おままごと習得伝説
休日はお買い物に行きます。
我が家は1週間分買い溜め派なので、土曜日か日曜日にしか基本的には買い物に行きません。
その際にお母さんと息子を児童館へ送り届け、その間に買い物を済ませる。
といった流れが出来ています。
ここ最近一気に冷え込んできたので、屋内で遊べる場所があるのは本当に助かります。
ありがとう、児童館。
しかしながら、息子はいつも決まった場所で同じ遊びしかしない。
という事もお母さんから聞いていました。
積み木遊びと絵本。
それから謎のペットボトルのおもちゃ。
せっかく色々あるのだからたくさんの物で遊んで欲しい、と思うのは親の勝手でしょうか?
息子としてはどうしてもやりたい物が決まっているのかもしれません。
ところが今回はお母さんから嬉しい報告。
「今日はおままごとしてたよー」
なんと。
遂にいつものお決まりエリアから抜け出し、新たにおままごとエリアに突入したそうな。
僕も帰宅後動画を見させてもらいました。
そこには木製の調理器具で何かしている息子。
フライパンと鍋を並べて、その上にフタを置いたり取ったり。
たまにフタを入れ替えてみたり。
きっとフライパンは蒸し焼き。
鍋の方では煮込み料理をしているのでしょう。
フタを置いたあとに「うんうん」と頷いていたので納得のいく調理が進んでいるのかもしれません。
その後は深めのカップに木製のスプーンを突っ込み、何かを掬っている様子。
口元まで運び、もぐもぐと口を動かしているのです。
感動ものです。
マイムで食事をしているのです。
家でも、スプーンを持って食べる動作だけ。なんて事はしません。
周りのお友達がやってるのを見て真似しているのか、お母さんが先に見せてあげたのを真似しているのかわかりませんがマイムを習得しているのです。
更には、近くで遊んでいた子どもに
「どうぞ、どうぞ」
と何かを差し出していた模様。
お母さんに聞いたところ完全に無視されていたようですが。
普段自分がやってもらっていることを、息子なりに再現しようとしているようです。
ご飯を作っているお母さんとお父さんの真似。
いつもご飯を食べる時の動作を空の器で再現してみたり。
普段は「はい、どうぞ」と僕たちに何かを渡されている息子が、誰かに何かを渡そうとしているのです。
そんな小さな成長を見ると、もう抱きしめ祭りが開催されます。
いつの間にそんな事が出来る様になったのか。
色々なことを分かっている上での行動。
他の子に緊張しているのか、遠巻きで見ているだけだった息子が自分から接触していくのです。
感情がごちゃ混ぜになって、出来る事は強く抱きしめること。
すごい、かわいい、やるじゃん、すき!
こんな感じがグルグルしています。
惜しむらくは、その姿を僕は基本的には生で見られないことです。
お母さん伝いの情報か動画。
これが残念で悔しいのです。
だからおままごとセット一式揃えてやろうかな。
とお母さんに発表したところ
「お父さんそういう所あるよ」
と一蹴されたので、しばらくは動画勢として楽しむ事になりました。
っていうお話。
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