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ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編7(海底探索)

昔のトラウマを添えて

(※訳もなく小咄が長い)

古代の船の回りをぐるりと厚い泡が覆っている。海底に潜れる力を持つマーメイドハープは何かの魔法の力が働いているのか、気泡の酸素はなくならず魔物との戦闘での衝撃でも魔法でも割れない。

「割れない」といくら思おうが、海の底にそそり立つ岩石にぶつかれば心臓に悪いし、魔物の活発化のせいで生物の気配なく船の周囲は寒々しく寂しい。冷え冷えとした孤独が心に忍び込むには十分すぎるほど寂しい世界の中を、レック達の船は静かに進んでいた。

「はあ…、暗いところをずっと進んでると不安になりますねえ…」

魔物の襲来に備えデッキに出ていたアモスがそう憂鬱そうにぼやく。女性陣は、船内で食事の準備をしている。普段明るく振る舞っているだけに、本当に苦手なのだろう。しょんぼりとしながら、周囲に気を配っている。

「だよなあ、俺もこの海の底でお陀仏しないか心配になるぜ…」

はァ…と、ハッサンもアモスと共にため息をついて海を見上げた。空は遥か彼方。太陽を写す水面の輝きも海の底ではただただ暗い闇が広がっている。

太陽のように明るい二人も水を失った植物のようにしょぼしょぼと暗い。

「皆さん、敵です!」

違う方向を警戒していたチャモロが声を張り上げる。その言葉を聞いた瞬間二人はパッと顔を上げて、声をあげかえした。

「よしきたぁ!」「張り切って行きますよー!」

感傷など嘘のように、チャモロの方へ元気に走っていく。

(さっきの会話はなんだったんだ?まあ、気分転換になってるならいいけど)。アモスとハッサンの会話を聞いていた戦闘狂その3であるレックも剣を抜き、先程の感傷的な話の内容など綺麗さっぱり忘れて甲板の上を駆けた。

・マウントスノー北の祠

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海底でどう暮らしているのかすら怪しいお爺さんの法螺ぐらい吹かせてあげて。

・人魚の岩場

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人魚さんにうっとりアモスさん。

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漁師のロブさんに伝言を託すディーネ。ペスカニぶり。

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美しい容姿で「だが男だ」の可能性があるならもう何を信じていいかわからない。

・ホルストック東の海底

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主人公達の姿で見えづらいが、骸骨が転がっている。彼が、伝説の剣職人。サリイさんの父親。伝説の剣を探していたコブレは海難にあったのか、海底の名もなき祠で亡くなっている。

・ポセイドン城

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取るな入るなと言っても、RPGプレイヤーは開けれる扉の中のアイテムを根こそぎ取っていく。そういうもの。

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ポセイドン王により西の海に勝手にのさばっているグラコスの話を聞く。人魚の岩場の男の人魚に関する言葉を引きずってるアモスさん。

・パノンの祠

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パノンさんと張り合って面白さをアピールするアモスさん。

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クリアベールでジョン君に勇気のかけらを持ってくることを約束したのが、このパノンさんである。遭難して記憶を失い海底に暮らしている。彼は地上に戻れるのか…。

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現職パラディンについてる人が一般人のちょっと頭をこづいたら体ごと吹っ飛びそう。

・沈没船

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ゲントは除霊もでくるのかすごいな…、と思いきや幽霊に説教して成仏してもらおうとするチャモロ君。かっこいい。

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恐る恐ると言った調子で、苦言を呈するアモスさん。残念ながら(?)、魔物はわんさか出るが幽霊は出てこない。安心。


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