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チームの難しさ【ありのまんまでいいじゃないvol.22】

どーも!
人間っていうのは人の間と書いて人間になる。
つまり人との間があるもの、人間関係があってはじめて人間は人間たらしめる。
漢字っていう文字は大昔からこんな意味を孕んで今世まで残っている。
とんでもないことだね。

今日は人と人が関わる方法の1つ「チーム」についてお話をしようと思う。
まずチームっていうのは誰もが知っていると思うが、複数の人間が集まって1つの課題に取り組むことである。
そしてその1つに向かって限りなく近い感覚、温度感を共有していなければならないということだ。
一言で言うとチームが生まれると同時にそこには「常識」が生まれてしまう。
僕はあまり好きな言葉じゃないけど、常識というものは存在してしまっていると思う。
しかし全員が同じ思考をしてしまうと不意の一撃で完全にチーム自体が滅んでしまうリスクが高まってしまうから、常識を共有しつつもそれぞれの視点が異なっていてそれを分かち合える関係性及び環境を持つことが出来ているのか?これこそがチームとしてあるための最低条件だと思う。
これを何年も続けるなんてめちゃくちゃ難しいと言うかとんでもない分かち合いを行える環境と意思があるか、全員の相互利益が完全に一致し続けているかの2択になんだよな。
チームってヤバいくらい難しい。

バンドっていうのはチームだ。
最近同年代の仲間達の脱退、解散が相次いでいる。売れていて盤石だと思っていたバンドもメンバートラブルが起きたりする。
良いことも分かち合えるってことは、悪いことも分かち合ってしまう。
だから同じメンバーでバンドが続くってことは結果を出す以上に難しいことだと思う。
時間も労力も使う話だからね。
そして上達速度や意識の差みたいなものも時間が経つと発生してしまう。
リーダーとしてそんな時に何が出来るか?って最近いつも考えているんだけど、そんなものないんじゃないかって思う。
出来ることがあるとすれば、分からないなりに寄り添おうとする心を持ち続けることと、面白そうな未来を提案し続けることだけだ。

だから今日も面白い未来をイメージして描く、そしてそのために出来ることを描く。
それをやる。
メンバーに分かち合う。

意外とこんなことしか人生っていうのは出来ないんじゃないかと思った。

以上、チームの難しさ。

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