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ITパスポート試験、なんとかなったの記

早いもので、もう7月も半ば。noteの更新も3ヶ月以上怠ってしまった。その間何をしていたかというと、ITパスポート試験の勉強をしていたのであった。

受験の結果は、785点。とりあえず基準はクリアしたらしい。(合格発表は翌月なので、まだ合格が決まったわけではない。)

事の発端は、勤務先がITパスポートの受験を強制してきたから。12月までに全員合格しろとのお達し。いえ、ウチは地銀であってIT企業では無いのですが…。IT知識ゼロからの挑戦に頭を抱えたのは言うまでもない。

とりあえず、テキストを買ってみた。ネットで検索し、評判がよいものをAmazonで購入。到着後、その分厚さに慄く。厚さ3センチ近くありそう、後でメルカリ で売るつもりであるが、らくらくメルカリ 便で送れるのか心配になる。

テキストの内容はほぼわからない事だらけであった。一部、前半部分に損益計算書とか経常利益とか見慣れた言葉が出てきたが、中盤以降はもう未知の世界。なんなの、このアルファベット3文字または4文字の群れ。泣きたいわ。

頭を抱えていても仕方ないので、出勤時毎朝30分早く家を出て、駐車場に止めた車の中でテキストを読むことにした。とりあえず、読む。これを3周した。(ちなみに、帰宅後や休日は読まなかった。テキストは車の中に置きっぱなしであった。だって重いんだもん。)
その後、問題集をメルカリ で購入したけど、あまり使わなかった。A4で厚さ3センチ弱という威圧的なルックスに怖気付いたのは内緒。その代わり過去問のサイトを5年分程解いてみた。
試験前の一週間でテキストをもう一度読んで、試験日を迎えたのであった。

試験は120分で100問。はっきりいって時間が無い。計算問題や理解できない問題は飛ばして先に進む。もう、会場にはマウスのクリック音しかしない。よくわからない用語が出ている。こんなの過去問になかったじゃないか、軽くパニックに陥る。画面の残り時間が刻々と減っていく。

試験が終了すると、その場で採点が始まる。
「さようなら、我が7500円」
もっと勉強しておけばよかった。7500円があれば、9mmとかキツネツキのCDとかチケットとか買えたよ。
しかし、画面に出た点数は785点。どうやらクリアしたらしい。よかった、よかった。

これが自分のITパスポート受験の顛末。約3ヶ月間、アウェイの人間がテキスト4周して過去問を解いてなんとかなった、という記録だ。これから受験しようと思っている方の参考になれば幸いです。

ああ、本当に終わったんだ。試験後に読んだ須賀敦子のエッセイは最高でした、本当に。






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