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本気散歩と甘えん坊と妥協

今日は久しぶりに息子との本気散歩をしてきまして。
それもこれも数週間前から続く息子の風邪気味やお父さんお母さんの風邪気味。
ようやく体調が回復したかと思えば天気が安定しないときたものです。

そんな中で本日はお日柄も良過ぎず、曇り空に程よい風の通りでしたので久しぶりにいっぱい歩かせよう!と本気散歩を決行する事にしたのです。
息子とお父さんの2人だけのお散歩。
お母さんは残念ながらお仕事の会議の為にお休みとなります。

お父さんと2人での息子は甘えん坊になります。
これはお母さんからの証言によるものなので間違いないとは思うのですが。
明らかにお散歩時、歩くの疲れちゃった…と甘えてくるのが早いとの事。
息子は世渡り上手なのかお父さんをナメているのか、お母さんと2人でお散歩に出ている時には絶対に根を上げないような場所で疲れちゃった…をしてくるのです。
相手を見て行動を変えているのです。
お父さんなら抱っこしてくれるだろう…と。

案の定疲れちゃった…アピールをかましてきたのですが、今までとはパターンを変えてきたようで。
以前までのアピールはしゃがみこみ、立ち止まったお父さんの足に抱きついて上目遣い。
それが今では隣で一生懸命歩くのですが、似たような間隔で歩みが遅くなり顔を覗き込むと目をギュッと閉じて疲れたー、みたいな顔をしているのです。

それをコチラが声を掛けるまで続けるのです。
最初のうちはどこか具合悪いのか、と心配していたのですが様子を見ていると完全に構われ待ちの感じでした。
実際に抱っこする?と声をかけると元気よく挙手して、1度抱っこされてからは絶対に降りない!と強くしがみ付かれるのですから。

このやり取りがお母さんとの散歩コースの距離にして、ちょうど片道の場所で行われたのです。
お母さんと一緒なら復路が残っている状態。
いつもならココからも歩いて帰ります、の距離。
その位置でお父さんの抱っこから降りません!宣言をされているのですから、甘えてんなぁ、と思うのも仕方ないことです。

そして、甘えてるのはお父さんも一緒で。
復路を諦めたとはいえ結構な距離を息子の歩幅に合わせて歩いていましたので。
足パンパンになっているのです。
そうして甘えん坊のお父さんは息子を引き連れ、復路を電車に乗る事にしたのです。

一応言い訳としては、いつも夢中で見ているはたらくクルマに実際乗せてやるか!とか。
少しは公共の乗り物に慣れさせるか、とかなんとか考えながら。

駅のホームで電車に乗り込むまでは結構な興奮をしていた息子でしたが、車内での音や揺れを怖がってしまい席に座らずお父さんに抱っこされていたのでした。

まさかの片道電車に乗る事になった、本日のお散歩なのですが。
1つ分かった事はお父さんと息子が2人になると、甘えと妥協が乱舞してしまうので大事な場面では必ずお母さんにも同席してもらわねばいけないという事なのでした。

ちょっぴりお勉強になったお散歩のお話。

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