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メンタルが強い人が知らずにやってること10選

こんにちは。しんしん心理研究所の心理師Shingoです。心理支援職をやっていると、さまざまな方と面談する機会がありますが、その中で気づいたこの人は「メンタルが強いな」と思う人が無意識的にやっていること(もちろん意識的に行なっている方もいるかも知れません)を10選まとめてみました。

メンタルの強さは、生まれつきのものではなく、日々の習慣や思考のパターンによって培われるものです。メンタルが強い人々が無意識に実践しているポイントについて、詳しく解説します。
(メンタルが強く無いとダメという意図はありませんので誤解のないようにお願いします)

1. ポジティブな自己対話

メンタルが強い人は、自己対話をポジティブに保つことが自然にできています。困難な状況に直面しても、自分を励まし、建設的な言葉を選びます。ネガティブな思考が浮かんだときも、それを否定せずに受け入れ、前向きな視点に転換します。

例えば、失敗したときに「もうダメだ」と思うのではなく、「次はもっと良くできる」と自分を励ますことで、自己肯定感を高めます。これは、日常的な習慣となっているため、無意識のうちに実践されています。

2. 目標設定と計画

メンタルが強い人は、短期的および長期的な目標を設定し、それに向かって計画を立てます。このプロセスは、自信を高め、達成感を得る助けとなります。目標があることで、モチベーションが維持され、困難に直面しても目標に向かって進む意欲が湧きます。

具体的には、仕事でのプロジェクトを進める際に、細かく段階的な目標を設定し、進捗を管理することで、達成感を感じることができます。

3. 感謝の気持ちを持つ

日常生活の中で小さなことにも感謝する習慣は、メンタルヘルスに大きな影響を与えます。感謝の気持ちを持つことで、ポジティブなエネルギーが増し、ストレスの軽減にもつながります。メンタルが強い人は、毎日の中で感謝の気持ちを忘れません。

例えば、朝起きてから「今日も健康でいられることに感謝しよう」と考えるだけで、気持ちが前向きになります。

4. 健康的なライフスタイル

適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠は、メンタルヘルスに直接影響します。メンタルが強い人は、身体の健康と心の健康が密接に関連していることを理解し、健康的なライフスタイルを維持しています。

例えば、毎朝のジョギングや夜のストレッチを習慣化することで、体の調子を整え、心の安定を図ります。

5. 人間関係を大切にする

信頼できる人間関係は、メンタルヘルスの重要な支えです。メンタルが強い人は、家族や友人との関係を大切にし、感情的なサポートを受けられる環境を作っています。また、自分も他者をサポートすることで、相互の信頼関係を深めています。

例えば、週末に友人と過ごす時間を確保し、互いに話を聞き合うことで、精神的な安定を得ています。

6. 柔軟な思考

困難な状況に対処する際、柔軟な思考は非常に重要です。メンタルが強い人は、状況が変わったときに迅速に適応し、柔軟に考えることができます。固定観念にとらわれず、新しい方法や視点を受け入れることができます。

例えば、仕事で予期せぬ問題が発生した場合、新しい解決策を模索し、試行錯誤を恐れずに実行します。

7. 自分の感情を認識し、受け入れる

メンタルが強い人は、自分の感情を抑え込まず、しっかりと認識し受け入れます。ネガティブな感情も含めて、感情を素直に感じ、その感情をどのように処理するかを考えます。これにより、感情的なバランスを保つことができます。

例えば、怒りや悲しみを感じたとき、それを無視せずに「今、自分はこう感じているんだ」と認識し、その感情を適切に表現する方法を見つけます。

8. 効率的なストレス管理

ストレスは誰にでもありますが、その管理方法が重要です。メンタルが強い人は、自分に合ったストレス管理法を見つけて実践しています。例えば、深呼吸、瞑想、趣味の時間を持つことなどが挙げられます。

例えば、仕事の合間に短い瞑想の時間を取り入れ、心をリフレッシュさせることで、ストレスを効果的に軽減しています。

9. 自己肯定感を高める

自己肯定感が高いと、困難な状況でも自分を信じて行動することができます。メンタルが強い人は、自分の価値を認識し、他者と比較するのではなく、自分自身の成長に集中します。失敗しても自己評価を下げず、学びの機会として捉えます。

例えば、仕事でミスをしたときに「このミスから何を学べるか」を考え、次に活かすことで自己成長を図ります。

10. 現実的な楽観主義

現実的な楽観主義とは、現実を直視しながらも前向きな視点を持つことです。メンタルが強い人は、楽観的な考え方を維持しつつも、現実的な視点で物事を判断し、必要な行動を取ります。このバランスが、困難な状況でも冷静に対処する力を与えてくれます。

例えば、仕事でのプロジェクトが遅れている場合でも、「解決策を見つけるために何ができるか」を前向きに考え、実行に移すことができます。

まとめ

メンタルの強さは、日々の小さな習慣や思考の積み重ねによって築かれます。ポジティブな自己対話、目標設定、感謝の気持ち、健康的なライフスタイル、人間関係、柔軟な思考、感情の認識と受け入れ、ストレス管理、自己肯定感、現実的な楽観主義といった要素を取り入れることで、メンタルを強化し、豊かな人生を送ることができます。これらの習慣を日常に取り入れて、心の健康を保ちましょう。
メンタルの強さは強靭というイメージではなく、柔軟なしなやかさであり、レジリエンス力が高いと言えるでしょう。

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