神崎

病めるときも健やかなるときも書くことを誓えますか?

神崎

病めるときも健やかなるときも書くことを誓えますか?

最近の記事

ああああ

タイトルを何にしようか迷ってけれど全くもっていいものが思い浮かばなかったので、ゲームでRTAをするときの主人公の名前みたいになってしまった。 あと5日働いたらまた無職に戻ってしまうのだが、ひとまず1ヶ月休まずに働くことができたことで自己肯定感を上げることに多少は成功したと言ってもよいだろう。 今日はというと、昨日までの疲れを取るために昼前まで寝て、大学生の弟が帰省してきた後、有馬記念を少しだけ買って負け、m1を観て、寝る前にこの文章を書いていることを除けば模範的独身おっさん

    • カントリーマアムを焼いて食べると美味いぞ

      「カントリーマアムを焼いて食べると美味いぞ。」 かつて部活の激励会でそう言っていた数学の先生が亡くなられた。およそ1ヶ月前くらいのことだ。自分にとっては二年間数学の担当だったり、部活の顧問を三年間してもらっていたのでお世話になったものである。若くて身近な人が亡くなることをあまり経験したことがなかったため訃報を聞いた直後はとても驚いた。 高校生活ももう遥か昔のことのように思い出される。しかしながら訃報を聞いた直後に今回のタイトルのカントリーマアムのことが一番頭に残っていたか

      • 僕は僕の地獄を愛す

        ここ最近はメンタルも落ち気味で何もする気力が湧かないまま今月も終わりに近づいてしまった。 衝動的に物事を決定しがちな自分はこの有り余った時間をどう過ごそうか模索中だ。 二、三年前みたくゲームをしたり、絵を描いたりしても心は満たされそうにもなく、とは言ってもSNSを無限にスワイプするような日々にも飽きつつある。 圧倒的にリアルで人と接する機会がないため、そろそろ社会復帰しようとも考えたが、考えただけで行動に移すようなことは何一つしていない。 芥川賞作家の宇佐見りんが「地獄とは終

        • ワンナイトトーク

          テキトーにSNSを使って、最近はグラビティが多いかな?一晩だけ、顔も年齢も何も知らない相手と話すときがある。話した話題もたわいのないことばかりで3日後には忘れていそうで、だけどそれが1番僕には丁度良い。 昔からよくやっていた遊び?とでも言っていいのかすらわからないけれど、たくさんの人と一晩だけ話してきた。 たまにこれでもかと波長の合う人がいて、そういう人とは次の日も話したりするのだが、それは稀有な例で、今まで話したほとんどの人はもう二度と話すことはないだろう。そうやって次の

        ああああ

          夜に思うこと

          いつからだろう。快眠できなくなったのは。希望が持てなくなったのは。不安に押しつぶされうになったのは。孤独を感じるようになったのは。惰性で生きるようになったのは。 いつからだろう。人生に対して何も感じず、そして何も考えたくなくなったのは。 夜はこんなことを、思わなくてもいいようなことをつい思ってしまう。 B4の紙切れに収まる僕の人生を僕が愛せるようになる日はくるのだろうか。 悔しいなあ。悔しいと思えなくなったことに悔しいと感じる。全ての感情が薄れていく。 どうにもならな

          夜に思うこと

          あぁ寒いの嫌だな

          あぁもうすぐ今年が終わる。師走が近づくにつれ日に日に寒くなっていくにつれて気分が下がっていく。僕のこの気分の低下は気温の低下とともに毎年恒例になりつつ、かといって慣れるというわけでもなく、いや、鳥取で冬を過ごした二年間で少しは慣れただろうか?とにかく冬になると僕は人間なのに動物みたいに冬眠をしたくなるのである。 かといって冬眠するのは世間が許してくれるというわけでもなく、「こうやって文章を好きなときに書きながら、お金まで入ってこないかなー」などと変な妄想を繰り返したり、現実

          あぁ寒いの嫌だな

          失敗に花束を

          月日の経過はいつだって待ってくれなくてもう11月。頭が働いていなくて、歌詞のような文章を書きたくなる。 優しさとはなんだろう。涙のわけを訊かないことなのだろうか。あなたが転んだとき、僕はあなたに手を差し伸べるのではなく、一緒に転んで笑ってあげたい。僕はそんな優しさが大好きだ。 いつか自分も狂っていくのだろうか。不安だ。 やばい人は自分をやばいと思っていないことが、むしろ自分はいたって正常だと認識していることが1番やばいと誰かが言っていた。自分は狂っていると分かっていながら、

          失敗に花束を

          勝者の酔いには興味はない君へ

          そうだな。うーん。例えばタワマンの最上階でお酒を飲んだり。そういった勝者の酔いにはこれっぽっちも惹かれませんねえ私は。ん?妬んでるや僻んでいるじゃないかって?そう思ってもらっても構わないよ。僕は知っているからね。結局そういった行為の先にあるのはきまって虚無感や空虚感だってことを。 でもね。これはありとあらゆる幸福に当てはまることなんじゃないかな。行きつく先は虚無感と空虚感。幸福は無常にも延々と続かない。至って瞬間的なものだから。だから僕は幸福は虚無感と空虚感とイコールだと言い

