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タイ・ベトナム周遊ツアー 6日目

【2023タイベトナム周遊ツアー】6日目


起床は7時。NHKニュースで東京で雪が降っていることを知る。ホーチミンは快晴。おそらく今日も暑くなるだろう。シャワーを浴びて目を覚ます。

頭がはっきりすると同時に、昨日ちらほら見かけたちっさな虫が増えていることがわかった。昨日は蟻っぽく見えたが、おそらくはシラミだろう。そう思うと急に気持ち悪くなり、フロントに文句をつけたが、agodaに話をしてくれと突き返される。

agodaのチャットサービスで部屋の酷さを訴えると、しばらくしてからフロントが部屋に来て、「いい部屋にアップグレードさせてくれ」との提案があった。

正直もうこのホテルにはいたくなかったのだが、提案された部屋は今の部屋と比べて断然新しくて清潔だったので、提案を受け入れることにした。違うホテルにするにしても、チェックイン開始の14時くらいまで荷物を持ち歩かなくてはいけないので、苦渋の決断だった。

何にしても貴重な海外旅行の時間を残ったことには違いないので、気分は良くなかった。


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虫騒動が終結したのが11:30頃。もう昼じゃん…お腹が空いてきたので、ベトナムといえば!のフォーを食べに行くことにした。Kindleでダウンロードしてあったるるぶはあまり役に立たないので、またgooglemap大先生を開くと、徒歩3分位のところに高評価のフォー専門店を発見、突入する。

店構えはかなり綺麗で清潔なので安心して食べられそうだ。店に入ってメニューを見ていると、注文前なのにたっぷりの香味野菜ともやしが運ばれてきた。あー、フォー専門店だからどのみち野菜がつくので、先に持ってきたわけだ。納得。

注文したのは牛肉が入っている「フォーボー」だ。あっさり牛骨出汁のスープに幅広の米粉麺、刻んだパクチーのシンプルな構成。そこに先に運ばれてきた山盛りの野菜を突っ込んでワシワシと行く。ちなみに昨日のバインセオでも同じ野菜が山盛りだったので茎ごとまるっと食べたが、調べると葉っぱをちぎってスープに入れるらしい。原始人的に食べてしまったのでちょっと恥ずかしい。柑橘と砂糖の効いたアイスティーを飲んで、今日の目的地「戦争証跡博物館」に向かう。


フォーで箸上げ

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ベトナム戦争証跡博物館は、1955年〜1975年にあったベトナムを南北に分けた戦争の記録と、当時行われた悲惨な拷問、枯葉剤による人体への影響など、リアルな戦争に関する情報を展示している博物館だ。

戦争の悲惨さという点では、広島や長崎で見た原爆資料館に似ているかもしれない。

展示している写真や資料のほとんどには日本語の説明がないため、ニュアンスで英語をなんとなく斜め読みして大意を掴むくらいしかできない。そこで、グーグル大先生にの機能に「グーグルレンズ」というものがあったことを思い出す。スマホのカメラで外国語が書いてある看板などを撮影すれば、勝手に翻訳してくれる神機能だ。これのおかげで、展示内容をしっかり理解することができた。(周りを見ると結構同じことやっている人がいて面白かった)


40代なら知ってるはずのベトちゃんドクちゃん

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博物館を歩いていると、外気の暑さもあり汗が吹き出してくる。今朝の虫騒動からあまり気分が優れなかったが、海外で体調を崩してしまうと帰国できない恐れが出てくるので、大事を取って早めに部屋に帰り昼寝をすることにした。幸いきれいな部屋にアップグレード済みなので、何の心配もなく寝られる。この5日間、ずっと活動しっぱなしだったから疲れが出ちゃったのかな?


