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彩ふ読書会 大阪(第三部)推し本 4月23日 さらっと速報版

二ヶ月ぶりに彩ふ(いろう)読書会へ。行楽シーズンの日曜日とあって大阪市内は、クルマも少なく静かだ。

二名のキャンセルありで六名で推し本を紹介。時間たっぷりで話が弾み充実した時間になった。

紹介された本

老人と海 ヘミングウェイ 光文社古典新訳文庫 漁師サンチャゴと巨大なカジキの三日間にわたる闘い

エネルギーをめぐる旅 文明の歴史と私たちの未来 古舘恒介 エネルギーの視点からダイナミックな人類史をたどる

漢字再入門 楽しく学ぶために 阿辻 哲次 漢字の成り立ちや読み方など漢字が好きになる

女性脳の特性と行動 ローアン・ブリゼンディーン すべては生物学的なホルモンの影響から 女性理解の一歩に

子宝船 宮部みゆき 長屋住まいの岡っ引きの奮闘記 江戸っ子の心意気と人情噺が光る

ロスト・トレイン 中村 弦 廃線マニアの男が失踪、行方を追う私に謎と哀愁漂う旅が始まる


「知の贅沢時間」メモ

本の紹介と感想以上に 紹介者の知性に触れて、交わって新しい光が差し込んでくる。

自分にとっては当たり前でも 他者から見れば大きな気付きや驚きになる。

本の感想をびっしりノートに書く人、感想をSNS投稿する人、趣味や経験からの深い知識と広がる話題は限りがない。

著者の個性や関連作品、自身との関わり方、読書の地平は限りなく広い。

その人を知る名刺代わりになるのは、どんな本を読んでいるかを聞くのが一番早い。Twitterにもある。

読書好きという火花が小さな炎になる。やがて大きな炎となり 自分を明るく照らし出す。

特定の趣味や興味での話題も楽しいが 読書は人間に奥行きと知る喜びを与えてくれる。

オンラインやリアルの「哲学カフェ」に参加している人がいた。興味津々だが 詳しい話が聞く時間なしで残念。

マイ・ルールで紹介された本を読んでみるがある。自分の興味の外にある本、ページ数が少ない本など。今回は「ロスト・トレイン」にした。


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