彩ふ読書会 大阪(詳細版)1月14日(土)
2023年、最初の彩ふ(いろう)読書会。初参加が2名を含む男性2名女性6名の8名。
どんな本を紹介くれるかなという期待と 女性が多いので少しの緊張があった。早めに入り会場の準備をする。
フタを開けてみれば
大好きな著者、熱い物語を紹介したい!活発な質疑や感想交換、詳しい説明などで いつもは1時間だが今日は90分!その後のガストでのランチ会にも全員参加して さらに楽しい時間を過ごしてきた。14時半に解散。
今回紹介された推し本(おすすめ本)
あしながおじさん ジーン・ウエブスター
ユーモアいっぱいのシンデレラストーリー。別の本のバッドエンディングでゴミ箱に投げ捨てたという衝撃の発言!
やっぱりハッピーエンドがいい!タイトルは知っているけど中身を知らない本のひとつ。3月25日の彩ふ読書会の京都の課題本。
何もしない ジェニー・オデル 僕の紹介本
シンプルなブックデザインと題名に惹かれる本。読書家のオバマ前大統領のおすすめ本。注意経済という初めて聞く言葉。
SNSの「いいね」が、貨幣以上の価値を持つ現代。距離を置くには どうしたらよいか。集中できる体験を見つけるには?世界を見る、感じる方法を探す旅に出よう。
午后のアクビ コマツシンヤ
日常のおかしなこと、心に染み込むショートコミック集。視覚表現のマンガを紹介するのは、難しいようだ、物語なら説明しやすいが、ショートなら どう伝える?ほのぼのとした感じの絵が親しみやすい。読みたいので注文して読了した。
本にまつわるエピソードが数点あり 小さな夢物語がいいね。
和菓子のアン 坂木 司
和菓子店で働く女性が、和菓子に目覚めて奮闘する。和菓子の歴史や文化に触れて 仲間から学び成長していく。身近にありながら遠い存在の和菓子。価格が高い、茶道との関連など とっつきにくいイメージがある。自宅近くの和菓子屋を利用していたが、店員さん任せで買っていた。たぶん(絶対)和菓子を食べたくなる本?
カラメルの川 山口ビタリ
事故をきっかけに崩壊する家庭。過去と向き合うことで成長していく。絶版本で入手が困難みたい。noteで発表されたりしての 自費出版に近いらしい。謎解きのミステリ要素もあるが、ラストはうまくまとまるらしい。人それぞれの生き方と悩みがある人生。共感したり学んだりできるのが魅力かな。
お友だちからお願いします 三浦をしん 人気作家の笑い、感動なんでもありのエッセイ集。
僕も書いてみたいエッセイ集。特定の分野に詳しい人は、ていねいな調査や取材をしているはず。人気作家らしいが読んでみたい。
ロビンソン・クルーソー ダニエル・デフォー
孤島に流された男のサバイバル術。名前は知っているけど中身は知らない本のひとつ。発表者はボードゲームファンで 同名のゲームがあるらしい。
孤島に流された男のサバイバル術。食べ物、水、家、安全などやるべきことは多い。健康を維持する肉体面はもちろん精神面が一番気になる。無人島での寂しさ、人恋しさなど耐えることができるだろうか。小説ではオウムや犬が登場しているが、亡くなったときのエピソードは辛そうだ。
彼女の知らない空 早瀬 耕
カバー表紙はロマンスものと思ったが、中身は自衛隊の存在や企業戦士の戦いを描く。戦争をする、加担する立場になったとき 殺人を意識できるか。それとも任務を遂行するだけか。日本人の知らない空での戦争という意味だろうか?
まとめ
初参加3名や女性が多く、読書会が盛り上がった。僕はサポートメンバーに過ぎないが、読書会を楽しみたいし、盛り上げたいという思いがある。継続して参加しているのは雰囲気がいいから。各自が自分の言葉で発表できる雰囲気は大切なこと。
これからも楽しみたい。
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