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依存し過ぎている?

コレは息子の事ではないです。
息子がテレビに依存し過ぎている、だとか。
車の映像にばかり依存している、だとか。
お母さんばかりに依存して、お父さんが寂しいだとか。

そう言った話ではないのです。
息子が依存し過ぎている。
ではなく、お父さんが息子に依存し過ぎているのではないか?
と言ったお話です。

もちろん、息子を筆頭にお母さんや家の事をいつも考えて生活する。
こんなものは依存ではなく当然の事だと思うのです。
それを心の拠り所にして、来る日も来る日も憂鬱な気持ちを抱えて仕事に行く。
コレも当然の事で、頑張る理由に家族が第一だということは依存ではないと思うのです。

それでは、何をもってして息子に依存しているのか?という事なんですが。
自分のこれからの人生を息子に委ね過ぎている節があるのでは?という事なのです。

この感覚というか、匙加減が難しいなと思い文字に起こして整理してみようかしら?と思ったのです。

息子が産まれた日から、お母さんと毎日全力で息子の世話をしてあっという間の2年弱です。
お父さんが仕事に行っている間も、息子と向き合っているお母さんは更に濃密な時間を過ごしているのです。

最近になってようやく日常生活が落ち着いてきたのかな?
と思った所に、ワガママ!イヤイヤ期の前哨戦!
みたいな感じになってきているのです。

寝ても覚めても息子の事ばかり。
仕事中に考えてしまう事も息子の事。
息子のこれからの事を考えて一喜一憂。
不安な事も山の様に湧いてきます。

それに心を割いていること自体は問題無いのです
お父さんの中で勝手に処理すれば良いのですから

問題は、息子の為を思って!の押し付けが強い親になってしまわないかが不安なのです。

今の目標は、息子が健康にしっかりとした子に育ってくれる様に全力でお父さんを遂行することなのです。
息子が産まれてから今日まで、その気持ちで生活してきたのです。

これからも、きっとそうなのでしょうが。
その気持ちを息子の人生に委ねてしまわないかが心配している部分です。
あくまでもお父さんの目標は、お父さんの努力目標であって息子の人生に影響を与えてしまってはいけないものであると思います。

立派な人間になってくれればとても嬉しいのですが、それは今後の息子が自分自身で人格を形成していく上で到達してくれれば良いのです。
決してお父さんの努力や期待で出来上がる作品になってはいけません。

自分の子育ては良かった!
立派な人間に育て上げた!みたいにお父さんの人生の成功を託す様な真似はしたくないのです。

これからも必死に息子が良き方へ進むように努力はしますし、自分自身の楽しみや幸せでもあります。
それでも、息子の成長に自分の期待や成功の可否を背負わせないようにしなければいけないと思うのです。

お父さんはお父さん。
息子は息子。
別の人間ですので。
めちゃくちゃに愛しはしても、依存し過ぎてしまわない様に気をつけないといけない。

ふと、そんな事を思った。
っていうお話。

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