金がかかるんだし。
会社が赤字の部署をなくしていくように、僕の人生も赤字の部分を消す理由は出てきてしまう。
それでもなお辞めないのは「やりたいことがある」と「まだ納得していない」からの2つだ。
2035年に武道館でワンマンをするなんていう現時点からみて途方もない目標を掲げた以上は「宙を走る六等星」でそれが達成出来ないと思った瞬間がこのバンドの終わりだ。
それにも気付いた。

そう一回改めて自分達の未来を考えないといけない中で、納得がいかないってことがあるのは、邪魔でしかない。
だから納得出来るように今年のマニュフェストを考えたんだ。
こんなこともやり切れないなら、今のペースで「宙を走る六等星」をやるべきじゃないと思った。
少年心は忘れちゃいけないけど、もう少年じゃないことを理解しなきゃいけない。
仲良しだけでズルズルやっていくバンドを人生でやるつもりは僕はないんだ。

社会的に現状必要とされていない音楽を、業界の大人にちゃんと届いていない音楽を、自分の足でやっていくってことを改めて考えた。

僕以外のメンバー3人を不幸にはしたくない。
バンド以外で大切にしたいこと、周りの大切な人達。
そこまで全部幸せに貢献できないバンドなら終わるべきだと心から思っているんだ。
僕自身が弱いから彼らの周りに不幸を撒き散らしながらバンドを続けることに耐え切れないという情けない見込みもある。

だからこの2024年はそういう意味で本当の勝負の年だ。

あなたの思っているそらろくじゃなくなった部分もあるだろう。
今まで聴いてくれていた人たちが離れていくのは何回経験しても一抹の悲しさを感じる。

それでも自分が信じているロックってやつを鳴らし続けたいっていうドMでおバカな男なんだよな。

昨年末LIVEで披露した新曲2曲
「ブルーハート」、「個性」
僕の愛し続けてきたロックカルチャーとアニメ漫画カルチャーに対して最近思ったことを詰め込んだ2曲。
この2曲も提げていくし、2年前に人生を変えてくれると直感で感じた「Daybreak」もちゃんと歌っていくよ。

拗らせて、捻くれて、不器用で、それでも真っ直ぐ走り続けてきたんだよな。
このマニフェストやり切るように生きるね。

読んでくれてありがとう。

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