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妊娠までにやったこと(42歳妊活4年・AMH0.3【⑤転院…まさかのお断り】

★これまで★
クリニック受診→タイミング法(3回)→転院→人工授精(3回)
と短めのスパンで、ごく一般的な不妊治療の道を歩んできた当時39歳(AMH1.0)の私。
ちなみにこの時リモート無しフルタイム、かつ片道1時間半の通勤をしながらの妊活生活でした。
辛かったとしか言えない修行の日々🥲

ステップアップにあたり転院!

さて、2つめのクリニックで人工授精にトライすること数回、夫婦ともに不妊の原因になりそうなものの特定もできず、淡々と一律の治療をすることに全く手応えを感じなかった私は、早めのステップアップがいいのでは、と思うようになりました。

そのクリニックのまま体外受精に進むこともできたのですが、採卵前には深夜に他の病院に行って注射をしなくてはならないとか、通常字も注射の度に来院とか、通院の難易度・頻度が高く、仕事を続けながらの治療があまりに厳しいと感じ、他の病院を探すことにしました。

『最後の砦』

転院するにあたり、どの病院を選べばよいか本当に迷いました。ネットで様々な情報を集めることはできましたが、自分にとってどこがいいのか、この病院とあの病院の違いは何なのか…一人で判断するのは至難の業でした。

なのに、この病院選びで運命が変わってしまうのかも、という気持ちも湧いて、病院を調べようともしない夫に勝手にイライラしたり。。一人でイライラするくらいなら「こうしてほしい!」と明確に伝えるべきなんだと徐々に気づいていくんですが🤣

…で、病院選びに悩みすぎた私は友達に不妊治療の事を打ち明け始めました。すると相談した4人ほどのうちの3人から同じ病院名が出てきたのです。新宿にある有名な病院のようで、自分が行ってた、お姉ちゃんが行ってる、同僚が通い始めてすぐできたよ、など。
調べてみると、総患者数や実績数、妊娠率など具体的な数値が出ていた事、規模的にも設備的にも申し分なさそうなことが分かりました。また、平日夜や、土日祝日盆暮正月までほぼ一年中やっている点もこれまでにない大きなメリットでした。

他にも良い病院があったのかもしれませんが、新しい病院を求めているときに、病院を特定するかのように情報が集まって、縁を感じて、すぐに初診の予約を取りました。
年末、大晦日近くのことでした。

そんな時まで病院がやっていてくれた事も、自分にとっては、本当に有難いことでした。

治療開始!!…と思いきや

初診の日。
妊娠に大きく近づく一歩になるはず!
と期待と共に新しい病院に足を踏み入れました。

血液検査など一通りの検査をしていく中で、内診もあったのですが

流れ作業的に進むはずが、
先生「ん、、ちょっと何かあるね…少し詳しく見てみよう」
と違う内診室に移動になりしばし待機。

膣からの超音波検査ではなく、子宮鏡検査をするようでした。
この時頭をよぎったのが、あの激痛の卵管造影検査です。
https://note.com/siny3909/n/n15e9c5380924

隣の内診ブースからサラッと診察が終わっていく声がする中、明らかに何かあるといった体で残された私は、不安でしかなく、この時のこと(子宮まで管が入りにくいこと)を先生に伝えました。

そして子宮鏡で検査してもらうと…案の定スムーズに入らない上の激痛ですまた気を失っていたのです。

目が覚めて

目覚めると
先生「子宮内にポリープのようなものがあります。」
「〇〇さん今、血圧がかなり下がってしまって意識がなくなってしまったんです。しかもこのような事は今回が初めてではないということで、今後も同じ事が起こる可能性がかなり高いと言わざるをえません。そのため、こちらではこのまま治療を受けていただくことができません。」
私「そうですか…。では、ポリープの治療が終わってからこちらで治療ということですね」
先生「いえ、今後についてもこちらでは治療できません。麻酔が可能であったり、万が一の対応が可能な病院で見てもらってください。」
私「えっ……(絶句)」

探しに探して、最後の望みと思ってこの病院に来たのに
治療を受けることすらできないの???

そしてポリープって、、
ここまでの約半年間、ふたつ病院に通っていて何にも言われなかったけど、今までの病院何だったの…
今更すぎる。

新しい治療と可能性に向けてワクワクしながら来たはずの病院を、味わったことのないショックを抱えて後にしたのでした。

教訓

今にして思えば、見逃され続けてきたポリープを一発で見つけてもらえた、それだけでもこの病院に来た意味があったのだと心底思いました。
ちなみに、この後大学病院でポリープ等諸々の手術をする事になるのだが、手術後すぐに自然妊娠が分かる。

ポリープは大したことがないようだが、それが子宮内にあることで確実に妊娠・着床の阻害要因になること、そして不妊治療においてどんな病院を選ぶかが、やはりとんでもなく大事なことなのだと思い知る経験であった。る


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