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トレーナー申請者の皆さんへ(後編)


後編では、いわゆる「ねつ造&恣意的な申請」に関するアレコレや、申請ポイントを探すためのヒントなどをまとめてみます。どっちも割と大きなテーマなので分けたいけど、今回の記事は「申請のためのキッカケ作り」だと思うのでザックリでいきます。

もくじ(前編中編はこちら)

①既に誰かが生やしている可能性を考えよう
②周辺事例を参考にしない

③ストリートビューの活用
④面倒くさそうなものほど生えやすい

⑤ねつ造や恣意的な申請はするな

⑥POIを探すためのヒント

昨今、色んな情報が出回ってます。攻略サイトやゲーム記事、TwitterやYouTubeで発信する人もいますが、こと申請に関して言うとすごくシンプルで「珍しいものをUPする」だけなんです。

冒頭からお伝えしてますが、既に目立つランドマークは大半がポケストップになっています。なので、珍しいもの(下の画像の歴史説明だとか)を探せば自ずとポケストップにしていけます。

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え?自宅の近くで手っ取り早く探したい??

活動している人が把握できる数名程度の地域なら、上記のランドマークもまだポケストップになってないかもしれませんが、ジムも見えるところにあって、少なくとも十数名以上近所にいそうなら、あんまり期待しない方がいいですよ。

そこらの電柱や掲示板を申請しても生えませんし、地域全体がマークされて生えそうなものも疑いの目で見られるようになり、却って生えなくなったりします。ホントにマークされますからお気を付け下さい。

⑤ねつ造や恣意的な申請はするな

割と重要なのですが「このくらいなら…」という申請をよく見ます。例えばこれですね。

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トレーナーが多数いるから必要、というのは個人的な都合であって、だったらポケストップの多いところまで行けばいいんじゃないの?となります。周りのトレーナーだって望んでるもん!と思うでしょうが、それは他の地域も同じですから理由になりません。

地域活性化のためというのも、例えば地元のお店と協力関係を築いてお店応援プログラムの制度を利用すればできるし、そもそも単に人が集まる=地域活性化というのは理解されにくいです。この辺は後述します。

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こういう言葉も恣意的なものとして受け止められます。それってアナタの感想ですよね?という話は避けて下さい。珍しくもないものを子供やお年寄り、果てはハンディのある方をダシに推薦する…心証がいきなりマイナススタートします。

ねつ造も、自宅方面に故意にピンを寄せる、家の周りにこじつけて申請を繰り返すといった色んな手法があります。

覚えておいて欲しいのですが、特に審査ガチ勢の多いIngressの人達はWayfarerの規定のない時代から申請を行い、そうしたものの審査処理もしてきました。「かなりの数、ねつ造されたものを審査した経験がある」んです。このため割と簡単に見抜きます。少々細工してもバレます。大幅に細工すると通報します。

もちろんすり抜けることもあるのですが、今後は通報によって処分されることが明記されています。それだけでなく消されたポケストップはマーキングされるとあり、以後は二度と生えなくなります。

NIAはデータをかなり詳細に蓄積しているといわれており、恐らく不正な動きをしている人はどこかでBAN(アカウント停止)される可能性があると思います。へーきへーき、と思ってたら、ある日大事なアカウントがなくなるという可能性もあるので、見えてないと思わない方がいいです。

それとAGとトレーナーの認識にかなり差があると個人的には思います。僕の知る限り、近場でも割とナチュラルにGoogleアカウントのパスワードを教えたり、複数アカウントを持っているトレーナーを見かけました。Ingressの世界ではタブーと言われ、ほぼ全員99%の人がしない行為です。そしてPokemon GOの世界では日常の中でかなり普遍的に見られる。これは相当な認識差と言わざるを得ない状況です。

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Ingressでは陣営戦といって様々な作戦を陣営内で協力して行います。また地域活性化についても、地元自治体や観光協会と交渉・協力して多数の人を集めるなどのイベントを世界中で行っています。公式イベントはミッションディを中心に日本各地で30回近く開催されてきたはずです。

こうした活動をするためには、ゲーム上のルールはもちろん様々なルールを守らないと貫徹できません。ですので、先の複数アカウントやWayfarer規定も含めルールに厳しくなります。そうしないと諸々のイベントが行えないだけでなく、それが巡り巡って世間の人達の厳しい目に繋がっていくことを潜在的に理解しているからだと思います。大なり小なり、僕の尊敬するAGの皆さんはそう考えていると思います。

「このくらいなら…」を認めないのは、それを認めると②周辺事例を参考にしないで見たように「どこそこでポケストップになってました!」という流れから徐々に拡大解釈され、制御が効かなくなることを知っているから。みんなで長く遊ぶために、今ただ楽しみたいという欲望をマイルドに抑えませんか、ということなのです。

長くなるので、この辺にしますが「厳しくなる前に申請しとけ」というツイートを最近見かけました。

その手の言葉には乗らないようにしましょう。転売で儲ける人と同じで、要はダメなものを増やそうと扇動しているんです。ここまで読まれた方なら、それが長く遊びたい人の発言かどうかわかると思います。

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⑥POIを探すためのヒント

さて、ポケストップを増やすために色んな方法があります。珍しいものを探すのに、検索機能を使うことは多いと思います。史跡や博物館などはじゃらんのページでも十分調べられます。僕は旅先申請するとき割と使います。

あと、もっと細かく知りたいときは、地元の役所にある文化財関係のページを見るのもいいです。詳細に載ってて位置もわかりやすい。呉市の場合ですがパンフレットをダウンロードできます。

これで地元の見つかってないものを探してみましょう。割とまだまだあると思います。あ、呉市は僕がまぁまぁ探したので目立つところは結構Liveしてるかも…

図書館も利用しましょう。司書の人に「ポケストップのために歴史的な場所を探している」など聞けば、具体的な本を勧めてくれます。

歴史系もそうですが、自然系の申請も割といいと思います。特に鉱物系はオススメ(樹木系は倒壊すると割とすぐ指定解除になる)です。

説明板がないと認められないけど、実は結構な比率で未申請なので(ホントは教えたくないけど)僕は最近よく申請してます。

さて一応、これでいったん終了です。増補版では「生えやすいポケストップのランク」「これなんで生えないの!案件の実際」などを予定しています。

以上です。

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