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3時間半くらい昼寝をして、起きたのは18時ころ。妙な発汗は収まり、疲労感は軽減されたような気がする。やっぱり40歳超えると無理は禁物だな…

うっすらお腹も空いているし、このままホテルにいてもしょうがないので、ベトナム名物生春巻きを食べに行くことにした。

ネットで調べたところ、「wrap and roll」という地元で有名なチェーン店が、大通りであるドンコイ通りにあるので、足代わりのgrabバイタクで向かう。

チェーン店っぽい

ちなみにバイク事情でタイとの違いは、①価格がタイより安い(タイ:100〜200円、ベトナム:85円〜)、②ヘルメット着用義務あり③ベトナムは右側通行 といった感じ。近代的な電車などの交通手段の発展具合から、バンコクよりもベトナムのほうがバイクの量が多いようだ。


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お店は大型ショッピングセンターの地下3階のレストラン街の一角にあった。

お店は春巻専門店ということで、生・揚げ・手巻きなど、様々な形態の春巻きを提供しているようだったが、初来店の店では一番ベーシックなものを食べる主義なので、エビの生春巻とチキンの生春巻を2本ずつと、ベトナムビールの333(バーバーバー)ビールを注文。

程なく提供された生春巻は、日本で見るそれと大差なく、見慣れた形。ライスペーパーの中に香味野菜とビーフンのような麺とエビ(チキン)のメイン具材が入っていて、ニョクマムやピーナッツソースにつけて食べるものだ。私が食べたものは、チキンのほうが少し乾いていたのか食感が悪く、味も日本で食べるものと大差なかったのでガッカリ。食べ物はやっぱりタイのほうが好みだなぁ…。


正直あんまりでした\(^o^)/

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wrap and rollと同じフロアには様々な国のレストランがあり、和食レストランはもちろん、中華料理、韓国風焼肉、台湾風火鍋、タイ料理レストランなど、アジアをまるごと食べられるようなフロアだった。ちなみに旅行に来てからあまり肉を食べていなかったので、脂ぎった肉が食べたいと思いフロアをうろついていたが、ステーキっぽいのを出す店がまさかのペッパーランチくらいしかなかったので諦める。現地在住ならいざしらず、海外旅行でわざわざ日本のチェーンで食べる意味はないよね…


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同じフロアにスーパーマーケットがあったので、食品系のお土産を買うために入ってみる。生鮮食料品からおむつまで全部揃った店だったので、バラマキ系のお土産と、自分で料理するための米や調味料などを購入。

ちなみにベトナムのスーパーやコンビニでは何も言わなくてもビニール袋をつけてくれた。タイは言わないと袋をつけてくれない。近くの国だけど、そういうところも結構違うようだ。


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手持ちの荷物ができてしまったので、バイタクで一旦ホテルに戻り荷物を置き、夜のお散歩に繰り出す。目的地はホテルから1km位離れたところにあるナイトスポットの「ブイビエン通り」だ。

あまり事前調査をしていなかったが、とりあえず行ってみればわかるだろうと思い、てくてくと歩いていくと、通りが近づくにつれてドスンドスンという重低音が響いてくる。バンコクのゴーゴーバーが連なるナイトスポットと違い、ディスコとバーが乱立するクレイジーなストリートで、道路に客席がせり出しまくって非常に狭くなった通路に、大勢の人とバイクが渋滞を起こして大変なことになっている。そこにバーや怪しいマッサージの客引きがたくさんいて、もうとんでもなくカオスな空間に仕上がっている。バックパッカーに近いスタイルの私には少しばかり騒がしすぎるので、結局どの店にも入らないまま通り過ぎてしまう。

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時間は22時。たっぷり昼寝をしたのでまだまだ元気ではあるが、明日の帰国に備えて体調を万全にしておきたいので、歩いて帰路につく。途中のコンビニ(日本にはもうないサークルK!!)で、チキンレッグとビールを買って自室でNHKワールドプレミア厶を見ながら旅行記を書き、1時ころ就寝。


ホテルでコンビニ飯も海外旅行の醍醐味かもw

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【今日の出費】

交通費:ざっくり300円

食費 :ざっくり2,000円

遊興費:ざっくり200円(博物館入場料)

その他:ざっくり1,500円(おみや)


明日が最終日!!

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