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行けない場所などあんまり無い!


まぁ、タイトルの通りなのです。
日々息子の成長を喜んでいるお父さんとお母さんなのですが、最近は成長に困っている所も出てきているのです。

それと言うのも、家中の全ての扉の開き方を習得してしまったのです。
スライド式の扉も手が届くようになりガラガラ、っと開けますしぃ。
開閉式の扉もドアノブを捻り、ガチャっという音と共に消え去るのです。
音と共に去りぬ。

お父さんやお母さんが見ている時なら全然構わないのですが、問題は早朝やお昼寝をしている時。
寝室から1人で飛び出していくのです。
通路や空き部屋でキャッキャと遊んでいるウチは安心していられるのですが、階段や作業部屋のコードが多い部屋に行くと危険がいっぱいです。

寝室の出入り口にフェンスの設置も考えたのですが、息子を抱いて寝室に入る時に危ないのでは?
以前お父さんは設置してあるフェンスを夜中に引っ掛けてぶち壊す大事故を起こしているので、警戒も尚更なのです。

そんな訳で危険だとわかっていながらもついつい先延ばし、対処をしてこなかったのです。
そのうち、そのうちと考えていても息子はあっという間にお父さんの想像なんて越えていくのです。

息子も痛い目をみれば分かるだろう。
とも思うのですが、でもその初めての痛い目が取り返しのつかない事に繋がるかもしれない。
というような事をお母さんに熱弁したりもするのですが
過保護じゃない?
と言うような感じです。

世の中のご家族の方はどのくらいフェンスを設置しているのでしょうか?
あまりそこら中につけすぎるのも、閉じ込めているような感じがして気が引けますし。
何より、跨ぐのが手間だと感じてしまいます。
ですが、それで一生後悔するのではないか。
とも悩んでしまうのです。

息子はどこにでも行けるようになって来ています
自分の家の中でまで行動を制限するのが心苦しい気はします。
お父さんもお母さんも、心配は尽きませんか家でくらい好奇心を抑えつけるような事をしたくないとも思うのです。

こちらの苦悩など露知らず、今日も寝室を抜け出し作業部屋でジタバタしている息子を確保しつつ、また悩むのです。
常にフェンス設置の天秤はあっちこっちにユラユラしています。

そんなに悩むならとりあえず設置すればいいのにな、と文字に起こして改めて思うお父さんなのです。
優柔不断なお父さんは文字起こしする事によって、自分の考えをまとめ直すのです。

それでも結局決まらない。
そんな困ったお父さんのお話。

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