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一緒に過ごす時間短いぞ問題

仕事をしていると当然のことですが帰宅が遅くなる日があります。
本来仕事などせずにずっと息子と過ごしていたいのですが、そこは止む無し。
人は働かないと生きられませんので。
今日も僕はせっせと働き帰宅するのです。

家に帰るのが一番幸せ。
僕の帰宅音を聞くと息子は玄関とリビングを繋ぐ扉の擦りガラス部分にキスをするのです。
反対側から広がる唇を見つつ荷物の片付けをする。
コレが幸せ。

我が家ではお母さんが本当に頑張ってくれているので、息子の生活リズムはバチバチに固まっています。
18時過ぎには晩ご飯。
19時過ぎにはお風呂。
20時にはお布団に向かい
21時には完全就寝。

といった流れです。

ですので、残業が発生したりちょっとしたトラブルが起こると息子と会うことも出来ない時があるのです。
僕の1日の活力は息子からのキスと、ギュッと抱きしめて匂いを嗅いでお腹をハムハムすることですので、夜会えないと本気で落ち込んでしまうのです。
仕事を投げ出して家に帰り息子吸引をしたい。
しかし僕も大人ですので、寝ている息子にちょっかいをかけたり起こしてまではしません。

寂しい。
というのも、まだ1歳6ヵ月の息子。
あとどれくらい一緒に過ごせる時間があるのか、と今から考えてしまうのです。
平日は長くて3時間ほど。
休日は基本ずっと一緒ですが、息子が成長していくにつれどんどん少なくなっていくのだろうか。と考えてしまいます。

友達と遊ぶ。
習い事を始める。
中学生にもなれば部活も始めるでしょう。
高校生にもなれば夜遊びも増えてくるのでしょう。

やっぱり一緒に過ごす時間は貴重です。
可愛い盛りの今は特に。
毎日成長している息子を見るのは、毎日が一生に一度なのです。

昨日まで届かなかった机の上の物に届くようになりそれを手に悪戯をする息子。
正直マジ勘弁。と思いますが、初めて手が届き悪戯する一瞬も見逃したくない。

昨日と同じ様に乗りもの図鑑を指差し車種を僕に読み上げさせる息子。
ですが、今日は急に「ブルドーザー」と喋るかもしれません。
それは明日かもしれませんし、もっと先かもしれません。
一緒に過ごす時間が短いと、それだけその瞬間に立ち会うチャンスを失うのです。

初ブルドーザー聞きてぇよ。

今日はどのくらい一緒に遊べるかな?
新しく何かできるようになってるかな?
帰った時のご機嫌はどうだろうか?
お母さんとのお散歩楽しんでるかな?

僕はいつも息子の事で頭がいっぱいです。
仕事に集中しろよ、とも思いますがそれはそれ。
一緒にいられない時間に僕ができることは想いを馳せることだけなのでしょう。

とにかく一緒にいたいお父さんの気持ちと、実際一緒にいられる時間の少なさ。
コレ何とかなんねぇかな。

というお話。

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