トイトレに疲れ果てるお母さん

今日は帰宅するとお母さんが疲れ果てていまして、ちょっと感じが悪いなー。なんて思っていたのですが理由を聞いて即納得。
それはお父さんに対しての対応が悪くなっても仕方ないな、と。

何があったかと言うと、お父さんが何かした訳では無く。
息子のトイレトレーニングがなかなか上手く行かないらしく、疲れ果てたお母さんに失礼な感想を抱いて申し訳ないな。とすら思うのです。

どうもお母さんからの報告を聞いたところ、トイレに腰掛けて頑張っておしっこをしようとしてはいるのですがイマイチ出し方を掴めていない模様とのこと。
トイレトレーニングをスタートしたばかりの頃は、トイレに座ると上手におしっこをできていたので息子は天才なのではないかと思ったものです。

最初の内はトイレの物珍しさや新鮮味が嬉しくて
「これがトイレか！」
と息子も用を足すこと自体に楽しみを見出していたのでしょうが、回数を重ねる毎に新鮮味が薄れて気が散ってしまう様になったのでしょう。

トイレに備え付けてあるトイレットペーパーやそのホルダー。
清掃用のマジックリンや消臭剤が気になって気になって、触りたくて仕方がないようです。
そんな感じで気もそぞろにトイレに向き合っていても上手にはできません。

それに付き合ってずっとトイレで待っているのが辛いのがお母さんです。
気が散って遊びたくなっている息子におしっこをひたすら促すのです。
それでも全然息子が出さなかったり、出してもちょびっとだけ。
そしてトイレから出てオムツを履かせると大量におしっこが出るという…

単純に出来ないよりも精神的に疲れてしまうのも納得です。
出来るのを知っているので、どうしてやらないの？という気持ちになってしまいますし。
やらなければいけない事は沢山あるのに息子のトイレに釘付けでイライラもしてくるでしょう。

毎日根気強く息子に向き合ってくれるお母さんには頭が上がりません。
そんな話を聞くと、多少お父さんへの辺りが強かったり感じが悪くても受け入れてあげないといけないと思うのです。

と言うよりそもそもがお父さんの方がイライラしているのですから、人のフリ見て我がフリってヤツです。

そんな息子のトイレトレーニングは難儀しているのですが、何度かに１度はスムーズにトイレで用を足せますので。
まだまだ始まったばかりです。

頑張れ！

例えトレーニング用のパンツを履いて、大好きなクルマの柄で大喜びしている数分後にお漏らしでビチャビチャになっても。
そしてそのパンツにそんなに不快感を持たずに通常の暮らしをしていても。

息子の成長をお父さんもお母さんも心待ちにしているので。
自分でトイレに向かう日を楽しみに待っています。

っていうお話。