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初めてのお風呂

昨日は意外にも初めての出来事がありまして。
家族全員で最初からお風呂に一緒に入ったのです。
いつもはお父さんかお母さんが先に入って、息子の迎え入れ準備ができてからお風呂に呼ぶ。
そして息子が上がる時にはどちらかがタオルを広げてお風呂を上がる準備をしておく、というのが決まりというか。

1番楽に効率よく息子のお風呂を済ませる為の流れでこれまでやってきたのですが、いざ振り返ってみると皆で最初からお風呂に入ることはなかったな、と。
息子が産まれてから2年半の間で途中でお風呂のバトンタッチはあったのですが、と、

そんな意外と初めての体験を昨日した訳ですが、そのきっかけになったのが息子の要望でして。
昨日はお父さんが帰宅するのが少し遅く、息子とお母さんもお昼寝を長引かせてしまったとの事で普段お風呂に入っている時間にお父さんが帰宅、息子が晩ごはんという状態だったのです。

全体的にタイムスケジュールが遅れ気味だったので、お風呂もねんねも早めに行動したいと思い息子に
「この後すぐにお父さんとお風呂しよっか」
と言うのですが、息子は
「おとはん、おふろ、いーや」
なんて断ってくるのです。

それでも息子にお風呂入ることを約束させる事でスムーズに入浴する可能性が高まりますので、変わらず交渉を続けるのです。
「じゃあお母さんとお風呂する?」
「ぼく、おかはん、おふろ、やー!」
どちらと入るのがイヤとかどうとかではなく、単純にお風呂入りたくないのかな、と。
一緒に入る相手が両方イヤならばもうお風呂がイヤなのだろう。

なんて思い、どうしたものかと思っていると
「おとはん、おかはん、ぼーく、みーんな」
「おふろ、いーく!」
なんて可愛らしい要求をしてくるのです。
みんなでお風呂入るの?と改めて聞いてみても
「はいっ」
と返事するばかりで、適当に言っている訳ではなく本当にみんなでお風呂に入りたい様子。

それならば、と。
お母さんが先に脱衣所でお風呂の用意をするのですが、息子は急いでお父さんの手を引きながら
「ぼーく!おふろ!みーんな!」
としきりにお風呂へと誘ってくるのです。

別にそんなに急かさなくても一緒に入るよー、と伝えても興奮冷めやらずでお父さんを脱衣所に押し込んだ後に急いで自分のズボンとオムツを脱いで、バンザイの体勢で服を脱がしてくれと待っているのです。

その後はみんなで一緒にお風呂に入れたのがよほど嬉しかったのか、お風呂上がりのお着替えやお片付け、歯磨きもスムーズに良い子良い子で行えました。

こんなに喜んで良い子になってくれるのなら毎日でもみんなでお風呂に入るべきでは?と思っているのです。
意識していなかったのですが、意外と家庭内の事で初めてのイベントって残っていたんだな、とちょっと感動してみたり。

そんな感じで暮らしました、っていうお話。

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