          勝者の酔いには興味はない君へ

          書くこと

          書きたいこともなければ、書きたいことを見つけ出す努力すら最近はできていない。別にいいじゃないか。僕が書かなくても。僕が書いたことだってもっと遥か昔に誰かが世界中の偉人が僕より遥かに精度の高い思考で巧みな文章で綴っているではないか。いや結果論的、生存バイアスのようにそのような文章しか後世に伝わってきていないのかもしれない。 作家は間違え続けること、間違えていることを間違っていると分かっていながらそれでも貫くことが大事だ。それが一つの核になる。そこに科学的根拠や証拠は必要ない。

          書くこと

          勇気

          生きる上で最も大切なことはなんですか? 誰しも一度は問われたり、聞いたりしたことがあるだろう。 僕は聞かれたら「こういう質問を考えもしないくらい今を生きることだよ。」とか適当に答えにもならない返答をよくする。 人によって友達だとか家族だとか健康だとか、自由だとか、お金だとか無数に答えがあるように思う。 「ニーバーの祈り」というラインホールドニーバーの言葉がある。 その中に勇気という言葉が出てくる。「変えられるものを変える勇気をください。」というものだ。 「勇気」とは自分が

          精神グラデーション

          心のあり方によって精神の状態によって文章は変わる。文体すら変わる人もいる。 語彙は豊富なほど、多いほど文章は書きやすいのかもしれない。語彙はお金見たいなものだ。あればあるほど選択肢が多く使い道に困る。使い方にセンスが出る。色鉛筆とか絵の具に例えてもいいだろう。たくさんの色を持っていた方が有利だが、少ない色を混ぜ合わせて綺麗な色を出したり誰にも創り出せない色を出す人もいる。 心のあり方は作品に触れたり、人間関係だったり、社会で生きている上では多少なりとも変化せざるを得ない。微

          精神グラデーション

          クロノスタシスって知ってる?

          あぁこのタイトルを使ってしまった。以前、クロノスタシスって知ってる?と聞いてその後の歌詞を歌ってくれる人がタイプと誰かに言ったらよくわかんないって言われた。いま思い出しても恥ずかしい封印したい記憶だ。やっと、きのこ帝国の季節になりつつある。皆さんはもう金木犀の夜を聴いたのだろうか。涼しくなってきた今日この頃。きのこ帝国は秋が似合う。この前TwitterであぁもうXか、、で「きのこ帝国にいって欲しかったポジションに羊文学がいる」というポストがバズっていた。クビが折れるほど頷いて

          クロノスタシスって知ってる?

          死という美

          もうこの先の人生で遺書を書くことはないのかなと思う。死んでもなにも美しくない年齢になってしまった。人は十代の頃に得られなかったものに一生、執着すると言われいる。 僕が十代の頃欲しかったものが「死」だった。 青春だとか、お金とか名声、承認欲求が欲しかったわけではないんだ。虐められていたわけでもなく、家庭環境に少しの不幸はあったけど、それは他所の酷い環境と比べれば大したことはなくて、だけど、だけど僕は死にたかった。多分、僕は僕であることが嫌だったんだと思う。自分を許せなかった

          死という美

          地獄を二人ではんぶんこ

          僕には僕の君には君の地獄がある。地獄の大きさや深さは釣り合っていて同じくらいであってほしい。そこに愛の融点が恋の沸点があってもなくてもいいから。僕には僕の地獄がある。 きっと君にもあるのだろう。踏み込んで聞きはしないし、無理に語らなくてもいい。僕だって語る気は更々無いし、君に理解してほしいとも背負ってほしいとも思えない。 だけど、いつか心の中にある大きな地獄を同じだけの地獄を理解し合えたら、なんて奇跡みたいなことを思う日がある。 落とし穴の中で幸福にしている二人とでも言おうか

          地獄を二人ではんぶんこ

          いつか忘れてしまうから

          時間が経てば全部綺麗に忘れてしまうんだ。時間しか解決できないことがある。と伝えたとしても君は「今が1番辛いから今、救われたい。未来なんてどうでもいい。」と言うかもしれないし思うかもしれない。感情はいつだって生ものだ。時間が経てば賞味期限が切れ、腐っていく。この感情はいつ買ったのだろうかといや買ったことすら忘れる日がいつかきっとくる。 綺麗な感情も、美しい情景も、書きたかった文章も、全部全部忘れてしまう。子どもころに人は忘れるから生きていけるのだと聞いたときはなんて陳腐な表現

          いつか忘れてしまうから

          毎日投稿Dear太宰治

          連日記事を投稿して思ったのは、意外と書けるじゃんってことだ。まだ大して日数は経っていないけれど。例えるなら毎日投稿しているyoutuberの気持ちが少しわかったって感じだ。最初は楽しいのだけれど、徐々に義務感が仕事をしている感がどうしても付き纏ってきてしまう。徐々にバランスが崩れていく。やりたいことをやっていたはずがいつしかそれはやらなければならないことにしなけれならない、マストに変わってしまう。そんなことを想定しつつも毎日書くことを書き続けることを選んだ。今は質よりも量を書

          毎日投稿Dear太宰治