ワーママできるかどうかは運それだけ
わたしはいわゆるワーキングマザーというやつです
(関係ないけどワーママって言葉、なんか違和感ありません?ワーキングファザーっていわないからかな?)
世の中にはいろんなワーママの体験談や、
育児と仕事の両立のためのライフハックやスキルがあふれてますが、
わたしが育休復帰から3年経って思うのは、
育児と仕事を両立できるかどうかは、スキルとかやりくりとかの努力要素じゃなくて、ぶっちゃけ運じゃね?ということ
・夫が家事育児に協力的か
・会社に子育てのための制度が整っているか
・頼れる実家は近くにあるか
・母親自身の性質や体力
・生まれてきた子どもの気質
・借りられる人手があるかどうか
などなど、一口にワーママといっても状況が多種多様すぎて、
なんであの人はできてるのにわたしはできないんだろう
みたいな意味のない自己嫌悪に陥りがち
また、
仕事にどれだけコミットしたいか
子どもとの時間をどれだけ優先したいか
自分の時間をどれだけ確保したいか
など、ライフスタイルや生き方の指向も母親によってまちまちです
わたしの友人には、
仕事も総合職や研究職でバリバリ
×
二児の母
×
プライベートでは友達と海外旅行とかいっちゃう
みたいな、絵に描いたようなバイタリティあふれる充実した生活を送っている友人もいます(ちなみに性格もめっちゃいい)
なにを楽しいと思い、なにをしんどいと感じるかも、驚くほど人によって違います
わたしはというと、
・めちゃくちゃ志は低いけど、正社員の職は手放したくない
・会社は比較的子育てに理解がある
休みがとりやすく、時短制度なんかも利用できる(ただし、リモート環境は一切なし)
・夫が家事育児バリバリできる←これがデカい
・実家は同県内だが、車で1時間以上かかる(微妙)
・わたしがメンタルも体力も雑魚←これもデカい
・とにかく一人になりたい
そう、わたしはめちゃくちゃメンタル雑魚
そしてめちゃくちゃ疲れやすい
子育てめっちゃ向いてない
正直頑張れない
発狂しそうになったことは一度や二度ではありません
原因不明の体調不良に襲われ、大騒ぎして病院で検査しまくるも異常なし
紹介先の医師に呆れられ、不安を緩和する薬だけ処方されて帰されたことも
そんなわたしがなんとかワーママできてるのは、ひとえに夫や会社が子育てに向いてたからとしか言いようがない
そしてそれは、自己責任とか自己選択とかじゃ決してなくて、
運としかいいようがありません
(自分がどんな気質、体質で生まれてくるかも運だしね)
正直、結婚するときには何にも考えてなかったけど、夫が家事育児に協力的でない人だったら、わたしには無理だったと思います
わたしがなんか頑張ったから夫が家事育児してくれるわけでも、会社が制度整えてくれたわけでもないし
(転職する際はもちろん考慮しましたが、実際入ってみないとわからないし)
わたしが前世で悪いことしたからメンタルも体力もヨワヨワなわけでもない
たまたま
偶然
それだけです
わたしは、正直しんどいのが苦手なので、
仕事も昇進を断り、ヒラで最低限の仕事だけしてます
(最近はお局がしんどい)
より多くを得よう
より成長しよう
より生産的、効率的に生きよう
みたいなのが、ほんとに苦手です
できるなら何にもしたくないし、お金がいっぱいあったら南の島でのんびりしたいし、ベッドの中でゴロゴロしてたい
子どもはかわいいし、大好きだけど、
いつかはわたしの元を離れていく、期間限定の授かりもの、みたいに思ってます
(そのいつかのことを思うとさみしいですけどね)
このいっときの喜びのために、こんなに苦労してるのかと思うと、割に合わない気もしますが、
でも、人生なんて、その一瞬の喜びのために生きるものじゃなかろうか、とも思うのです
子育ては結局エゴだし、本能だなって思います
なんかいつも疲れてて余裕がないし、
バランスの取り方なんかわかんないし、
でも、無性に楽しく笑い合える瞬間もたくさんあるし、
正解なんかわかんないし、
たまに自分がとりかえしのつかない間違いを犯してる気がしてゾッとするし、
とんでもない幸せ者な気もするし、
なんとか舵をとろうとしながらも、どこが正しい行先なのかもわからず、日々ふらふらとさまよっている気分です
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?