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相手がイメージしやすくなる言葉を選んで話す

おはようございます。
sinzoです。


昨日、夜に研究室で博士課程の方と
お話する機会があったのですが、


僕の研究についての悩みを
話そうとしたんですね。


僕の研究では、ディープラーニングを使って
データ解析と気象津波の予測をするための
パラメータを探索しようとしているのですが


そのディープラーニングにおいて
学習のオプションが多すぎて
手がつけられない状態だということを
いまいち理解してもらえてなかった気がしてたんですよね、今までは。


何ですけど、ディープラーニングにおいて
誤差逆伝播法という手法があり
それによってモデル内のパラメータを更新する
方法があるんですけど、


その方法においてもアルゴリズムが
何個かあって、どれが最適なのかを
探索する手間がすごいというか
ブラックボックス関数でもあるモデルに

結局何が適当なのかを
判断するのもなかなか時間がかかるし
考察も難しいなと言っても
相手には全然通じない訳ですよね笑


そして、僕が誤差逆伝播法を伝えようとした時に、
「イメージとしては、微分方程式をニュートン・ラフソン法で解くようなものです」

って伝えたら、「あ、そういうことね!」
という反応を得られたので

やっぱり相手の知識体系の中にある要素を
使って、例えないと
なかなかイメージしづらいものなんだなと
気づきました。


当たり前な話なんですけど
やっぱり人は自分を客観視しているつもりでも
全然できていないことの方が
多いと思うんですよね。

ましてや相手の持っている知識体系とか
相手のパラダイムに
合わせるのは

かなり意識しないとなかなかできないものだと
思います。


例えて言うなら
幼稚園児に税金の仕組みを説明しようとして
「公共事業」とかを使って説明しても
全然伝わる訳なくて、


普段、その子が使っているもの
例えば幼稚園で遊びに使うおもちゃとかが
誰のお金で使えているのか?
とかを丁寧に説明するアプローチの方が
まだ伝わりやすいというような感じでしょうか


今、これを書いてて
やっぱり自分も説明力がまだまだやなと
思ったのですが笑


まぁとにかく相手の見えている世界と
なるべくシンクロさせて
説明するというのは

コミュニケーションにおいて
めっちゃ重要なんだなと思いました。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました!

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