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トレーナー申請者の皆さんへ(中編)

前回、①既に誰かが生やしている可能性②周辺にある事例をそのまま申請に使うことの危険性について書きました。次は申請に役立つ情報…なのですが、多分「申請って、そんな面倒くさいの!?」って言うと思います。

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そもそも申請してポケストップになるというのは、場所によってはゲーム上の優位を保てたり、商機に繋がったりします。考えてみて下さい、伊藤園さんやソフトバンクさん、セブンイレブンさんが何億円も出資してポケストップ(POI)をお店に置いてますよね?各店舗に分散しても、相当額を年単位で払っているんです。それをタダで自分の周りに置こうって、かなり虫のいい話だと思いませんか?

なので「リジェクトされた!」と騒ぐ前に、本当に価値のあるものだったのか考えてみましょう。要件をちゃんと理解し、丁寧に申請を行えば高確率でLiveします。この辺は後編で述べます。

もくじ(前編はこちら

①既に誰かが生やしている可能性を考えよう
②周辺事例を参考にしない

③ストリートビューの活用

④面倒くさそうなものほど生えやすい

⑤ねつ造や恣意的な申請はするな
⑥POIを探すためのヒント

余談ですが後編で終わらずに増補することにしました。申請する際に僕がイメージしている「審査員が通しやすい具体例」を列記してみることにします。番外編みたいな感じかな。


さて、今日のお題です。

③ストリートビューの活用

よくあるのですが申請で補足画像(対象を撮ったあとに撮る補助の画像)が遠くを撮っていたりして、意味がよくわかってなさそうなケースがあります。多分、スマホにストリートビューのアプリが入ってないんだろうなと思います。

このアプリは凄く便利で、是非活用して欲しいのですが、申請時の用途は大きく分けて2つあります。

A:ポケストップ候補の周辺の状況を確認する

B:ポケストップ候補そのものを撮ってGoogle上にUPする

などの機能があります。実はBの方が便利なのですが、覚えることが多いので今回は割愛します。Aで慣れたらチャレンジする、という方がいいと思います(僕も最初そうしてました)。

※Bは意図せずGoogleアカウントが表示され、本名登録などしていると個人情報が漏れたりすることがあります。最初は慣れた人と行って下さい。

なお、Aだけ知っててもかなり役に立ちます。今回は実際に僕が申請した事例を使って雰囲気をつかんで貰えたらと思います。

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今回はこの事例にします。僕の地元・呉市にある戦艦大和のカラーマンホールです。申請はこのように真上から単純に撮影しています。

で、これがGoogleアプリで見るとどんな風に見えるか、リンクを貼ってみます(スマホの人はアプリのダウンロードと登録をしておいてね)。

道路から電柱とマンホールを見てる感じですね。ですが、これだと道路の真ん中に立たないと同じ写真を撮れません。僕はどんな風に撮ったかというと、こんな具合でした。

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歩道から対象物を撮るのですが、停止線・信号機・ガードレールを意図的に入れてます。場合によっては衛星写真から確認されても、目印になるかもしれないものを写し込みます。

ややストリートビューのアングルを変えてみます。

補足画像とほぼ同じだとわかるでしょうか。いま左真横にマンホールがあります。要はストリートビューと同じ見え方をさせつつ、対象物も写し込むんです。そうすると審査員は「あぁ、ここに申請したいものがあるんだな」とイメージしやすくなります。

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この辺イメージ通りにできるまで練習を重ねるしかないですが、ストリートビューと同じように見せつつ候補を併せて撮るというのは、申請の際に非常に重要なので覚えておいて下さい。審査員にどう見えているか、という視点で考えます。

アプリを入れておくことで、現地でストリートビューと同じ補足画像を撮ることができます。

④面倒くさそうなものほど生えやすい

前編でも触れましたが、割と目立つランドマークは大半がポケストップになっています。その中でも面倒そうなものは申請されにくいと覚えておきましょう。例えば公園と石碑があるとしたら、どっちが説明文少なくて済む(=面倒でない)でしょうか。当然、公園ですよね。

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石碑が良いのはわかるけど、アレってお墓と区別できないし、何て書いてあるか読めないし…って思いませんか。なので面倒くさいから申請されにくいんです。遺跡の説明なんかも長々と解説が書かれているので、面倒くさいと思われがちです。

僕や一部の変態AGの間では大好物として探されますが、普通の皆さんには面倒な対象でしかないでしょう。ただ、そこらの目立つものだけ申請してても、他の皆さんも同様に申請しているはずで競争率が高いだけです。それに同じものを申請していたら、いつまで経っても増えません。

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それと公園申請なんかで、新しすぎてストリートビューが未設置のためリジェクトされてしまうケースがあります。新しいものは皆さん目にするらしく、よく申請しています。

ですがその手のものは、ストリートビューを設置する工程(上記の③-B)を覚えるか、Googleが設置してくれるまで待つかしかありません。

新しい施設は誰もが申請しようとしますが、その分工程が必要(=面倒)になります。ストリートビューのないままポケストップをLiveさせるのは、最近ほとんど無理になってます。

追記:

③でストリートビューを見れる状態ならば、目の前にあるポケストップ候補が見えるかも確認しましょう。ストリートビュー上で見えてない場合、一時的な設置を疑われることがあります。長い道路の途中や森の中の道などは、同じ景色が続くため、位置を確定できなくて否認されることも多いです。

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上記のアンケートは僕や審査勢の皆さんに相談しつつ作成していますが、ご覧のようにストリートビューから見えないと低評価を下します。★★★☆☆というのは評価で言うとゼロとされ、幾ら取っても反映しないとされています。実はこれまでに虚偽で生やしたり、位置を大幅にずらしてLiveしたものが見つかった結果、ストリートビューがないと信頼されなくなっているのです。

よって、ストリートビューで見えつつ、あまり見向きされない石碑系が一番安定的にLiveします。ただ申請の時に「タイトル:石碑」「説明:石碑です」だとリジェクトされやすいです。

じゃあ、どうするのか?以下の画像を参考にちょっと書いてみます。

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もし石碑の内容が読めない場合、タイトルは「〇〇地区の石碑」とかにしましょう。「〇〇何丁目の石碑」とかでもいいです。あとお墓の近くのものは石碑じゃない可能性大(墓石は一発リジェクトされます)なので、避けて下さい。

説明文ですが読めたら「昭和46年です」など年号だけでもいいので書くと良いと思います。年号があるだけでもLive率は大幅にUPします。石碑にある名前とかも読めそうなら書いておくといいと思います。「町長・上瀬とあります」だけでも全然違います。

ただし虚偽は書かない方がいいです。次章、後編で書きますが、恐らく将来的にズルしてる人がペナルティを食らう可能性は高い。その辺を後編で述べていきます。

以上です。

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