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こどもは良く分かってる

というお話。
毎日のように
「だめだよー」
「やめなさい!」
が飛び交う我が家。

1歳7ヶ月となった息子は自分の体の動かし方を良く理解するようになり、やらないで欲しい危ない事や入って欲しくない場所への侵入もお手の物です。
更に悪戯レベルも上がったような気がします。

「まんま!」
とご飯を要求して、こちらが準備の為に台所へ入ると僕の目を盗みジョイントマットを全部引っ剥がしてみたり。

「じゅ!」
これは飲み物の事ですが、飲み物を入れたマグカップを渡せと言っているのです。
はいはい、わかったよー。
と渡してあげると自分で上手に飲んでいます。
飲んでいるのですが、本当に一瞬目を離した隙に全部こぼしてみたり。

僕が少しトイレで席を外すとその隙に姿を消したりします。
そんな短時間でどこ行くのさ?と思い探してみるとお風呂場の手桶で遊んでいたりします。
流石にお風呂場への侵入は危険が一杯なので最近は浴室ドアにロックするのが日常となってきました。

息子も息子でお父さんやお母さんが見ていると
「だめだよー」
「やめてね」
と邪魔をされるのを分かっているので一瞬の隙を付き悪戯を実行に移すのです。

こうなってくると息子へ先手を打って阻止をする事が日常になります。
それこそ浴室ドアのロック。
マグカップの底に手を添えて、飲み終わったら「どうぞしてねー」と言っておく。
明らかに悪戯する空気を出している時は
「こっちでお父さんとあそぼー!」
と連行するのです。

自由に行動させてあげたい気持ちもあるのですが、片付けの事や怪我の危険を考えるとお父さんのメンタル的に答えは阻止です。
そんな親子での戦いを毎日行っているのです。

子どもは本当に色々な事を親が思っているよりも理解しているように感じます。
何とかして自分がしたい事をする為に親の様子を伺っているのもそうですし、危ない事をしている時もこちらの反応を伺って本当に親が焦っていると辞めているように感じます。

何より、息子は自分が悪戯している事をわかっていて僕に発見されるとニヤリとします。
そして本当に叱られてしまった時はちゃんと自分で片付けをしたりもするのです。

ジョイントマット全剥がし事件の時も
「お父さんが直すから剥がしたマット全部集めて!それがキミのやる事」
と伝えるとちゃんと全部集めて「どうぞ!」と渡してきます。

飲み物全こぼしの時も
「最後はお父さんがやってあげるから自分で拭きなさい」
とタオルを渡すと一生懸命ごしごしします。
まだ1歳7ヶ月ですのでもちろんキレイに拭き取れはしないのですが、ちゃんと片付けしなきゃ。という意思を感じます。

まだまだ自分で言葉を発して何かを伝える事はできない息子ですが、こちらの伝えていることはしっかりわかっているのです。

子どもは大人が思っている以上に色々な事を理解しているのでしょう。
そう考えると、大人同士の会話の時でも滅多な事を言えませんし、ましてや子どもに向かって心無い言葉など間違っても向けてはいけないな。と自戒するのです。

どうせわかんないだろうし。
なんてのは無いです、通用しません。
子どもは良く分かってる。
大人の想像の常に上をいきます。

だからこそ
大好き!をたくさん伝えて
それをしっかり理解してずっと覚えていて欲しいなぁ。

って思いました。っていうお話。

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