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人にどう見られるか

普段仕事で色々な所を車で回っている訳なのですが、暖かくなってきて子ども達が遊んでいる姿やママやパパとお出かけをしているのを目撃する機会が増えてきています。
少し前は幼稚園や小学校の入園や卒園で正装をしている親子を良く見たり。
ついつい頬が緩んでしまったりします。

自分が親になる前では考えられない心の動きなのです。
以前までの自分なら
運転しにくいな、とか
休みに入ってくると騒がしくなるな、とか。
今でも決してこの考えが間違いだと思いません。
そう考える事は悪ではなくて、やっぱり親としての立場でなければ自然な考えかな、と思います。

今の自分自身が息子と過ごす中でついつい子どもいるのだから仕方ない、と思ってしまうことがあったりしますので。
この考えは良くないと思っているのです。
世の中から見られている目は、以前までの自分が思っていたように考えている人も少なくないハズなのです。
決して好意的なばかりの目で見てもらえることはないのです。

数年前までの自分が世の中には沢山いる事を考えて生きなければいけないと、息子共々良くない目で見られるのは申し訳ないですし子どもが小さいから仕方ないというのは自分自身が思ってしまうといけません。
迷惑をかけられる側が、好意を持ってそう言ってくれるのはありがたく受け入れていいのかもしれません。

その好意を前提に周囲に甘えてしまうのは違うんじゃないかな、と。
好意的な目で見てもらえるようにするには、やはりお父さんお母さんが頑張らないといけないのです。

子どもが小さいし、言うこと聞かないから仕方ない。なんて態度で適当に接していたら必ず誰かに見抜かれてしまうのです。
子どもが小さいし、言うことを聞かなくても一生懸命に何とかしようと頑張るのです。
自分自身が親でない時にしょうがないよな、と思えたのは結局一生懸命な人だったように思います。

ここまで考えてみて、自分が心の狭い人間だったのでは?と思い至るのですがソレも少し違うのかなと思います。
それこそ普段道行く人や偶然居合わせた人の気持ちを慮ったり、その人の立場や環境に考えを巡らせることなんてしないのですから。

今回はお父さんになって、幸運にも初めて親の立場でモノを考えられただけですので。
世の中は冷たい人ばかりではありませんが無関心な人が多いのです、そんな中で息子のこれからの評価を下げない為に行動するのはお父さんの仕事なんだろうなと思うのです。

偶然居合わせた人や、道行く人達に
なんなんだこの子どもは。
と思われるのは寂しいので
元気でいいね、かわいいね。
そう思ってもらえるように。

改めて親の立場になって考えてみたのです。

そんなお話。

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