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息子専用プレイリスト

最近お歌が大好きな息子の為に音楽アプリをインストールしまして、以前利用していたBluetooth対応のスピーカーをリビングに用意したのです。
息子にはスピーカーが何かまだわかっていませんので、自分の新しいおもちゃかと思いしょっちゅういじくり回しています。

めちゃくちゃ高価な物ではありませんが、簡単に壊されてしまうには惜しい値段といいますか。
そのスピーカーが息子には大きな電話に見えるようで、耳に当てては
「もしもし?でんわするー?」
と遊んでいる訳です。

そんな訳で我が家のリビングは息子に音楽を聴かせるための環境を整えたのです。
その為に息子用にインストールしたアプリの中で息子専用のプレイリストを作ったのです。
その中に入れているのは息子の好きな歌。にするつもりだったのですが、お父さんもお母さんも息子の好きな歌を歌う事は出来るのですがタイトルが分からないのです。

それもそのハズで息子がテンションの上がる歌は大体がYouTubeで適当に流しているものや、いないいないばぁで流れている曲。
一応曲名と作詞作曲は毎回画面に出てはいるのですが、気にして見ていなかったといいますか
「始まったねぇ」
くらいにしか見ていなかったのですね。

有名どころの
「きらきらぼし」や「ぐるぐるどっかーん」
くらいは分かるのですが、聞いた事あるな?くらいの曲はタイトルが分からない事が多く。
お母さんと2人で息子のプレイリスト作りの為に歌詞で検索してみたり、いないいないばぁを早送りで確認してみたり。

ほんの数曲を登録する為に四苦八苦した訳なのです。
2時間近くかけて作成された息子用プレイリストの総再生時間は24分。
子ども向けの曲は短いものが多く曲数の割に再生時間が短く、しばらくすると再生が終わるのです。

音楽が止まると息子は
「うた、きくー?」
「うた、ないないねぇ」
と不思議そうにスピーカーを触ってみたり、お父さんの所にスマホを持ってきて尋ねてみたりともっと歌を聴いたり歌ったりしたいとアピールしてくるのです。

我が事ながら親バカなのですが、音楽のセンスがあるのか息子はお歌を覚えて歌うのが早いような気がするのです。
実際はそんな事は無いのでしょうが親の贔屓目というやつです。

そんな訳で我が家では最近30分弱の息子専用プレイリストが延々と繰り返されているのです。
息子の為に我々で作ったものではあるのですが、ずーっと子ども向けの音楽を聴いていると成人男性は精神がおかしくなってしまう可能性がある事を最近知りました。

何事もほどほどで楽しんでほしいな、と。
思ったっていうお話。

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