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家から出たいのにハードルが高すぎる

タイトル通り、そのままです。

憂鬱な気分の時に家にこもるのはいつも通り。
お布団にくるまってスマホをポチポチするのもいつも通り。

しかし、こもってばかりも憂鬱な気分が加速してしまう事も多いです。
私は誰かの声を聞いたり、会話は無くともそこに誰かいる環境が落ち着く場合もあります。
むしろ会話はしなくてもいい。会話は脳みそが疲れるんです。

そんな時にはたまにバーに行きます。
週末は賑わっていても、田舎は平日の0時を回ると人も少なくカウンターにいるマスターさんとお話しする程度で済むんです。
ごく稀に酔っ払っているおじさんに話しかけられる事もあるけれど、基本的にはゆったりと過ごせる。
私はお酒を飲まないし、BARまで行くのに車だから強制的に飲んではいけないので、愛想程度にマスターさんに一杯ごちそうします。

ここからが本題で。
不安や憂鬱、死にたいという気持ちは急にやって来ます。
十何年とこのメンタルですが、いまだに何がトリガーなのか全くわかりません。予兆すらも掴めないまま生きています。
日頃、お風呂に入る事も重労働な私は死ぬわけでもないから必要な時しか入りません。

しかしBARに行きたい時は憂鬱な時や寂しい時。
行きたい時に限って
髪はボサボサ、なんだったらフケだらけ
メイクはもちろんしていない。

まずお風呂に入る所からのスタート。
そこで8割は心が折れて外に出るのを諦めます。

そもそもBARだけではありません。
急に数少ない友人からの誘いがあったとしても
お風呂というハードルを越えなければならない。

健康な人からするととんでもなく不潔でものぐさな奴に見えると思います。
その通りです。

とにかく、この寒い時期に
布団から体を出す(∞)

服を脱ぐ(30秒)

風呂に入る(20分)

服を選ぶ(3分)

服を着る(1分)

髪をドライヤーで乾かす(20分)

スキンケアをする(5分)

メイクをする(20分)

この工程をこなしてやっと外に出る事ができる。

場合によってはメイクの工程は省かれるとしても
BARなどの場合、私はメイクをした方がより普通の人っぽく振る舞えるんではないかと思って欠かせません。
本当の意味での仮面です。

ドライヤーも髪の毛が腰まであるので時間がかかります。
では、髪の毛を短くしたら?とも思うけれどきっとお風呂に入るハードルの方が高いので
長くても短くてもそんなに大差はないはず。

家から出るまでがその日の一大イベントです。
気力の半分は持っていかれる。

どうすればこのハードルを下げる事ができるのか?
前もって予定がわかっていて、風呂に入る覚悟をする時間を取ってみた。結果は同じ。

数日前からの予定も、直前になると途端に面倒に感じてしまうので積極的に予定は入れません。
なので突発的な予定でなくともハードルの高さは変わりませんでした。

お布団から出る、何かアクションを起こす事がたまらなく億劫になってしまう。

お風呂以前の問題なんです。

元々の先延ばし癖と、不潔でもどうにかなる生活習慣と、憂鬱な気分の相性が良すぎる。

頭では外に出ないと、何かしないとと焦るのに
焦るほど憂鬱になる。

これではずっと布団にこもったままじゃないか。

布団の中は私に優しすぎる。

解決しそうもないのでこの辺りでやめておこう。

いつか「うわ!汚ねぇな!」と言える側に立つ事を夢見ています。


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