見出し画像

私がオリンピック選手から学んだこと

こんにちわ✨

 年度末の3月に入り、環境の変化も目まぐるしい季節となった。
私は、自分を顧みて初心に還りたい心境となった。そんな中で、ふと心象風景に浮かんでくるオリンピック選手がいる。


アトランタからアテネまでオリンピック3連覇を達成した野村忠宏選手だ。

12年間も、周りからのプレッシャーを抱えながら、ひたすら自分と向き合い続け、決して自分から逃げなかった彼の勇姿は、私の人生のお手本の1人である。

体で、勝った「金」のアトランタ
技で、勝った「金」のシドニー
心で、勝った「金」のアテネ

特に、最後のアテネオリンピックの前、彼はアテネを挑戦するかどうかも相当迷ったらしい。
2年のブランクや負け続けたことにより、彼は、心技体のうち、一番変えなくてはならないのは、「心」であると気づく。

プライドが邪魔して、守りの柔道をしていた自分や体力の衰えを感じながらも、自分を見直し

ある時初めて・・・(´・ω・)

「負けてもいいや。自分がもう一度強くなるためには、負けてもいいから
まず今持っている自分の力を試合で出し切ろう。
不細工な柔道、負ける柔道であっても、まず出し切る。そこから始めよう。そうしないと自分は変われない。」

何かを吹っ切った彼の「道」を目指す者としての定まった志と覚悟がそこにはあった。

柔道と向き合ってきた時間と乗り越えてきたものすべてが集結し、体力の衰えさえも凌駕するような真の柔道家としての在り方を、彼は見事に「心技体」として、私たちに表してくれた。

私は、当時この野村選手を見た時、胸に熱いものが、途絶えることなく溢れ出てきて泪が止まらなかった。
(´;ω;`)ウゥゥ✨

これこそが、日本人の「道」を説いてくれた姿なのだろう。
日本には、沢山の「道」がある。茶道・華道・書道・柔道・弓道・・・


すべてに共通するのは
どの道も「自分と向き合うこと」だと私は想う。

他人に勝つことよりも
「自分の内側と対話し、己を知り、弱さと向き合うこと。」

私自身は、2008年に放映された大河ドラマ篤姫の「女の道は一本道」という女性としての「道」にヒントを頂いている。
(当時は、ハマって大奥の展示会に足を運んだり、脚本家である田淵久美子さんの「女の道は一本道」を愛読していた。)

人生は、心を揺さぶられる出来事がたくさん訪れる。

そのたびに
「自分の中に応えはある。自分の中で向き合うべき弱さがある。」
と言い聞かせながら、私という女の一本の道を、迷いを払い除け歩き続けていきたいと想い直してきた。

私は、野村選手のような強さにはとても追いつけないが、心の在り方を見習い、私の「道」をこれからも自分の足を動かして、進んでいきたい。

そして、紆余曲折を一つ一つ乗り越えながら、私という「芯」がいつか花を咲かせられるようにと、今日も胸を張って、活きていきたい。

どうか・・これを読んで下さっている方の華が
綻ぶ日を影ながら、お祈りして・・。

Sara

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?